ゆずの新しいアルバムいい感じ。

 

 

前作が個人的にちょっとイマイチだったんだけど、今回のはいい曲が揃ってますね。

もうちょい岩沢曲があったら嬉しかったけど。

 

 

 

 

っていう娘。とは関係ない話から無理矢理娘。に話を繋げていくよ。

 

 

ゆずもモーニング娘。と同じく2017年に20周年を迎えたんですが、そんなゆずさんがネットのインタビューでこんなことを言っていました。一部抜粋。

 

 

 

もっと面白いことができるはずという予感がしていて、“コア”より“マス”にゆずの音楽を届けたいと欲張ったんです。最初はうまくいかなかったけど、そこから3年後、5年後を見据えて。

 

 

 

 

単純に他のアーティストと同視できるものではないとは思いますが、この「コアよりマスに」というのはいまのアップフロントさんが最も意識しなければいけないものなんじゃないかと思うのです。

 

 

いまのハローは、控えめに言っても「マスよりコアに」な方針ですよね。

万が一事務所にそのつもりがなかったとしても、実情はそうなってしまってる。

 

 

それでいいじゃないか――という気持ちもまったくないわけではない。もう自分はファンになってるので、むしろファン向けに展開してくれるのはありがたいと言えばありがたい。(とはいえコア的な展開も、ファンを満足させられているとは到底言い難いのが現状ですけど)

 

 

でもそれじゃいかんよ、と思うのは、ハロープロジェクトはオーディションによってメンバーを集めて成り立っている事業だから、という理由です。

 

 

つまり、より多くの人にハロープロジェクトという存在を知ってもらう必要がある。でないとオーディションを開催したところで誰も応募してくれないから。そうなると今後を担うはずのメンバーが集まらなくなり、続けることもできなくなる。単純な話。

 

 

こうしてハロプロが20周年を迎えることができたのは、「わたしもハロプロに入りたい!」と思ってくれる女の子たちが絶えずいてくれたからです。(正直そのほとんどは「モーニング娘。に入りたい!」だったとは思いますが)

 

 

世の女の子たちにそう思われ続ける存在でいなくてはならない。

なのに、すでにいるファン向けの展開――コアな商売しかやらなくなってしまっては、みずから未来を狭めてしまっているのと同じ。

 

 

 

だから、もっとマス的なやり方をしていかないと、この先続かないよ?と思うのです。

ましてや、つんく♂さんという名プロデューサーを手放した現事務所。お世辞にもうまくやっているとは言い難い現事務所。ハッキリ言って下手くそにもほどがある現事務所。

 

 

いまの事務所が、「3年後、5年後を見据えて」ハローをプロデュースしてるとは到底思えません。

せいぜい1年……長くて2年ほどしか先を見ていないでしょう。

もっと先を見据えていたら、こんな杜撰なやり方はしてないはず。

 

 

 

要(かなめ)となるのは、やはりモーニング娘。

 

 

推しだから言うわけじゃなく、現状モーニング娘。より有名で人気があって売れているグループが他にない以上、モーニング娘。を突破口にしていくのが当然のやり方です。

 

 

しかしモーニング娘。は頻繁に卒業と加入を繰り返すグループ。

自分が思うに、9期10期11期の現存する6人が在籍しているうちにマス的な展開を本気でしていかないとマズい。

もちろん12期13期14期にも期待してはいますが、上の6人が全員いなくなったあとに「さて本気を出すか」と言っても遅すぎるので、せめてその6人がいるうちにやらないと。

 

 

 

 

具体的にどうすべきなのかというのは事務所さんの考えることですが、とりあえずはいまのモーニング娘。を、その存在と魅力を、より多くの人に知ってもらうことから始まります。

 

 

いまやネットが主流の時代ですが、「まだまだテレビの力も侮れない」という声もあり、それも一理ある。

これからは「ネットの動画で見て好きになった」という子が増えるにしても、テレビをおろそかにしていいとはまだ思えません。

 

 

たしか飯窪さんは、バラエティで活躍するさゆを見て好きになり、モーニング娘。になりたいと思ったんでしたよね。

モーニング娘。そのものでなくても、そういうソロ活動を通してモーニング娘。を知り、入りたいと思ってくれるパターンもあるわけです。

 

 

どちらかだけではなく、テレビもネットもどちらも大事にしなくてはならない。ましてやネットをうまく活用できているとは言い難い事務所なんだから。(ハロステもアプカミもギリギリ。tiny tinyはアウト)

 

 

唯一の地上波レギュラー番組『The Girls Live』の内容があんな感じでは、テレビからの新規ファン及び未来のハロプロメンバーの獲得なんて不可能です。

 

 

まずはその辺から改革していったらどうです。

かなりちっちゃいスタートになりますけども、そのちっちゃいスタートですら切れてないのが現状なんですから。(あの番組はコアにもマスにも支持されないという、存在価値の有無を問われる切ない代物なのです。かわいそうなTGL)

 

 

 

 

あとはコンサートツアーの規模、多すぎる個別握手会、細かいところで言えばツアーグッズの中身。

コアよりマスに向けて(というかコアにすら呆れられる諸々)、改善すべき点は山のようにあるんじゃないかと思います。

 

 

 

これからもモーニング娘。及びハロープロジェクトを存続させていくつもりがあるのなら、いつまでも現状維持だけに目を向けてヲタク相手のみみっちい商売で満足していてはダメですよ事務所さん。

 

 

いまどれだけ小金を稼げるかなんてことよりも、もっと未来のことを考えて運営してください。

いまのやり方を続けていたら、遠からず窮地に陥りますよ。

 

 

ここ最近は、オーディションを開催しても毎回お約束のように「該当者なし」であるというのがそれを物語ってる。

ハロプロ自体がレベルアップしており、必然的に新人に求めるものも多くなる――のであればなおさら、もっと多くの人にいまのハローを知ってもらう努力をしてください。

 

 

 

 

 

そんなことを考えておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ももちもゆずのアルバム買ったかな。