ちょっとまた楽しくない話をひとつ。
昨日の昼間に書いたものだけど、ももちの大事な日だったので後回しにした次第。
普段メンバーブログのコメント欄なんてまったく見ていないのでTwitterで流れてくるまで知らなかったが、どうやら13期ブログのコメント欄が荒れていたらしい。
概要はこうだ。
カントリー・ガールズの森戸ちぃちゃんがモーニング娘。に移籍することが発表されたあとのブログで、13期のふたりが「先輩として頑張る」といった趣旨の内容を書いたことに対して、「なに言ってるんですかあなたは後輩ですよ勘違いしないでね」と批判するようなコメントが無視できない数あったという。
(現在はある程度削除されたっぽい)
それは批判というより難癖をつけているだけであり、酷い場合にはただの誹謗中傷でしかないものもあった。
まったく馬鹿馬鹿しいことだと思う。
あまりに馬鹿馬鹿しすぎて、どこからツッコめばいいのかわからない。ハロヲタのなかに、こんなにも救いようのない大馬鹿者が一定数いることに絶望さえおぼえる。
まず大前提として、ヲタが偉そうに口出しをすべき領域の話ではない。それも、見当違いの口出しなどを。
ファンとして意見を持つことはまぁ自然なことだし、彼女たちが好き勝手言われるのも、お金をもらって働いているプロだという立場上ある程度は仕方のないことでもある。
しかし、どちらが先輩か後輩かなどということでファンが自説を振りかざし、あまつさえメンバー本人に「お前は間違っている」と言葉を投げつけるのは明らかにやりすぎだ。いったい何様のつもりだろうか。
(ちなみに、かえでぃーブログのほうが荒れ具合が酷かった)
そういったコメントにもいろいろあって、単なる悪意でもって「は?なに言ってんの?ちぃちゃんのほうが先輩に決まってんでしょ勘違いしないで」といったものもあれば、「こらこら森戸ちゃんのほうが先輩ですよ。負けないように頑張ってくださいね」という無自覚(?)な上から目線で諭している(つもりになっている)ものもあるし、本題そっちのけでメンバーの容姿などを中傷する酷いものまでレパートリーは様々だ。
一見したところ、ちぃちゃんの(あるいはカントリーの)ファンによる所業に思えるが、おそらくそうでない人もいるだろう。
ちぃちゃんヲタと、ただそれに便乗して娘。を叩きたいだけのヲタがいると考えたほうがいい。(もしかして後者のほうが多いかもしれない)
自分には理解しがたいことだが、娘。ヲタを名乗る人間がある特定の娘。メンバーを嫌い、中傷することもままある。
そういう連中も少なからずいた可能性も考慮すべきだろう。
まぁ誰の推しだろうがそんな人間は等しく害悪であることに変わりはないし、間違ってもファンなどとは呼べないクソ野郎であることは言うまでもないが。
ちぃちゃんヲタで13期を批判している人間がいたとして、念のため言っておくと、そういった行為はあなたの好きなちぃちゃんにとってマイナスにしかならないということに気付くべきである。
娘。ヲタからすれば、突然のイレギュラーな加入によって少なからず困惑しているところにさらにそれが原因でメンバーが悪く言われるなんて、ちぃちゃんはとんだ疫病神だ――という印象を与えかねない。
もちろんちぃちゃんにまったく罪はないわけだが、一部の馬鹿なヲタが彼女を疫病神に仕立て上げてしまっているわけだ。
もしあなたが本当にちぃちゃんのファンであるならば、「先輩として頑張る」と言ってくれた13期のふたりを攻撃するのは見当違いも甚だしく、ちぃちゃんにとってもマイナスにしかならないということに気付こう。
ああ、こんなことを指摘するのさえ馬鹿馬鹿しい。
腹が立つので、騒動の元である「どちらが先輩か後輩か」という件について少しだけ言わせてもらおう。
13期ブログを読むと、「森戸さんはハロプロとして先輩である」ということを理解したうえで、モーニング娘。としては自分たちが先輩になるという複雑な立場を受け入れつつ頑張っていく旨が綴られているのがわかる。
実際、ちぃちゃんはジュンジュンリンリンのような「留学生(この場合は国内留学か)」でもなく、かつてのカントリー娘。に○○(モーニング娘。)のような「助っ人」でもなく、明確に「14期」という形で加入してきたわけだ。
であれば、13期が先輩の立場になるという解釈に間違いはない。
正規のハロメンとしてちぃちゃんのほうが経歴的に上であるのは確かだが、モーニング娘。としての経験は13期のほうが上だ。
モーニング娘。としての知識や技術など、ちぃちゃんとのあいだには明らかな差がある。
娘。のメンバーとして活動していくことを考えれば、ちぃちゃんのほうが13期より先輩だと考えるほうがおかしいのだ。
もちろんこれは、とてもいびつな関係ではある。
13期もちぃちゃんも、どちらも大変だろうなと思う。
しかしそんな事態を引き起こしたのは事務所だ。こうなるとわかっていて、それでもこの移籍を強行したのは事務所の大人たちなのだ。メンバーがこのことで叩かれる謂れはない。
「ちぃちゃんが13期の後輩になるなんて認めない!」というヲタの個人的な感情をメンバーにぶつけるのは筋違いだ。
客観的な事実がどうであるかをきちんと認識すべきだろう。
どうしても文句が言いたいのなら、こんな事態を招いた事務所に言いたまえ。
わかるかな。13期のふたりは、そういうことを言ってるんだよ。
ちぃちゃんのほうがハローとして先輩だなんて馬鹿なヲタクどもに言われるまでもなくわかってる。
わかってるけど立場的には自分たちのほうが先輩になってしまうから、そんな複雑でややこしい状況に自分を見失わないようにと決意を表しているのだし、突然の加入で戸惑うこともあるであろう森戸さんに対してもできる限りサポートしていきたいと言ってくれてるんじゃないか。
どうしてそれがわからない?どうしてそんなことすらわからず、見当違いな批判や中傷でメンバーを傷つける?
