あーなんも考えられない。なんにも考えたくない。あー。
嫌なこととかショックなことがあるとなぜか急に眠くなる。
いまも眠い。
すべてを忘れてすぐにでも眠りたい。できるだけ長く眠りたい。
心が無意識に、考えることを拒絶してるのかもしれない。
フクちゃん。そっか。
来てしまったんだ。この日が。
おそらくそう遠くないうちに……と漠然と思ってはいたけど、いざ来るとやっぱりつらい。
フクちゃんがいないモーニング娘。なんて想像できないね。
だって10年以上いてくれたんだから。いるのが普通の日々だった。
それが終わる。あと約1年で。
ずっと恐れてた気がする。
9期以降のメンバーがいなくなっていくこと。それに自分が耐えられるかどうか。
フクちゃんはでかいなぁ。
フクちゃんが卒業するのはでかいよ。
でかいけど、イヤだけど、寂しいけど、一方でなぜだか安堵する気持ちもないわけではなくて。
なんの安堵なんでしょう。
なにを言ってもちょっと違うような、そうじゃないような、自分でもよくわからないし上手く言葉にもできないんですが。
いつまででもモーニング娘。にいてほしいと本気で思ってたけど、実際にいつまでもモーニング娘。でいることが果たして本当にフクちゃんの幸せなのかどうか、他人であるヲタクには100%の確信が持てずにいて。
フクちゃんがモーニング娘。を心から愛しているのはもちろん知ってるけど、それでもいつかは卒業していく。であるならば、いつまでも引き留めるようなことをファンが望むのはどうなんだろう(たとえその願いが本人に直接影響を与えないとしても)……みたいな感じよ。
それでもやっぱり、フクちゃんがモーニング娘。でいてくれる時間はなにより大切だったし、まだ卒業を発表していないこの時間がまだまだずっと続いてくれと願ってしまっていたけども。
それもとうとう。
救いなのは、卒業まで約1年もの時間があることと、卒業後も芸能活動を続ける意志があること。
特に後者。
これはずっと懸念していたから、これに関しては本当に安堵しました。
そして1年。
これはハロプロのなかではわりと長いほうだけど、たしかあやちょが卒業するときも発表から1年くらいあったんじゃなかったっけか。
ハロプロリーダーは発表から卒業まで1年の期間を設けるという決まりがある……わけではないでしょうたぶん。
事務所によれば、実際は2020年にフクちゃんから卒業の申し出があったとか。
しかしお知らせにも書いてあるとおり、諸々の理由から事務所がハロプロの25周年まで活動してほしいと言って、フクちゃんもそれを了承した、と。
この部分がまた……いろいろと思うことや言いたいことはある。ありすぎるくらいある。
少し意外というか、勝手に自分は「フクちゃんが25周年まではいたいと望んでるんじゃないか」と想像してたんですよ。
でも実際はもっと前に本人は卒業を希望していて、事務所がそれを引き留めていたらしい。
結果的に、本人の希望より3年も遅い卒業になるわけで。
もちろん、了承したからにはそこにネガティブな感情は多くはなかったと思いたいけど、でも3年という時間は、駆け抜けるには短いけど、待つには少々長い。
いや、「待つ」という捉え方は違うのかもしれない。別にフクちゃんはこの2年とあともう1年という時間を辛抱してるわけじゃなく、モーニング娘。のメンバーとして楽しんできただろうし今後も楽しんでいくでしょう。
とはいえ、卒業をあと3年待ってくれというのはすごい。
それを了承し、前向きに活動を続けてきたことはもっとすごい。
フクちゃんが、個人として新たな道に進みたいと思ったその時間を、事務所は3年も待たせたことになる。
3年分。
別に事務所を責めたいわけじゃなく、でもそれだけの時間を二十代の女の子から差し出してもらったことを、どうか事務所は軽んじないでほしい。
来年は、フクちゃんのこれまでのすべてに相応しい1年をちゃんと用意してあげてよねまじで。
という気持ちです。
卒業の発表が約1年も前の段階であるのは、そもそもそうするつもりだったのか、それとも他に理由があったのか。
あんまり思いたくはないけど、こうして早めに発表してくれたおかげで、フクちゃんを理不尽に叩く馬鹿な連中が少しは大人しくなるかもしれない。というのもあって。
事務所がそこを考慮して早めにしたのか、別にそういうわけでもないのか、そこはわかりませんが。
まぁその辺の話はまたあとで書こう。
そろそろ本当に眠りたい。
他にもいろいろ思ったことがあるはずなんだけど、言葉にするのは難しい。
いまは頭が上手く働きません。
まさか年内にまた卒業発表を聞くことになるとは思わなんだ。
来年はタケちゃんも卒業しちゃうし、フクちゃんも卒業しちゃうんだなぁ。
でもその2人が同じ年に卒業するというのは、なんとなく微笑ましいような気もする。
またひとつ、時代が終わるなぁ。