アルバム聴いたよ!

 

 

 

 

 

 

 

まじさいこう。

 

 

3年待った甲斐があった。

紛れもなく名盤です。

 

 

ハロヲタはもちろん、つんくヲタにとってもヨダレが止まらない至極の逸品。

 

 

たまらん。たまらんぜ。

 

 

3年も待たされたことは痛いですが、その分この渇望への潤いがハンパじゃなく快感ですよ。

思わずニヤニヤしながら聴いてしまいました。

 

 

アルバムが出るのってありがたいですね。

いままで1年に1枚のペースで出ていたから、ちょっと贅沢になっていたのかもしれません。

きっとそんな清貧さを我々に思い出させるために3年もアルバムを出さなかったんですね事務所さん。ありがとう!このやろう!次はもうちょい早く出してね!

 

 

 

 

 

 

最初に収録順を見たとき、14曲目の『BRAND NEW MORNING』は1曲目に持っていったほうがいいんじゃないか(曲のテーマ的にも)、なんて思ったんですが、実際聴いてみるとやっぱり『ジェラシージェラシー』が1曲目で正解でした。

 

 

イントロのストリングスが流れ、そこからドッパーン!とつんくミュージックの始まりを告げる。

 

 

うん。やっぱこれですね。

いきなり最初から「新時代の幕開け!」とか言われても、個人的には違和感が拭えない。

 

 

それとこれ、アルバムではまーちゃんの歌声も追加されてる?

少なくともサビの「ジェラシー」のところは歌ってますよね。たぶん。

 

 

 

 

そして2曲目の『ロマンスに目覚める妄想女子の歌』。

メンバーの多くが一押ししてただけあって、めちゃくちゃ良い曲ね。

可愛い。でも可愛いだけじゃない。イントロとか変態だし(褒め)、間奏はつんくさんの手癖だし(褒め)、サビで音が静かになってちょっと切なげに歌うのも素晴らしい。

何気に、「勉強は頑張れば成績上がる 学生時代は本当はわかりやすいんだね」という歌詞が深いなと思いました。

きっとそんなにわかりやすくないであろう世界で仕事をしているメンバーたちが歌うのが良い。

 

 

 

3曲目の『CHO DAI』もたまらんです。

小田ちゃんブログによると、今年の2月くらいにはもうレコーディングしていたらしいですね。そいつは驚きだ。

 

 

 

『私のなんにもわかっちゃない』はライブでおなじみの楽曲がようやく音源化されたわけですが、音源で聴くとよりカッコよく感じられる気がする。

なんといってもこの曲はコーラスを鞘師里保さんがやってる点がね、ホントありがとうございますという感じです。

コーラスのほのかな歌声を聴くだけで、ちょっと泣きそうになる。

'17としての歌声を収録したのは正解だったと自分は思いますが、もし'15Ver.の音源が存在するのなら、なんらかの形で聴かせてほしいなと思ってます。

 

 

 

『Style of my love』は飯窪・小田・牧野の3人曲。

小田ちゃんの圧倒的な歌唱力を感じられるのはもちろん、はるなんとまりあちゃんの歌声をたくさん堪能できるのも魅力なナンバー。

こういうのがアルバム曲の良いところですよねぇ。少人数構成で歌えるというのが。

はるなんみたいな歌声があるのって、グループとしてはすごくアクセントになってるなと思います。

どちらかといえば可愛らしい系の声だけど、なんとも言えない艶もあって、個人的には好きです。歌も上手くなったなぁ。

 

 

 

『ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番』はBメロのメロディーが神がかってる。

Aメロとかサビも素晴らしいんだけど、そこにあのメロディアスなBメロが挟まってるのが最高なんですよ。

転調を繰り返す構成とか、「チュルルチュルル」という語句、最後のダーン!っていう音、全部が良い。

「わかってほしい あなたが私のことだけ見るようなタイプなら もっと楽なのに」という歌詞では、思わずまーどぅーを連想してしまいました。

どぅーはまーちゃんだけを見るようなタイプではなくて、まーにとってはそれがもどかしいんだろうな……とかいう妄想です←

 

 

 

『青春Say A-HA』めっちゃ好き。

なんといっても「ウォウウォ セーイアハ アハアハ」のところね。

気がつけば口ずさんでる。アハアハ。

こういうキャッチーな部分を作れるのがつんくさんのすごいところですよねぇ。「ウォウウォ」と「セイ」と「アハ」しか言ってないのにw

この曲、両A面とかトリプルA面ならシングルでもいけたんじゃないかな。

 

 

 

『もう我慢できないわ ~Love ice cream~』は尾形・羽賀・加賀・横山の4人曲。

ロックですよね。バンドって感じ。イントロ良いわぁ。

ちょっと90年代っぽさもあって、そこはかとないノスタルジーも感じます。

こんなロックな曲で、アイスクリームへの愛を歌うというそのセンス!他に誰がこんな曲作れる?

この4人を選抜したのもさすがです。(つんく♂さんが選んだらしい)

 

 

 

『恋は時に』は譜久村・生田・石田・佐藤・工藤・野中・森戸の7人曲。

これも好き~。めっちゃ好き~。

歌詞もメロディーも、じんわり寄り添うような、励ますような、背中を押してくれるような優しく力強い曲ですよね。

聴いてると泣きそうになります。

こういう曲をつんく♂さんから貰えるのって、メンバーにとってもすごく嬉しいだろうし、力にもなるんじゃないかなぁと思ったりしました。

 

 

 

 

 

 

とりあえずアルバム曲を中心に、軽く感想を書いてみました。

 

 

本当はもっと熱く語りたいところですが、上手く言葉にできそうにないし、長くなるので今日はやめとく。

 

 

でもどの曲も本当に素晴らしくて、大満足の1枚です。

 

 

いまのモーニング娘。の名刺が出来たことが嬉しい。

ちょっとでも娘。に興味を持ってくれた人に、そっとこのアルバムを手渡してあげたい気持ち。

 

 

というか、ハロヲタじゃなくても聴いてほしいね。

音楽というものを愛するすべての人が聴けばいいよ。

 

 

それくらい、自信をもっておすすめできる名盤です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで余談なんですが、

 

 

 

 

BNMだけちょこ~っと浮いてません?(小声)

 

 

 

 

いや、BNMがそこまで好きじゃないから言うわけではなく、アルバムの8割がつんく曲で、そこにこのBNMが入るとどうしても違和感があるというかなんというか。

 

 

明らかに方向性が違うんですよね。

テーマがはっきりし過ぎてるのもあるし、歌詞の語彙とか使い方とか、このなかだと異質すぎて思わず「どちら様でしょうか?」と聞きたくなってしまう。

 

 

かしましのあとに来て、BNMのあとに愛の種という並び順もあるのかな。

とはいえここ以外にベストなポジションというのも思いつかないし。

 

 

『愛の種』は言うまでもなく、『弩級のゴーサイン』もまだギリギリ大丈夫なんですけどねぇ。

BNMはどうしても若さと勢いだけが先走っているように感じられて、現事務所が示したかったであろう「これが新しいモーニング娘。だ!」みたいなのは残念ながらしっくりきてません。

 

 

これ以降、星部さんの作詞曲が娘。に回ってこないというのは、事務所的にもあまり手応えを感じなかったんでしょうかね。