いかがお過ごしですか。

 

 

ニュースを見たり、近辺から伝わってくる話を聞くと、「自粛で暇だから」「家にずっといて退屈だから」という理由でふらふら外出する人々が後を絶たない様子。

 

 

食料の買い出しに行った母親も、「スーパーが混んでいる」と言います。

混んでるだけならまだしも、(一人で留守番できない年齢とは言いがたい子の)親子連れや、一家総出でレジャーにでも行くかのようにやってくる客も多いとか。

 

 

おぉ、何も理解してないんだな……と呆然とします。

 

 

人間とは、命の危険に晒されてさえ、かくも愚かなものなのか。

 

 

いざ己の目の前に死神がやってきて鎌を振りかざすその瞬間まで、自分だけは大丈夫だと思い込んでいる哀れな生き物よ。

 

 

これでは収束の日も当分やってこないでしょう。

いま我慢すれば早くこの状態から脱せられるのに、それができずに複数人でうろついて感染して拡散して、また収束の日が遠ざかっていく。

 

 

他の国のことはよくわかりませんが、日本人は本当にコロナを収束(終息)させる気があるんでしょうか。

というか人類は、この疫病を生き延びる気があるんでしょうか。

たまに疑問に思います。

 

 

医療や流通・運送関係、スーパーなどの食料品や生活必需品界隈などで働く一部を除いて、人間はとにかく家から出るべきではないという、そんな簡単なことさえできないらしい。

それはもちろん「暇」だし「退屈」でしょうが、コロナにかからない(広げない)ようにするために仕方のないことです。でもそれを理解してない愚か者が一定数いて、そういった連中のおかげで感染拡大は止まず、医療は圧迫され、自粛の日々がひたすら長引いていく現状。

 

 

諸悪の根源はウイルスだとしても、人間の愚かさ、軽率さこそが、ここまで騒ぎを大きくした原因なのではと思わずにいられません。

 

 

 

 

 

 

好きなアイドルちゃんたちのコンサート再開も遠のきます。

 

 

でもわたくしが一番恐れていることは、自分にとって大切な人たちが万が一よろしくない状態になってしまったとき、それまで「暇だから」と無駄にふらふら出歩いてまんまと感染しやがった人々のせいで、満足な医療処置が受けられなくなってしまったらどうしようという不安です。

 

 

病床が足りないという話は随分前から出ています。

 

 

どうします?

自分が、あるいは自分の家族が、友達が、恋人が、身近な人が、大切に想う人たちが感染してしまい、でも「すでに患者でいっぱいなので自分でどうにかしてください」と言われてしまったら。

 

 

リスクと隣り合わせで、休むわけにはいかない仕事をしている人たちが感染してしまっても、「退屈だからと出歩いて感染した人が多すぎて入院させてあげられません」と言われたとしたら。

 

 

そうならないために、いま元気な人々が今後も元気なままでいられるよう、おとなしく家に籠っているべきなんじゃないでしょうか。

 

 

医療を圧迫しないために。

自粛や休業の日々を、1日でも早く終わらせるために。

 

 

 

 

「んなことわかってるよ」という人がいる一方で、先述したような、何もわかってない人々もたくさんいらっしゃるのが困ったところです。

 

 

いっそのこと「不用意に出歩いてる人間は見つけ次第投獄する」みたいなディストピア的監視社会であったなら、収束も早かったかもしれませんね。みな権力を恐れ、国家の命令に反しようなんて思わず家に籠っていたことでしょう。

 

 

平和なことが仇となり、現代の日本人は「まぁいっか」と考えてしまい、それが収束の遅れを招いている要因のひとつなんだろうなぁと最近は思っていたりします。

 

 

 

こんなことばかり考えていると気が滅入るので、あまりこの手の話は書かないほうがいいかと思いつつ書いてしまってすいません。

 

 

次からはいつものヲタクブログにしよう。