LoVendoЯの活動休止(事実上の解散)についてのブログを書き損じているうちに、とうとう茉凛のラストライブも終了してしまった。

 

 

おかまりやねえさんはもちろん、たくさんのゲストを迎えての素晴らしいラストライブになったらしい。

都合がつかなかったとはいえ、最後までLoVendoЯの単独現場に行けなかったのが悔やまれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前にも書いたように、LoVendoЯのことは結成当初から応援していた。

情報を追いかけ、CDを買い、掲載された雑誌も買い、テレビ出演はもちろん、『らぶおん』や『LV-Я」などのラジオも聴いて、ブログも常にチェックしていたけれど、現場だけはなかなか縁がなかった。

 

 

「縁がなかった」という言い方は卑怯かもしれない。

正直に言えば、モーニング娘。の応援に手一杯で、LoVendoЯに関してはほとんど在宅ヲタとしての応援しかできなかったというのが正しい。もちろん行きたい気持ちはあったものの、行動に移すだけの決定的な理由を見出せなかったのかもしれない。(これはLoVendoЯが悪いわけではなく、ほとんどの部分で自分に原因がある)

 

 

 

 

 

そうしてLoVendoЯは活動休止になり、れいな以外のメンバーはみんなアップフロントを離れることになった。

 

 

それについて、ああでもないこうでもないと愚論を考えたりもした。

事務所(のプロデュース)がすべて悪いとは言わないにせよ、もう少しどうにかできたんじゃないか。大事なスタートでフォークソングをロックアレンジカバーさせたのは失敗だったのでは?あれをやれこれはやるなと事務所が的外れなことをうるさく言い過ぎたんじゃないのか。PINK CRES.や鈴木愛理ちゃんのようにLoVendoЯもアーティストに合ったプロデュースをしてほしかった。前半はともかく、後半はほとんどほったらかし状態だったじゃないか。立て直す気なんてさらさらなかったんだろう。

 

 

そんなことを考えもしたけれど、結局原因はひとつではないだろうし、いまさらそんなことを言っても仕方ないので、活動休止が発表になったときにはブログを書けずにいたのだった。

 

 

 

 

突き詰めれば最後は、「誰が悪いわけでもない」という結論に至るしかない。

上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。

事実上の解散という形になってしまったけど、必ずしもこの結果が悪いわけではないだろうし、メンバーにとってもファンにとってもこの6年ちょっとの時間は素晴らしい経験や思い出になったはずだ。

 

 

それは偽らざる本心である。

だけど実際のところは、「誰かが」あるいは「何かが」悪かったからこそこういった結果になったのも事実ではあると思う。

 

 

責めたいわけじゃなく、客観的に見て、誰一人も何一つも悪い状態でなかったのなら、少なくともいまと結果は変わっていただろう、という点を言及しておきたいのだ。

 

 

 

事務所のプロデュースが悪かったのかもしれない。

楽曲やメンバーの能力が、人気バンドとなるには少々至らなかったのかもしれない。

自分のように、現場に足を運ばなかったファンが原因なのかもしれない。

あるいは単に、運がなかったのかもしれない。

 

 

原因なんてものは、いろんな人に、いろんな場所に、いろんな状況に、ある。

確実なのは、原因はひとつではないということと、原因(理由)は必ず存在する、ということだ。

 

 

「誰が悪いわけでもない」というより、「誰もが(いろんなものが)少しずつ悪かった」という言い方がおそらく正しい。

もちろんそれはLoVendoЯというバンドから見た捉え方であって、別の視点で見ればむしろ「良かった」と思えることもあるのかもしれないけれど。

 

 

ともあれ、LoVendoЯにとっては何かしら良くない状態があったからこそこうなった。みんながこのバンドの解散を心の底から願っていたというなら話は別だが、そうでないのなら、なんらかのマイナスな理由がなければこういった結果にはならなかったはずである。

そしてその理由というのを、誰も“悪い”と思いたくないだけなのだろうと思う。それは自分も同感だ。

 

 

だから「誰が悪いわけでもない」と言って、諦めと労いの表情を見せながら、活動休止を惜しみ、感謝と別れを告げる。

 

 

それでいいと思う。

それでいいと思うけど、メンバーそれぞれがこれからまた何かしらの活動を続けるのなら、何が良くなかったのかという点は認識しておいたほうがいいと思う。(言われるまでもなく考えてはいると思いますが)

事務所的には、これからまたこういったハロプロ以外のアーティストのプロデュースをするつもりなら、LoVendoЯの何がいけなかったのかをきちんと把握し、次に活かすべきだと思う。(こちらはちょっと不安)

 

 

そして自分のようなヲタクは、“応援すること”の大切さをもう一度考えたほうがいいのだろう。

好きな人たちがいつまでもそこにいてくれるとは限らない。

しっかりとお金を落とさないと歌手活動を続けられなくなるし、お金を落としたからといって必ず続けてくれるとも限らない。さっきも言ったように、物事が終わる原因はひとつではないので。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜこんな話を書いているのか、自分でもよくわかってない。

 

 

たぶん、そこここで目にした「誰が悪いわけでもない」という言葉に賛同しつつ、でも本当はそうではないのだということを言っておきたかったのかもしれない。

 

 

「悪い」とは言っても、もちろん誰かの悪意があったとかそういうことではなくて、単に物事が上手く合致しなかったということであり、その様々な原因をとりあえず「悪い」と表現しているだけだということはご了承いただきたい。

 

 

 

 

 

LoVendoЯがいたこの6年ちょっと(決して短くはない時間だ)は楽しい時間だった。

 

 

れいなが娘。を卒業してからも歌を歌ってくれたのは嬉しかったし、おかまりとねえさんと茉凛に出会えたのも僥倖だった。

 

 

それだけは間違いない。

在宅ヲタながらもいろいろと楽しかった。オーディションを受けてここに来てくれた3人には深く感謝したい。

もちろん、慣れないバンド活動をいろいろ試行錯誤しながら頑張ってくれたれいなにも。

 

 

 

 

惜しむらくは、オーデ組の3人ともがアップフロントから離れてしまったこと。

あれだけのものを持ったアーティストたちをあっさり(かどうかはわからないが)手放してしまうアップフロントは、本当に、なんというか――呑気だなぁと半ば感心半ば呆れた気持ちで見ている。

自分たちが手放したものの大きさを、果たして本当に理解しているんだろうか。

そう思わせる呑気さが、あの事務所には常にある。(良い意味ではない)

 

 

まぁ強く引き留められたところで3人も困るだけかもしれない。

むしろ別の場所で新たなスタートを切ったほうが、彼女たちの為ではあるのかも。

この期に及んでアップフロントに残る意味は、もうほとんどないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

しょうもないことを長々と書いてしまった。

 

 

「いままでありがとうLoVendoЯ!楽しかったよ!」とだけ言えばよかったものを、こうして無駄口を叩かずにはいられないのがわたくしなのでお許しくださいな。

 

 

 

 

そんなわけで、茉凛もお疲れ様でした。

 

 

いままでありがとうLoVendoЯ!楽しかったよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにもかもみな懐かしい。

 

 

 

 

音源化されてない楽曲が結構あるので、どうにか形にして残してほしいなぁと思います。