笑いはココロのバロメーター/ゆうこvol.8 | ラ・テール ラ・メール ー小児科医 まゆこ&心理士 ゆうことのわかちあいの場

ラ・テール ラ・メール ー小児科医 まゆこ&心理士 ゆうことのわかちあいの場

子育て中のママさん応援ブログを始めました。子育てを頑張っている皆さん、あなたとあなたのお子さんは、祝福される存在であることをどうか忘れないでください。ハイジの国から、皆さんとシェアしたい情報やアイデアを発信していきたいと思っています。

こんにちは。今日も読みに来てくださり、ありがとうございます。

 

今回のテーマは、前回に続き「笑い」についてです。

 

まず、皆さんは、1日にどのくらい笑いますか? (私自身もすぐには答えられませんが。(笑))

 

一般的に、子どもの時はよく笑い、大人になると笑う回数が減ると言われています。ここスイスで見つけたあるサイトによると、子どもは1日に平均400回笑い、大人の1日に笑う平均回数は20回ほどだそうです。ハハハハが1日に5回程と数えるのでしょうか?(研究や統計による数値なのか引用元に関しては不明ですが) 約20倍の差?と驚くと同時に、「子どもがよく笑う」のはママのおかげ!と気づかされます。子供たちがたくさん笑いながら過ごせるというのは、ママたちが何よりワガコを大切に思い、毎日、子ども最優先で子育てを頑張っているからですね!

 

でも、前回お話しましたように、ママ自身は育児に追われ、寝不足や疲労感があって、「笑ってなんかいられない!」とういうときもありますよね。

 

それに、「笑い」とひとことで言っても、私たちの笑いのツボや笑い方には、人それぞれに違った個性がでます。大人になっても笑い上戸な人もいれば、学生の時からクールな人、人見知りする人、緊張しがちでニコニコしたくても思うようにできない人もいると思います。

 

でも、万が一、「以前に比べて、笑うことが少なくなった」「笑っていない日が続いている」という時は、

・怒りの気持ちや不満に思っていることがココロの中に溜まり過ぎていないか。

・休みなしの子育てがつら過ぎる、でも一人でただただ我慢している状況が続いていないか。この二つのことに気をつけてみましょう。

 

なぜかというと、不満に思っていることやイライラ・怒りがココロの中に溜まり大きくなり過ぎると、以下のような状態になりがちだからです。

・気分が落ち込んで、微笑む回数が減る、笑わなくなってくる。

・周りの人や物に、当たり始める。

・体調がすぐれなくなる。

 

そうならないためには、しんど過ぎて限界!と思うとき(できれば、限界!と感じるちょっと前に)、信頼できるお友だちや家族、相談所の方など、誰かに話をして解決策を模索してみましょう。誰かに話を聞いてもらって共感してもらうだけで不思議と気持ちがスッキリすることもあります。子どもの年齢や家族構成によっては、少々難しいかもしれませんが、定期的に、少しでも息抜き気分転換を(一人でも家族みんな一緒でも)心がけられるといですね。

 

「ママの笑顔と子どもの笑顔」相手の顔を見ているだけでどちらも明るい気持ちになり、元気になりそうですね!でも、もしママ自身が「以前に比べて笑わなくなったかも」と感じる時があったら、その原因と解決策探しを始めることがお勧めです。

1日を終える時に、「今晩は、バテ気味でイライラしていたけど、明日は笑顔でいけそう」「今日も疲れていたけど、ワガコとたくさん笑った」など、その日の「笑い」自分のココロのバロメーターとして意識してみるのもいいですね。    💛

 

 

 

 

https://www.vd.ch/fileadmin/user_upload/themes/formation/orientation/art-150612-rire_au.pdf