社会で生きる人間としての知性と品格を疑うよ。
馬鹿とか頭が悪いとかそんなレベルじゃない、人間失格のクズ野郎だ、そんな連中は。
ネットの匿名性に守られて、安全な場所から若い女の子たちを攻撃する。なんて嫌らしい下卑た行為だろう。よくまぁそんなことをして恥ずかしげもなくのうのうと生きていられるなと感心する。他人を傷つけてなんとも思わないサイコパスどもめ。
失礼。
できるだけ冷静に書こうと思ってはいるんですが、たまにこうして理性の箍が外れてしまうことをお許しください。
しかしなんともハロヲタの民度は低くなったものだね。
ファンが増えるのは良いことだけど、馬鹿が増えるのは本当に困りものだ。
いつどの時期にでもそういう人間は少なからずいる。
でもここ最近は本当にひどい。先日の動画によるフクちゃん及び娘。に対する批判もそう。
まともな知性を持つ人間ならば悪感情を抱く余地などない事柄に関して、確信犯なのか本当にわからないのか、状況や心情を正確に読み取れずに見当違いな批判をしたり、ただ気に入らないから感情的に幼稚な中傷をしたり。
この“本当にわからない”人間というのは確かにいて、SNSなどでいわゆるクソリプを送る連中などがそれだ。
ちょっと前にも真野ちゃんのツイートに対して「いやいや、真野ちゃんはそういうことを言ってるんじゃないだろうよ……普通わかるだろ……」と思うようなクソリプを送っている人がいた。(驚いたことに、本人は至って真面目に言っているのだ)
その場の状況や、他人の心情を読み取れない、気持ちを察することができない人間なのだと思う。
普段周りの人たちとどうやってコミュニケーションをとっているのか心配になるレベルだが、そういう人というのは結構いるのだということがネットの発達によって晒されてきた。
自分もブログやTwitterをやってる身として、ごく稀にだがその手のコメントやリプを頂くことがある。
他人の迷惑になることを自覚していない分、とても厄介な存在だ。
そしてこちらも負けず劣らず厄介な存在として、ただの馬鹿がいる。
悪意を持った馬鹿。
あるいは馬鹿であるが故に不当な悪意を持った人間。
フクちゃんの件にしろ13期の件にしろ、単に「嫌いだから嫌いたい。嫌いだから叩きたい」という動機で行動する人間が半分以上いたのではないかと思う。
理由なんてなんでもいいのだ。
自分にとって気に入らない存在を攻撃する材料を日頃から探していて、少しでもチャンスだと思ったらそれに食いついて叩く。
決してその問題についての批判意見などという立派なものではなく、ただただ「嫌いだから攻撃する」のである。
そういうハロヲタが本当に増えた。
17年ほどハロヲタをやってきて、ここ数年はそれをひしひしと実感する。
事務所に対して思うのは、とにかくメンバーをそういった不当な悪意から守ってほしいということ。
彼女たちはみんな大人より大人だと思うし、立派なプロでもある。
だけど実際はまだまだ若くて未熟な女の子たちでもあるのだ。
どれだけ頑張っても、常に一定数の悪意に晒され続ける環境。
万人に好かれるなんて不可能だと知ってはいても、心が傷つかないはずがない。
成熟した大人ならば、自分ひとりでもそういった悪意を上手くかわす術を身に着けているかもしれないが、彼女たちはまだ十代二十代(前半)の若者だ。おまけにそういった悪意に対して、正当に抗議することすらできない立場にいる。ファンの前ではいつでもニコニコ笑っていなければならない。どれだけ誹謗中傷されても、ファンの前で泣くことは許されない。(プロ意識がそうさせるのもあるだろうし、他のファンに心配をかけまいと思う気持ちもあるだろう)
そんなメンバーたちを守れるのは、事務所の大人しかいない。
ブログのコメントだって、もっとちゃんと精査してほしい。
事務所がやるのかアメブロがやるのか知らないが、「事務所はなにもできない」ということはないはず。
言葉がダイレクトに届いてしまう場所であるからこそ、管理やケアは大事なのではないだろうか。
このブログでよく「握手会を減らそう」と言っているのは、スケジュール云々もあるけど、この手の悪意を防ぐ術が乏しいというのもある。
握手会で、いかにも善良なファンという顔をしてやってきた人間がメンバーの眼前で悪意を吐いたとき、それを誰が守れる?
あらかじめ何を言うのかなんて聞かないだろうし、そんなシステムがあったとしても本気で悪意を持つ人間にとってはなんの意味もないのだ。
馬鹿なクズヲタを殲滅できないのなら、せめてその悪意からできる限りメンバーたちを守ってほしい。
どうかお願いします。
あんなにも魅力的な良い子たちが、謂れのない悪意で傷ついてしまうなんて耐えられません。
若者たちを預かる会社として、身体だけでなく、精神的な面でも健康を維持していけるような環境づくりをお願いします事務所さん。