すっかりヒトカラにはまっております。
しか~し、ずっと同じ曲ばかりではつまらない!
そうだ、レパートリーを増やそう!!
そして、なぜか今!! ジャジャ~ン 鬼束ちひろでございます^^

私とワルツを

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月光  

守ってあげたい  
竜宮ホテル2 魔法の夜を読み終えました。

それぞれにつらい過去や思い出を抱えながらも強く生きていくお話というとなんかありがちな話に感じるけど、単に、諦めずに強くなりなさいとか、生きなさいじゃないとこがいいんだな。

どんなに苦しくても、遠い先にでも、明かりが見えれば人は歩いていける。
だから頑張って生きなさい!とかじゃなく、なんて言えばいいんだろ?
貴方がその明かりになってあげられるかもしれないのよ? なのかな?
決して押し付けているわけでもなく、でも少しのことで人を救うこともあるのよ。
ということを問いかけているような気がする。

後、もう一つの柱といえばオーバーかもしれないけど
過去から今に、そして未来へと のようなことも感じました。
過去のことが今の自分に与える影響。
そして、それと同じように自分の行いが未来につながっていってること。

全般にクリスマスをテーマにしてて、今の時期に読むにはちょうど良い一冊です。

なんかまとまりがないけど、一言で言い表すとしたら!

ひなぎくちゃんが可愛い  ということです  終わり
せっかくなので、もう一冊。 同作者の去年の年末に徳間文庫から発売(でいいのかな?)された、「花咲家の人々」をば

これは「風早の街シリーズ」(あくまで私個人がそう呼んでるだけですが)の最新版。

風早の街に古くからある花屋さん。
一見普通の花屋さんのようだが、実は草花と会話ができる一族が経営する花屋なのです。

登場人物としては、おじいさん、お父さん、長女、次女、長男(歳の離れた末っ子)

母親は、長男を産んでしばらくして風邪をこじらせて死んだという設定

ということをふまえて・・・・・・・

全般に草花とのふれあい、花咲家の人が花に願ったときに起こる奇跡、そして亡き母との情愛。

なかでも感動的(?)なのは、亡くなった母が幽霊(?)としてそれぞれのまえに現れるシーン。

なぜ(?)なのかというと、なんとなくあっけなくというか、ひょうひょうと現れたので・・・

ただ・・ ただね・・ 1つだけ残念なというか
ま、私が勝手に妄想しちゃっただけなんですがwwww
一番下の子の前におかあさんが現れるシーンが・・・・・
なんか、けっこう前振りあったので、意外とあっけなかったかなと

以下、私のかってな妄想

このおかあさんが現れるシーンの少し前に、両親が愛用していたラジカセが登場し、いまはカセットテープが壊れて使えない状態なのだが、その子がそれを引っ張り出してきたことと、これまた捨て猫を拾って飼うようになったことをからめて、ありがちな猫がボタン ポチ、、すると壊れてたはずのテープが動き出し、両親が楽しそうに話してる声が聞こえだし、聞き入ってると後ろからおかあさんが抱きしめて「それ、あなたが産まれてすぐに録音したときのよ」とかいう感じを、勝手に妄想しちゃってました・・・

とはいえ、全体的にほのぼのとして、これからどうなっていくのかが、楽しみです




最近全然ブログ更新してないので、最近読んだ本のお話を1つ。

あまり本など読まなそうな私なのだが、少しお気に入りのシリーズがある。
村山早紀さんという作家が書いた「風早の街シリーズ」(私が勝手に銘々・・)
この作家さんの書く物語の舞台として登場する風早と言う街には、いろんな
不思議な言い伝えや伝説のような物が多く存在する。
猫耳の少女が暮らす元ホテルを利用したマンションのようなとこや、お花と話
できる一族やら、悪の秘密結社まであるw
その中でも、私の一番のお気に入りが、タイトルの「コンビニたそがれ堂」だ。
そして、その新作が今月発売された。
それが、コンビニたそがれ堂(空の童話) です。

今回のお話は、本にかかわる人のお話というか、空の童話というサブタイトルが
ついてるように、児童書にかかわるような人たちのお話です。
そもそも「コンビニたそがれ堂」ってなんやろ?と思い買ったのが最初。
読んでいくうちにわかったのだが、心の底から探したいものがある人だけがたどり着け、
そこには何でも揃っているという不思議なコンビニらしいのだが、コンビニなのに夜
しか開いてなかったりするw
ま、店長が風早の街の神社に祭られている狐様なのだから、昼は忙しいのかもしれないw
店の売りが、おでんにお稲荷さん、そして最近はコーヒーもあるようで、これが美味しいらしい。
物語の中でも、登場人物がコーヒーやおでんを口にしてほっとするような描写が
あるが、読んでいる側の私もつられてほっとしてしまう、そんな不思議なお店。
この物語の中での店の存在って、水戸黄門の印籠なのかもしれない。
この物語を読んだ人たちは、泣いたとか書いてるが、私はむしろワクワクしちゃうんです。

そして、読み終えて思うのが、俺も登場人物の横でコーヒー飲んでたのか知れ
ないなぁ ってくらい、ほっとするような、何か懐かしいものをみつけたような、
そんな不思議な気持ちにさせてくれるお話です。

詳しい内容は、ネタバレ防止の為書きません^^;