他のことを書こうと思ってたら、こんなお知らせが。
そうか。
そうだね。
モーニング娘。を辞めて海外にまで行ったんだから、そりゃあそれくらいやってくれなきゃ。
むしろ、ハロプロに戻ってきますなんて言われるほうが不安になる。
アップフロントではなくなるというのは、このブログで何度か「そうしたほうがいいのでは」と書いてきたから個人的には喜ばしいけど、いろいろと寂しい面もあって。
フクちゃんブログにあるように、ハローのみんなとまた同じステージに立つのは(不可能ではないにせよ)難しくなるし、こんな事務所でもりほりほの古巣だからね。ファンにとっても思い入れがたくさんあるよ。
だけどそんなものは、3年前に全部諦めたものだから。
少なくとも自分はそう。
卒業発表してから卒業していくまで、あの短い2ヶ月のあいだに「モーニング娘。の鞘師里保」という未来が閉ざされていくことをひしひしと実感して、悲しくて寂しくて苦しかったあの時期に、泣きながら諦めていったものだから。
いまさら契約終了とかハロプロ卒業とかで気落ちはしない。
むしろ、あともう1年早く言ってくれてもよかったのに、という気持ちです。(契約期間とかいろいろあるんでしょうけども)
なにより喜ばしいのは、「まだまだ歌いたい!踊りたい!演じたい!」と言ってくれたこと。
そして、「みなさんと再会するために」と言ってくれたこと。
正直この3年で弱気になってる自分がいて、もしかしてりほりほはもう表舞台に立つ気はないんじゃないか……と結構本気で思ってたんです。
20周年記念本でもその辺のことはハッキリ明言はしなかったし、本人からはなんの音沙汰もないまま3年というのはなかなか堪える。
だからこうして、歌とダンスと芝居への意欲、またステージに立つ意志があることが知れて、それが何より嬉しい。
まだ待っていていいんだ……!って。
だからりほりほ、思う存分学んでおいで。
いつまでも待ってるから。
「新しい私」になった鞘師里保を、楽しみにしてる。
こんなタイミングで、ちょうど聴いてた『ひとりぼっちのハブラシ』の歌詞が染みる。
Ah 待つよ 俺は待ってる 信じて待つよ
まさにこれやで。
そんな感じで基本的にはポジティブに捉えてるんだけど、なんとも言えないこの感じはなんだろう。
嬉しいと寂しいが混ざったような、懐かしさと、それがもう過去のものでしかない切なさのような、言葉にしがたいこの感じ。
ホントはもっと思ったことがあるんだけど、こういうのは言葉にした途端に陳腐化していくからやめておきます。
いろいろ考えてるうちに、自分がどう思って、何を言いたいのかよくわからなくなってきちゃったし。
最後にふたこと。
「演じたい」という部分にテンション上がりました。
歌ダンスもそうだけど、まだ芝居への意欲も消えてないことが嬉しい。
いまだに未練たらしく、考えても仕方のない「まだりほりほがモーニング娘。として活動していたら」という、訪れなかった世界を考えてしまう。
誰のせいでもないのかもしれないけど、誰かのせいにしたくなる。
それくらい、りほりほのいるモーニング娘。が輝かしいものだったという話。
まぁでも引退じゃなくてよかった!マジで!(号泣)