つんく♂さんのライナーノーツだぁー!

 

 

 


 

 

2時間くらい書いてたブログがどうにもまとまらなかったので、諦めてライナーノーツの話を書きます。

 

 

 

久しぶりですね、娘。曲のライナーノーツ。

 

 

シングル曲はテーマをパーソナルな問題に絞り込むのが難しいという話、ほんとアルバムとかカップリングとかもっと作ってほしいです。これはつんく♂さんというより事務所に言うべきことなんでしょうけど。

 

 

そこが昔と大きく違う点のひとつですよねぇ。

ソロ曲とか少人数ユニット曲とか、そういう本筋とは少し違う遊びがあったからこそおもしろかったのに。

 

 

 

 

 

このライナーノーツ、楽曲の解説でありながら、モーニング娘。現メンバーへのエールでもあるような文章だなと思ったのは自分だけでしょうか。

 

 

メンバーも嬉しいでしょうね。

こうしてつんく♂さんから言葉をもらえるというだけで、いまは貴重ですし。

 

 

 

 

ただ、それと同時につんく♂さんのモーニング娘。に対する距離も感じるなと思いました。

 

 

プロデューサー時代も客観的な視点というのはずっとあったと思いますが(じゃなきゃあんな仕事はできなかったでしょう)、それがさらに顕著になっているような。

 

 

楽曲提供に関しても、心の半分以上は“余所様とのお仕事”という感覚なのではないでしょうかね。(実際そんなような状態ではありますし)

その中で3~4割くらいはまだ、モーニング娘。の生みの親/育ての親としての矜持や愛情、プロデューサー的視点を持って見てらっしゃる。

でも半分以上は、おそらく意図的に距離を置いてるんじゃないかなーという気がします。(自然にではなく「意図的に」というのは、そうであってほしいという個人的な願望です)

 

 

 

 

いまでもまだつんく♂プロデュースのモーニング娘。をもう一度見たいと思ってるヲタクとしては、寂しさも感じます。もちろん。

 

 

でも先日のインタビュー記事(こちら)でも、「そういう意味での僕の役割は終焉を迎えたのでしょうね」と語っていたように、つんく♂さんのなかではすでに一区切りをつけた場所ではあるのでしょう。

こちらとしては「まだまだアンタが必要なんやでー!(泣)」と叫びたいところですが、こればっかりはどうしようもない……。まだ楽曲提供を続けてくれているだけ感謝しなければなりますまい。

 

 

 

そのインタビューで、9期10期11期が加入したときのモーニング娘。を「このレギュラーメンバーで勝てない試合はないと思うほどだった」と評してくれたのが嬉しかったです。

あの頃のワクワク感というのは、本当に奇跡みたいな感じでした。

もちろんいまがダメなわけでは全然ないけど、ああいった運命的な感覚というのはなかなか出会えるものではないのも確かで。

 

 

 

 

でもそういうことを言ってくれるようになったことが、やっぱり昔よりずっと客観的に見ているんだな~と感じますね。

 

 

ライナーノーツでも、「過去のモーニング娘。の歴史を覆すような40歳現役とかね。そんな度肝を抜くような新しい人生を歩んでほしいです」と書いてますが、プロデューサー時代だったらそんなことは言わなかったんじゃないかなぁ。

良くも悪くも、娘。に対して昔ほどの責任はない立場だからこその言葉なのかなって。

 

 

 

 

 

 

というのは全部わたくしが勝手に感じたことなのであしからず。

 

 

喜ぶべきことをついつい寂しく感じてしまうのは歳をとったせいでしょうか。ライナーノーツひとつでここまで考えてしまう、めんどくさいヲタクですよ。

 

 

 

 

 

 

 

というところまで書いたあと、フクちゃんのブログやあゆみんのインスタを見て、あぁやっぱりメンバーも嬉しいんだなぁと思いました。

 

 

少なくともモーニング娘。のメンバーにとっては、つんくさんの楽曲というのが大きな支えになっているのでしょうね。

 

 

いまは、監督がいないまま試合を続けているようなものです。

たまに貰える監督の言葉は、とても頼もしくあの子たちの背中を押してくれるのかな、と。