まーちゃんの話の続きです。
今回は主にラジオや雑誌やWebのインタビュー記事に触れていこうと思います。
まずは雑誌。
少し前に出た『Songs magazine vol.18』にも興味深い話が載ってたんですが、
『B-PASS』のほうもおすすめです。
こちら、インタビューもいいけど写真もなかなかいい感じなんですよね。
ぜひ現物を見てご確認ください。
しかしインタビュー記事の扉のところ、新曲のタイトルが間違ってますよB-PASSさん!
『愛のナンバー』になっちまってる。
校正でこれに気付かなかったのはちょっとまずいんじゃないでしょうか。
ちなみにインタビューページの文章ではちゃんと『嵐のナンバー』になってます。
むしろ扉部分のほうが目立つ文字なのにね。
インタビューの中身については、あとで触れていきます。
Webのインタビュー記事と似たような内容があるかもなので、一気にまとめて書く。
さてそんなWebのインタビュー記事ですが、全部で4つほどありますでしょうか。
タウンワークマガジン
クイックジャパンウェブ
CanCam前編
CanCam後編
濃い……
話の中身が濃くて、どこから触れたらよいやら。
こないだもチラッと言いましたけど、最近のまーちゃんは「苦手なことから逃げるのをやめる」という決意を固めて活動しているらしいのが伺えます。
苦手な曲調にも挑戦したり、苦手なお仕事も頑張ったり。
いままでは(というか前作では?)避けていた諸々を、とあるスタッフさんの(陰と陽が云々の)助言によって挑戦していこうと思った様子。
もうひとつ感じられるのは、他者とのコミュニケーションに関するまーちゃんのコンプレックスのようなものについて。
これもまぁ「苦手なこと」のひとつでもあるみたいなんですが、そもそも他人とコミュニケーションを取ることにどこかコンプレックスというか、大げさに言えばトラウマに近い感覚を持っているんじゃないかと言葉の端々から読み取れる気がするんですが、それは言い過ぎかしら。
たしかに、常人がまーちゃんとまともな意思疎通を図るというのは、そう簡単ではないだろうなとは思います。
それ故にまーちゃんとしては、言いたいことが伝わらないもどかしさとか、相手を困らせてしまうんじゃないかという気遣いとか、あるいはそのせいで相手にひどいことを言われてしまったことなんかもあるのかもしれません。
それらがある種のトラウマみたいになって、それを避けてしまう傾向にあったとしてもおかしくはないかなと。
だからこそそれも克服?するためにいろんな人(知り合いではなく知らない人)とたくさん話をしたり、伝わる話し方を教えてもらったりもしてたみたいですが。
そういうのもね、難しいですよね。
いや、こちら側からすれば、それもまーちゃんの良さじゃないですか。
唯一無二の個性だし、できればなくしてほしくない。
まーちゃんがどんどん常識を知っていって、話す言葉もまともになってしまったら、正直言ってちょっと寂しい。
でもそれはファン側の勝手な願望に過ぎず、本人としてはそのせいで本当に苦労することも少なくないだろうから、他人が無責任に「変わらないで」とか「そのままでいて」と言うのもアレだよなぁ……とか思って、そういう意味での「難しい」。
リミスタの配信でも、話にオチがないから関西人の人に怒られるみたいなことを頻りに言ってて、関西人どんなイメージだよwと笑いましたが、ひょっとしたら関西の人に「オチがないな」みたいなことを言われたことがあるのかもしれない。
まーちゃんて奔放な言動をするわりに、めちゃ繊細というか気ぃ使いだから、一度言われた言葉(良いものも悪いものも)をいつまでも引きずってしまうことがあるんですよね。
まぁだから、まーちゃん自身がもっと人に伝わる話し方をしたいとか常識を知りたいとか思ったとしても、それを止めることはできないよなぁと思うわけです。でもあんまり常識人になってほしくもないなぁ、とも。
とはいえちょっと常識を身につけたくらいで普通の常識人になるような人でもないか……と安心してるところもあります。
こないだのリミスタを見てほんと思った。変わってないなってw
挑戦という面では、楽曲に関しても1stより積極的に自分の意見を言って参加したようなことも話してましたね。
モーニング娘。時代は、大人に「今回はこれです」と言われたものを全力でやっていく形だったでしょうが、ソロになると自分がどうしたいのかも発信していかなくてはならない。
そこもまた難しいところなんでしょうけど、ファンとしてはむしろそこを見たいというか、それでこそのソロでしょう、とも思うわけです。
まーちゃんがどうしたいのか。
それがグループ時代より明確に表れていくからこそ、おもしろい。
彼女の個性が楽曲にどう表れてくるのか。
自分で曲を作るのが一番わかりやすい方法だとは思いますが、さすがにまだその段階ではなさそう。
だからせめて選曲やレコーディングの段階でそれらが取り入れられていると、こちら側としてもより興味を持って曲を聴けるなと思うところです。
そういえば1stシングルでは、カップリングの『愛のサバイバー』だけは、まーちゃんの要望であとから急遽作られたものらしいじゃないですか。(CanCamインタビューの前編にある)
その部分ぜひ読んでほしいんですが、なるほどなぁ~、さもありなん、と思いましたわたくし。
だってあの曲だけ、あまりにも「いままで通りの佐藤優樹」だったもんなぁ、って。良い意味でね。
