昨日でモーニング娘。'25春ツアーのホールコンサートがすべて終了してしまったんですねぇ。
いよいよラストが見えてきたか……
えりぽんがもうすぐ卒業というのがまだあまり実感できてません。
いつも思うけど、ホールのライブ映像も円盤にして売ってくれないものだろうか。
やはりホール公演でしか見られないものってあるじゃないですか。
回替わり曲なんかは千秋楽の大箱ではやらないものもあるし、MCの感じとか、メンバーの雰囲気とかもホールだからこそのものがあったりしますし。
FC限定とかでもいいので、ぜひ売っていただきたい。
それはともかく、とりあえずホールお疲れ様でした。
12人全員揃ったのが愛知・静岡の2日間だけというのが寂しいけど……
武道館では全員揃った姿が見られるんだろうか。
それとも河口湖で……?
現時点ではわかりませんが、待ってるからねおんちゃん。
さて、昨日『明るく良い子』のMVがアップされたので見ていきましょう。
すでにラジオで(2番までは)聴いてますが、『気になるその気の歌』に比べるとシンプルで疾走感があるナンバー。
エレキギターが気持ちいいです。
聴いてると右手を動かしたくなる。
サビにソロパートが少ないし、いろんな面でモーニング娘。のシングル曲としてはちょっと珍しい感じかも……?
カラオケで1人でも歌いやすそうですよね。
それもまた珍しい。(娘。の曲は1人じゃ歌いにくそうなのが多いので)
間奏のギター好きだなぁ。
バンドの曲なんかじゃよくある構成だけど、最後のほうはバンドじゃ聴かないメロディーラインになるのがつんく曲って感じでおもろい。
そこからのめいちゃんソロパートよ。
良いパート貰ったねぇ。
着々と歌の中心になりつつあるめいちゃん。
全体的に15期~17期のメンバーが印象的な気はします。
あとはよこやんも。
冒頭が17期2人から始まる曲、結構多くないですか?
今回もそれで、はるさんの歌声良すぎるし、げったーのいかにもハロプロ歌唱って感じの歌い方「ぅわかっつぇなぁい」も好き。
(げったーは気になるその気の歌でもこんな感じの歌い方してたな)
ラジオで音源だけ聴いたとき、他のメンバーは大体わかったんですけど、「その方が」の部分を歌ってるのが誰なのかすぐにはわからなかったんですよ。
そしたららいりーでした。
らいりーのこの「その方が」の歌声めちゃ良くない?
短いパートだけど、成長を感じられてテンション上がりましたわ。
そしてそのあとのほまたんの高音ね。
これは聴いてすぐほまたんってわかったけど、こんな力強く歌えるようになったんだねぇ泣、と感動しましたヲタクは。(元から歌は上手かったけども)
お姉さんメンバーも安定の素晴らしさ。
よこやん、ここ1年くらいで(曲でもライブでも)だいぶ目立つようになったよなぁ。
よこのパートが多いと、なんか嬉しくなる。
12期は気になる気(と勝手に略してます)でも3人揃ったパートがあったけど、今回もチラッとありましたね。
小田ちゃんは短いソロパートでも確実に「小田さくら」な歌声を聴かせるの、さすがとしか。
そしてえりぽんもまたここ数年でだいぶ目立つようになったなぁって。
歌もさらに上手くなってきたし、その美しさと存在感は唯一無二だと改めて思います。
次の曲ではもういないかと思うと、すでに喪失感が……
歌詞はこれまたつんくさんって感じですね~。
『明るく良い子』というタイトルながら、「明るく良い子って言われるけど本当はそうじゃないんだよ」という曲になるところがいかにも。
「そういうんじゃないよ」と何度か繰り返すけど、でもじゃあ具体的にどういうのなのかというのは言わないあたりが良いんだよなぁ。
ちゃんと余白があるんだ、つんくさんの書く歌詞には。
比べちゃって申し訳ないけど、星部さんなんかは余白が少なくてギチギチに(そして具体的に)書き過ぎるのが個人的には好みではない。
余白と抽象性が大事だと思ってます。歌詞には。
急に日本がどうたらって出てくるのもそうだし、「真夜中に泣いてても バレたくないが気づいて」とかも、あぁつんく節って感じよね。
自分からは言わないし、バレるのも嫌なんだけど、でも誰にも気づいてもらえないのも不服なんだよ。つんく曲に出てくる女の子は。(女の子とも限らないか?)
そういう、ちょっとめんどくさいけど限りなくリアルな(共感できる)実像を描くのが上手すぎる。
「頑張るあの子がね 腹が立つほどジェラシー」とかも、あぁ~リアルぅ~って感じw
それに腹を立てるのも理不尽だよなというのはわかってはいるんだけど、頑張って努力して輝いてるあの子を見てジェラシー感じちゃうんだろうね。
なんとなく、十代の子についての歌っぽい感じがしません?
こういう感覚も、いかにも十代って感じだし。
若いメンバーが中心で歌ってるのもそういう意図なのかなと思わなくもない。
ある意味『Teenage Solution』の姉妹曲みたいな感じと捉えるのもアリか。
ところで、サビに行く直前の音の感じ、一瞬『まじですかスカ!』のサビ前とちょっと似てません?
『明るく良い子』のサビ前の音のまま「まじですかスカ!どんな時でもポジティブで~♪」って繋いでも違和感ない気がするw
えりぽんの卒業曲だから寄せた……ってわけではないか、たぶん。
恐らくたまたまちょっと似ただけだと思いますが、なんか似てるよな~と思いました。
あと、アウトロが繊細なピアノの音で終わるの好き。
MVはテーマが「万華鏡」なんですね。
(つんくさんのライナーノーツにもそうある)
たしかにダンスは上から見た俯瞰図が万華鏡だった。
衣装がやけに派手なのも、万華鏡だからってこと?
万華鏡というワードもそれっぽい歌詞も一切出てこないのに、MVのテーマが万華鏡になるあたり、つんく曲って感じで好きよ。
こういう感じ、いまのハロプロじゃあもうつんく曲くらいでしか感じられないからねぇ。
万華鏡を覗き込むえりぽん、可愛い。
単純に考えれば、えりぽんが覗き込んでる万華鏡のなかでモーニング娘。が万華鏡っぽいフォーメーションで踊ってると捉えていいんかな。
実にエモーショナル。
とまぁそんな感じで、とりあえずの所感でした。
『気になるその気の歌』と比べると、どちらもめちゃ好きというのは大前提として、やはり気になる気のほうがモーニング娘。のシングルっぽさはあるというか、おもしろみが強いかなと思います。
最初に披露されたのは『明るく良い子』だったけど、表記順は気になる気が先になったのもまぁわかる。
個人的にも、どちらのほうが好きかどうしても言えと言われたら、気になる気かな。
でも逆にこのシンプルさが娘。としては新鮮だから、こっちもすごい好き。
卒業シングルだけどあまりしんみりしない2曲というのが、えりぽんっぽくて良いね。
えりぽんはいつも「卒業は悲しいことじゃない」的なこと言ってたから。
そんなわけで、何度もリピート致しましょう。