昨日のえりぽんバースデーイベントはとても素敵なイベントだったんだな~と、Twitterでレポを漁っていて感じました。
自分は行けなかったので、DVDを待つとします。
イベントでえりぽんが「#えりぽんかわいい」でツイートしてくれと言っていたらしく、わたくしも微力ながら懐かしい画像なんかを添付して少しだけつぶやいたりもしました。
(やがてメンブレしてきたのでやめました←)
そこで9期が加入して1~2年目くらいの画像をいろいろ見返していたんですが、もしかしてあの頃が一番素直に、ハロヲタであることをただただ楽しんでいた時期かもしれない――と思いまして。
それ以前も楽しかったし、いまも楽しいことは楽しいんですが、たとえば世間とか、他のアイドルとか、事務所とか、そういうことに対してのネガティブな感情が一番少ない時期だったかもしれない、といいう意味で、楽しかったなぁと。(もちろんこれは、あくまで“個人的にそう感じていた”という話ですけども)
プラチナ期の内なる熱量。
世間に飽きられ、オワコン扱いされていたからこその、ハローとハロヲタの狭くて濃いコミュニティもあれはあれで楽しかったし、貴重だったなとも思います。
が、やはりそれまでもてはやしていた世間の冷たい態度は心底悔しかったし、それに反してどんどん魅力的になっていくモーニング娘。及びハロプロが認められない現実を歯痒く想ったり、ネガティブな感情もだいぶありました。
そんななか、亀ちゃんジュンジュンリンリンが卒業して9期が加入し、すぐにまた10期が加入して、フレッシュな新しいモーニング娘。になって。
プラチナ期で一度世間的に(あくまで世間的に)落ちたからこそ、そこからの新生モーニング娘。の復活劇みたいなものが、ただ純粋に楽しかった。
こちらとしても、半分以上が新人の若い子たちばかりだから世間に認知されずともまぁしょうがないと思えたし、そこから徐々に徐々に存在感を示していき、事務所としても再び“世間”というものに目を向けようとしていた時期ですよ。
モベキマスなんてのもありました。
よみうりランドでのイベント、懐かしいですねぇ。
そのうち11期の小田ちゃんも加入して、『Help me!!』が久々にオリコン1位を獲得して、フォーメーションダンスが生まれ、それもまた少しずつではあるけど世間に認知されていって。
(ヘルミーの1位は、本当にメンバーと事務所とファンがみんなで獲った1位だった、という印象があります。Twitterで「あそこのタワレコに〇枚置いてあるぞ」みたいな情報が飛び交ってたりしましたよねぇ。1位獲得を聞いて喜ぶメンバーの動画がアップされたりもしてました)
若いメンバーたちの奮闘や成長を見ているだけでも楽しかったです。
ハロプロ全体がリフレッシュして一丸となり、どのグループのことも目一杯応援していたなぁという思い出が。
いまの事務所は、より「モーニングだけじゃなく他のグループも盛り上げていきたい」と考えているんでしょうけど、どうにもやり方が間違っているように思えてなりません。あの頃のほうが上手くやってたよなぁと思います。(という余談)
まぁとにかく、そうやって歴史をちゃんと踏まえつつも、新しいモーニング娘。としてズンズン進んでいた楽しい時間だったなと思い返しておりました。
あの時期はなんて呼ぶんでしょうね。
一部では、当時のアルバム名にちなんで「カラフル期」と呼ばれてもいますが、プラチナ期ほどは浸透してない感じ。(単にプラチナほど語られる機会が少ないだけかもしれませんが)
あの頃、「いまが一番楽しい時期かもしれない」という声を(ヲタクから)何度か聞いたことがありましたが、その通りだったのかもしれませんね。
いま現在が楽しくないという意味ではないですけど、あの頃はいろんな歯車がピタっと重なっていたなと感じます。
世間、事務所、つんく♂さん、メンバー、ファン、そういった要素のひとつひとつが一番いい形でハマっていた時期。
多少は思い出補正で美化されてる部分もあるかもしれませんが、少なからずみなさんそういう想いはあるんじゃないでしょうか。
それがいつ頃からまた歪み始めてしまったのかというと、やはりつんく♂さんがプロデューサーを降り、事務所の体制も変わった2015年から……という話になるんですが、長くなるのでそこは割愛。
「昔はよかった」的な話がしたいわけではないですが、またあの頃のようにいろんな歯車がピタッと合う、そんなハロプロになってほしいなと感じるこの頃です。