ソロシングルでは新しい自分に挑戦したいけど、『愛のサバイバー』だけは昔からのファンのために(まーちゃんの意見も聞いてもらって)作られた曲らしいので。
どうりでめちゃくちゃバチコーンとハマってたわけだ。
ところでちょっと最初の話に戻るんですが、まーちゃんてあんなに才能に溢れててカリスマ的な人気さえある人なのに、めちゃくちゃ自己評価が低いですよね昔から。
「自己評価が低い」という表現が合ってるのかどうか若干自信がありませんが、まぁ言いたいことはわかるはず。
今回の諸々のインタビューでも、自分のことは顔も声も(たぶん性格も)全部嫌いで、それ故に苦手なこともたくさんある(そしていままではそれを避けてきた)といった話をしてらっしゃる。
こちらからすれば、何を言ってるんですかあなた、って感じじゃないですか。
どれだけそれが羨ましいか。
できることならそんな人間になりたかった。
顔も声も性格も、身体もセンスも才能も、あなたのすべてに憧れるから、こんなにもあなたを好きになって応援してるんだよってわたくしは思うわけです。
でも本人は、そんな“佐藤優樹”が好きではないらしい。
ソロの楽曲に関しても、「出しても聴いてもらえるのか……」と思ってしまって本当は出したくなかったとか。
ままならないものですね。
こっちはそれをずっと待ち望んでいたのに、当の本人は聴いてもらえるか不安だったなんて。
こっちは佐藤優樹のすべてが好きなのに、当の本人はそれが嫌いだなんて。
あるいは、我々(というかわたくし)は、佐藤優樹の良い部分しか見てないからそんな風に思うだけなのかもしれません。
いざまーちゃんになってみたら、こんな自分イヤだと思うものなのかもしれない。
まぁ所詮成り代わることは不可能なので、まーちゃんは佐藤優樹として生きていくしかないし、わたくしはわたくしとして(佐藤優樹ではない人間として)生きていかなくてはならないさだめなんですがね。
ただ言いたいのは、まーちゃんがどうやらあまり好きではないらしい佐藤優樹の諸々を、わたくしはとても好きですということだけ。
仮に言ったところであまり伝わらない気はしますけどw
まーちゃん、自分を褒めてくれる言葉にはすぐ耳を塞いじゃうからw
でも今回はそんな、まーちゃんの思う“佐藤優樹のイヤな部分”から逃げることなく、果敢に挑戦してソロ活動してくれてるんですもんねぇ。
リリイベとかもめちゃ多かったし。
池袋サンシャインの噴水広場イベントやった直後に、深夜ラジオの生放送に出てるの知ったときは、その頑張りっぷりにヲタク泣きました。
どちらも苦手(らしい)なことなのに、そんなに頑張ってくれたんだなぁって。
そこで「いや他のメンバーは普通にやってることでしょ」とか言っちゃう人はおバカさん。
人それぞれできることできないこと、得意なこと苦手なことは違う。
他のメンバーならそう苦労することなくできることも、まーちゃんにとっては大変な苦労を強いられるものなのかもしれない。
そんな風に考えていただきたい。
なんにせよまーちゃんは頑張ってたくさんお仕事してるし、それを労ってなにが悪い?(と、別に誰かに何か言われたわけでもないのに、存在しない敵と戦ってすみません。まぁ一応言っとこうかなって)
(このブログ、思ったより長くなりそうな予感がここでする)
インタビューに戻しましょう。
クイックジャパンの記事で、娘。卒業後にいろいろ考えて音楽を聴けなくなってしまった時期があったという話をしてましたね。
聴けないというか、音楽と一旦距離を取ろうというニュアンスっぽかったかな。
市井の人々の暮らしを知って、そういった常識を知りたいと考えたようですが、そのために全然知らない人たちに話しかけて会話したというのがもう非常識なんだよなぁw
その話は少し前にも聞いたことがありますが、改めて「やべぇな」と思いました。
その行動力はどこから……
近しい関係の人だとまーちゃんにわかるように話してくれちゃうから全然知らない人と話したいと思ったみたいですけど、だからってお店で常連さんの輪の中に混じって話そうなんて普通思わないし、実行もしないんだよまーちゃん。
世の中良い人ばかりではないから、そういうハラハラも(こちらとしては)ある。
あんまり無作為に他人に話しかけちゃダメよ。
あなた、可愛らしい若い女性なんだからね。(自覚がなさそうなのがまた恐い)
まぁ本能的に人を見る目はありそうだから、本当にやばい人には近づかないだろう……と思いたいですが。
っていうか、「ハラハラ」で言えば、運転免許を取ったという話にもびっくり仰天しましたよ。
まーちゃん、車運転できるの!?
大丈夫!?
え、免許取れたんだ!?
という、失礼極まりないことを思ってしまってごめん。
でもファンなら誰もが驚くでしょう。
あのまーちゃんが運転……
何時間も1人でドライブしたりもするらしいね。
それはいいけど、どうか気を付けてね……
心配性なヲタクはハラハラが止まりません。
でも手先は器用だから、運転自体は意外と上手なのかもしれない。
たぶん、運転技術という点では問題はなさそう。たぶん。
問題なのは、交通ルールとかをちゃんと把握できているのかという点。
免許取れたくらいだから大丈夫なんでしょうけど、日頃の言動を知ってるだけに、そういうところが心配になってしまいますわ。
そうそう、『サウダージ』のカバーについての話もしてましたね。(クイックジャパン参照)
という話をしようかと思ったんですが、ちょいと長くなってしまったので一旦切ります。
続きはまた次回。