先日タンポポの隠れた名曲『私の顔』について書きましたが、娘。のLOVEマシーンのカップリング曲としておなじみ『21世紀』もまた隠れた名曲であると言えましょう。
これの最新Ver.が聴きたいな~ってずっと思ってるんですよねぇ。
リリース当時は未来であった“21世紀”を歌っているのに、どこか物哀しいメロディーが染みるこの名曲。
モーニング娘。'21のメンバーがこれを歌い、アウトロで「私の夢は……」と語ってほしいです。
いまの子たちだったらなんて言うんでしょう。
さすがに「巨乳になること」と言う子はいないかな。トリプルA(非公式)がいたら言ってくれたかもしれないw
尺があるのであまり長々とは語れないでしょうから、一言でいえるものになるのかな。
人生の夢だったり、はたまたモーニング娘。としての夢だったりするんでしょうか。
自分自身の話になりますが、30をいくつか過ぎて、かつての「将来」がもはや「現在」になっているいま。
まぁこれからも「将来」は(無事に生きてれば)あるわけですけど、大人になると「将来の夢」ってあまり考えませんよね。
せいぜい「老後にやりたいこと」くらいで。
子供の頃も、実は将来の夢とかってあまり考えませんでした。
学校とかでたまに書かされたりするじゃないですか、将来の夢。
あれ嫌だったんですよねぇ。
将来の夢とか、大きくなったら何になりたい?とかいう質問。
どうして何かにならなきゃいけないの?とか思ってしまう子供でした。
生きていくには、何かしらにならないといけないのか……と軽く憂鬱になったものです。
そもそも「大きくなったら何になりたい?」って、要するに「どんな仕事をしたい?」ってことじゃないですか。
女の子はたまに「お嫁さんになりたい」みたいな答えもあったりしますけど(最近はそんなこと言う子はいないかな)、基本的には将来の職業を聞かれてるのと同然な質問。
子供にそんなこと聞かれても別にやりたい仕事とかないしなぁ……という気持ちと、できれば何にもなりたくないんですけど……という気持ちしかなかったので、その手の質問はいつも答えに窮していた記憶があります。(言うてそんな頻繁にされてたわけじゃないけども)
いまだったら、「将来の夢は何もしないことです」とか「大きくなったら何者にもなりたくありません」とか答えればよかったかなと思います。
そんな人間なので、せめて子供たちに「大きくなったら何になりたい?」なんていう馬鹿げた質問だけはしないようにしよう、と心に誓いました。
アホみたいですよね、この質問。
なんていう中身のない定型質問でしょう。子供と見ればすぐこれ。他に聞くことないんか、といつも思います。テレビとか見てて。
子供たちは、「大きくなったらそんな質問しかできないような大人にはならないようにしたい」とでも答えてやってほしいです。
つまんねえ質問してんじゃねえぞ、と言ってやってください大人たちに。
っていう話を今朝起きた瞬間に思いついたので書きました。