発表から24時間とちょっと経ち、改めて考えてもやはり謎と疑惑と不信の人事でしかないよなと思う次第。(受け入れる受け入れないの話ではなくて)

 

 

昨日も書きましたけど、フクちゃんの涙や、ちぃちゃんの表情がそれを素直に表していたなと感じます。

 

 

こんなのカントリーにしてみれば祖国を追われたも同然だし、迎え入れる側にしたって国をなくした(に等しい)子たちをどんな気持ちで迎えてやればいいのか戸惑うに決まってる。それぞれ自分たちのグループの事情だってあるんだから。

 

 

フクちゃんが自身のブログにも綴っていましたが、ちぃちゃんのことを本気で想うからこそ、ただ明るく「おめでとう!」なんて言えなかったのでしょう。

ちぃちゃんもまた、自分のグループを実質解体され、いきなり他のグループに「今日からお世話になります」なんて気軽に言えるわけがない。

 

 

そこのところ、J=Jの宮崎さんは深く考える余裕もなく半ばパニくって「あらぁ~、いらっしゃ~い(驚)」みたいな反応だったのがおもしろかったし、アンジュのあやちょ(というかみんな)は「あれこれ考えるのめんどくせぇ!ようこそアンジュルムへ!」みたいな吹っ切れたノリで迎え入れたんでしょうね。

 

 

どこのリアクションが正解なんてありません。

それぞれ、そのグループにいなければわからない感じ方や捉え方があるはず。

 

 

 

 

で、そもそもこんな「しなくていいような苦労」をメンバーにさせてる事務所が憎たらしいぜ、という話。

 

 

 

なにが新体制だよ。片腹痛いわ。

20周年を隠れ蓑にして、自分らの采配ミスを誤魔化してるだけじゃんか。

 

 

つんく♂さんをPの座から追いやって新グループを量産し、カントリーもまたグループ名を変えて復活させたはいいものの、ももちがいなくなったら用済みとばかりに解体させて、完全に移籍させる潔さもないまま兼任とかいう中途半端の極みな折衷案でお茶を濁し、それで生じる苦労や苦悩は全部メンバーに丸投げして終わり。

 

 

事務所の上層部は、この人事に関わるメンバー全員の前で土下座しながら「後先考えなかった大人の愚かなミスをカバーしてくださいお願いします」と頼み込むくらいのことをすべきなんじゃないですかって。

 

 

こんな馬鹿げた無理難題を押しつけても「変化するハロープロジェクトをまた盛り上げていかなくちゃ」と前向きに頑張ってくれるメンバーたち。

彼女たちがいなければ、アップフロントなどとっくに潰れて赤羽橋のビルには違う会社が入っていることでしょう。

 

 

頼むから、「研修生いっぱい入れて新グループも作ってみたけど立ちいかなくなったから他のグループに入れちゃおっか?」という安易な人事は今後いっさいないよう願いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそうと、この意味不明な改革のなかでさらに意味がわからないのが、いっちゃんがリーダーになるという新グループのこと。

 

 

誰でもいいから、事務所の大人に「カントリーを実質解体したにも関わらずまた新グループを作ろうとしていること」についてその意図するところを説明してほしい。

 

 

新グループ作るんならカントリーそのままでよくね?と誰もが思ったことでしょう。

 

 

まぁそうもいかない理由があったんでしょうが、その辺匂わす程度でもいいからヲタに説明してくれないと本当になんのためなのこれ???という混乱が収まらないからさ。

 

 

第一、本当に新グループなんて作れるんですかね。

いまいる研修生をかき集めて作るのか、はたまたオーディションでもやるつもりか。(集まるとは思えないけど)

 

 

勝算があるのかどうかが疑問です。

 

 

もし事務所の考えている“優しさ”というものが「いまのところ見通しは立ってないけど解雇するのは忍びないから先延ばしにする」であるならば、それは逆に苦しみを増やすだけでしかないよと言いたい。

 

 

カントリーの「兼任」にしてもそう。

中途半端な優しさは相手をより苦しめるだけだし、安っぽい温情で人を囲うことは組織全体の質の低下にも繋がってしまうでしょう。

 

 

 

まぁもはやこうして発表してしまった以上は責任を持って新グループをプロデュースしていってほしいなと思いますが、すでにカントリーでやらかしてる事務所なので正直信頼はできません。

 

 

「信頼」なんて、いまの事務所がフルスイングで投げ捨てているものの筆頭ですからね。笑えないぜ。