頭がおかしくなりそうです。
主な原因はふたつ。
悲しみと怒り。
長くなりそうなので2回に分けます。
まずは悲しみから。
でも悲しみと言ってしまうのは申し訳ないかもしれない。
寂しさ、でしょうか。それと悔しさも。
言葉というのは、なんとも無力で。
何を言ったところで、何も変えることはできない。
ましてや、いちファンの言葉など無いに等しい。
そんなことはない、と言ってくれるかもしれない。
ファンの言葉に支えられた、元気をもらった、そう言ってくれるかもしれない。
じゃあこっちこそ、と言いたい。
そんなことはない。迷惑なんてことはまったくない。
そんな風に言わないで。
自分の選択と決断に、自信を持って。
この10年、数えきれないほどの幸せをもらった。
昔はずっと思ってました。
まーちゃんはあんな感じだから、あるとき急にフッといなくなってしまうんじゃないかと。
だけど気付けば10年。
こんなに長く、モーニング娘。として活動してくれた。
そのことにファンがどれだけ感謝しているか、あなたは気付いてますか?
たまには素直に、自分自身を誇ってやってください。
あぁだけど、もちろん悲しい。寂しい。受け入れたくない。
どんなに心の準備や覚悟をしていても、いざそのときが来るとそんなものはなんの役にも立たない。
と、とある本に書いてあった。本当にその通りすぎる。
まーちゃんがモーニング娘。じゃなくなる。
モーニング娘。にまーちゃんがいなくなる。
信じられないし、想像ができない。
たぶんどのメンバーでもそうなんだろうけど。
ましてやこんな状況下で、理由も理由で。
コロナ禍になって約2年、モーニング娘。としてほとんどまともな活動ができてないなかで、卒業?
単独ツアーもできないまま?シングルだって1枚しか出してない。ラストシングル出るらしいけど、それでも2枚だけ。舞台も2018年が最後だし、フェスだって本当なら去年も出られるはずだった。
いろんなことが宙ぶらりんのまま、いなくなってしまうの?
だけど仕方ない。
本人が選んだこと。
もちろん不本意ではあったでしょう。
身体のことがなければ、もう少し長く居て、モーニング娘。の本格的な活動再開を待ち、歌ったり踊ったりしたかったでしょう。
そうできなかったことが、ただただ無念でなりません。
こっちはいつまでだって待つつもりだったよ。
そりゃあそうだ。まーちゃんは大切だから。モーニング娘。にとって、ファンにとって。
でも本人としてはそうもいかなかったのかな。
身体のことで長くお休みして、その日の体調にもよるから、先々の予定を組むのが難しくなる。
みんなに迷惑をかけてしまう。そう感じてしまうのも仕方ないのかもしれない。たとえ周りはそう思っていなくても、本人が。
ぶっちゃけファンとしてはそういう“迷惑”なんかよりこの卒業発表のほうが百倍ダメージでかいんだけど、要は本人の気持ちの問題なんでしょうね。
それに、フクちゃんもブログに書いてるように、身体のことだけが理由のすべてというわけでもないのかもしれないし。
かもしれない。
としか言えないのがつらいけども。
結局、他人の心の内なんてわかりっこない。
卒業発表があるたびに思う。本人とファン、どちらも完全に納得できるようなおわりなど存在しないのだと。
多少前向きな気持ちと、がっつり後ろ向きな気持ちとが、ぐるぐる混ざり合ってもうわけがわからない。
考えても仕方ないことだけど、もしコロナがなければ。
この2年間で、モーニング娘。としてもっともっといろんなことができていたのに。身体のことだって、このタイミングでの卒業発表だって、なかったかもしれないのに。
あるいはコロナ禍であっても、もっとモーニング娘。としての活動ができていたなら。
ストレスで身体を壊すこともなかったかもしれない。まだまだモーニング娘。として活躍してくれたかもしれない。
そうだったかもしれないし、結局はそう変わらない結果になっていたかもしれない。
そうとしか言えないから、考えても仕方のないことなんだけど、どうしたって悔しさはあるから、考えずにはいられなくなってしまう。
もしかしたら的外れな意見かもしれないけど、まーちゃんの体調不良に関して、事務所にも責任はあると思ってます。
この病気が心因性のものである以上、その可能性は否定できないし、まーちゃんに限らず小田ちゃんも、他にも何人か、この思うようにいかない状況にストレスを感じていたのは確かでしょう。
見方によっては、事務所はよくやっていたのかもしれない。
でも個人的には、事務所は判断を誤ったのだ、と思います。
このブログで何度も書いているように、事務所がやるべきだったのは、いつまでも惰性のようにイレギュラーなライブ(ハロコン地獄)を続けることではなく、グループとしての活動再開を少しずつでいいから進めていくこと。
それが結果的に、彼女たちの精神的ケアにも繋がるのだと。
でもそれをしなかった。
その結果……と言い切ってしまうのは早計かもしれないけど、もっと違う未来が見えていた可能性は否定できません。
簡単に言えば、もっと早くモーニング娘。としていろんな活動をさせていれば、まーちゃんの体調不良もそれに伴う卒業もなかったかもしれない、ということ。
根拠がない?勝手な想像に過ぎない?事務所のせいにしてるだけ?
まぁそうですね。八つ当たりみたいなものかもしれません。
でもどうしても、これがまったく無関係だったとは思えなくて。
去年は百歩譲るとしても、今年になってからの事務所のやり方は、わたくしは絶対に間違っていたと思います。
どうしようもなく、間違っていた。
単独での武道館も、新曲の発売も、待ちに待ったものであるはずなのに、素直には喜べないね……
まーちゃんも加入して10年。
卒業そのものは、驚くことではないのかもしれない。
でもせめて、せめてコロナのない世界で、ファンの大きな声援に包まれながら、モーニング娘。を思う存分やりきって卒業していくまーちゃんを見たかった。
いつか来る別れだとしても、そうやって見送ってあげたかった。
コロナが憎いよ。
そして事務所も憎い。
そのことについては、次の記事で書きます。
とりあえずは、まーちゃんの卒業について書きました。
もっといろんなことを思ったけど、うまく頭が働きませんわ。
※補足
書き忘れてた。
卒業後にソロで音楽活動をしてくれるという、それだけが唯一の救いです。
正直まーちゃんは卒業したら表舞台から去ってしまうんじゃないかという恐れを抱いてたので、そうならなかったのは本当によかった。
もしかして自分の体調のことで急に卒業を決めてしまったことで、後ろめたさじゃないけど、このまま芸能界からいなくなるのは申し訳ない……とか思ってくれたのかしら。
というよりも、本人がまだ不完全燃焼なのかもしれない。
音楽自体が好きなまーちゃんだから、まだまだ音楽を追及していきたいと思ったのかもしれない。
なんにしても、そこだけは朗報でした。
今後まーちゃん個人の音楽性を堪能できるかと思うと、とても楽しみです。(そうでも思わないと耐えられんよね!)