動揺のあまり娘。ヲタとしてあるまじきことを言いますが、モーニング娘。というのは、モーニング娘。になった以上は他のことを諦めてでもモーニング娘。としての活動を全うしなければいけない義務みたいなものがあるんじゃないでしょうか。

 

 

だってモーニング娘。になったんだから。

自分で選んで、なりたいと思ってなったんだから。

他にやりたいことができたから辞めますなんて、応援してるファンや他のメンバーに申し訳ないじゃないですか。

 

 

だから娘。の一員になった以上は、そう簡単に辞めてはいけない。

簡単じゃなくても、いけない。怪我とかそういうどうしようもない理由以外では。

 

 

言うても仕事。

お客さんのことを第一に考えるなら、まだ娘。として頑張ってほしいという声を無視して辞めちゃうなんて、プロとしてどうなんでしょう。

 

 

 

 

 

 

ああ最低だね。

とりあえず書いてはみたけど、なんて勝手な理屈だろう。

 

 

これじゃどぅーだけでなく、りほりほや香音ちゃんのことまで否定してるじゃないかバカ野郎。

 

 

もちろん本気でこんなこと思ったわけではないですが、これに似た気持ちが自分の心のなかに1ミリも存在しないかと聞かれると、答えに詰まる。

 

 

 

そうだよ、こっちはただの客だからね。

客は、自分の見たいものを見たいに決まってる。

モーニング娘。が好きで応援してるんだから、メンバーの一人がモーニング娘。じゃなくなることを本気で喜べるわけがあるかよって。

 

 

わがままだというのは承知で、娘。になったんならファンもそれなりに納得できるくらい長く在籍してから卒業してくれよ、と思ってしまってごめんね。本当にごめんね。

 

 

 

 

 

非常にゲスな考えなのは承知ですが、それが自分にとって紛れもない本心(のひとつ)であるならば、無理に押し殺すべきではないとも思います。

 

 

こういうときは、素直な気持ちになったほうがいい。

それがたとえゲスな気持ちであっても、むしろ一度ゲスになってしまえば自然と自己嫌悪に陥り、オレはなんてことを言うんだこの野郎それでも娘。ヲタかもっと前向きに受け入れて応援しなければダメだちくしょうと思うことができるので、自動的にポジティブになっていくという仕組みです。

 

 

本当にその子のことを大切に思うなら、いずれは受け入れることができるから大丈夫。

でも受け入れられる自信がまったく微塵もないのなら、無理にでもポジティブになるか、そっとこの場(ハロー)を離れることをおすすめしますが。

 

 

 

 

 

 

しかしなぁ。

娘。に加入して6年というのは、長くはないけど短くもない期間だと思うけど、17歳という年齢だけを見るとどうしても「早いよ(泣)」と思ってしまいますね。

 

 

だって17歳よ?

むしろこれからグループを引っ張っていく存在になる歳じゃないですか。

なのにもう(どぅー含め)3人も卒業しちゃうなんて。

 

 

9期10期の若いメンバーから続々卒業しちゃうなんて、誰が想像しました?

これを嘆かずにいられようか。

 

 

 

それと個人的に、女性アイドルは19歳になると変わる、と思ったりしてます。

 

 

高校を卒業し、でもまだ成人の一歩手前。

そんな危うい時期の、なんとも言えない変化と輝き。

 

 

そんな19歳を存分に堪能したくて、だからせめて二十歳までは活動してほしいのです。

 

 

最初の話じゃないですが、モーニング娘。になったからにはせめて二十歳までは活動してほしい。

勝手な願いではありますが、それがファンとしての本心。

 

 

 

19歳になった〝モーニング娘。の工藤遥”を見たかったなぁ。

 

 

二十歳になって、「成人おめでとう」と祝福したかった。

 

 

それがもう叶わないことが、ただただ残念です。

「残念」というマイナスな言葉はできれば使いたくないけど、残念なんだからしょうがない。しょうがないことなんて、この世にはいくらでもある。

メンバーが卒業を決めてしまうのがしょうがないように、それを残念と思うこともまたしょうがないことです。

 

 

 

 

 

 

 

少しは前向きな話もしましょうか。

 

 

卒業は残念だけど、どぅーの芝居をたくさん見ることができるかもしれないというのは楽しみです。

 

 

どぅーの芝居は本当に素晴らしいですからね。

ヲタの贔屓目を抜きにしても、女優として通用するレベルだと思います。

 

 

そんな姿を目にする機会が増えるというのは、純粋に嬉しい。

 

 

帰ってくるのか、くるならそれはいつなのかも不明な我が推し(やっさんのことですが)のことを思うと、そこは羨ましいですね。

がきさんや真野ちゃん、めいめいが芝居の世界で活躍しているのも、大きな希望になります。

 

 

 

 

その一方で(と、またネガティブなことを言い出す)、来年からは娘。の舞台にどぅーがいないのだというのが悲しい。

 

 

どぅーの演技は好きだし娘。ヲタの誇りだけど、「モーニング娘。の工藤遥ちゃんの演技はこんなに凄いんだぞ」という喜びがなくなってしまうのはね。寂しいよね。

 

 

「モーニング娘。にはこんなに芝居が達者な子がいる」ということが誇りでもあったわけで、それがなくなってしまうというのは。

 

 

たぶんメンバーが思う以上に、「モーニング娘。であること」はファンにとって特別な意味を持つのだと思います。

 

 

だからこそ、できるだけ長く在籍していてほしいと願ってしまうのです。

 

 

 

 

ところで今年の秋に卒業してしまうとなると、どぅーの男役を見られるのも今年が最後かもしれませんね。

 

 

女性なのにわざわざ男役をやるなんて、身内主催の舞台だったからできたことでしょう。

外部では、そんな機会は滅多にない。(普通に男性が男役を演じる)

 

 

LILIUM以来、男役ばかりでちょっと食傷気味ではありましたが、こうなるとそれも惜しく思えてくるから現金なものです。

 

 

 

『ファラオの墓』での男役どぅー。

しっかり目に焼き付けたいと思います。