入間人間 『安達としまむら4』
安達としまむら (4) (電撃文庫)/入間人間

¥594
Amazon.co.jp
桜の季節、しまむらと同じクラスになれた。でも、しまむらは近くの席の女子とお昼を食べるようになった。…なんか嫌だな。私はどうしたらいいんだろう。ある日の昼休み。近くの女子集団に声を掛けられた。なんとなく安達の方を見ると、目が合った途端、顔を逸らされた。女子集団の輪に入り、もう一度安達の方を見たら、一人で教室を出て行ってしまった。私もパンを買いに行くのになぁ。まあ、行く途中で見つければいいか。しまむらと前みたいに仲良くなるには…そうだ、お泊まりだ!?(Amazonより)
ゆる~い百合な女子高生、安達としまむらを巡る物語の4冊目。
百合といっても、安達からしまむらへ対する愛情が強すぎて、ふたりの温度差は気の毒なほどである。
コミュ障気味で、しまむら以外の人間とは仲良くなろうとしない安達。
そのしまむら相手にしても、好き過ぎて上手く喋れず挙動不審になる始末。
一方しまむらは、なにごとも夢中になることはなく、安達からの愛情も時に受け入れ、時に受け流す。
安達の重すぎる愛に戸惑いながらも、結局は「はいはい」なんて言いながらそれを拒むことはしない。かといって、安達のように相手を想っているわけでもないのだ。
そんな物語の4冊目、まぁ特になにが起こるわけでもなく。
二人の、縮まりそうで縮まらない関係をゆるやかに楽しんで満足です。
ところで、しまむらはやけに好かれる。
安達はもとより、昔仲が良かったけど一時期疎遠になっててまた関係を戻したがっている樽見、そして妹。
みんなしまむらを求める。独占したがる。
こういう、なんかよくわかんないけど好かれる人っていたよなぁ、と学生時代を思い出す。
格別人気者というわけでもないのに、なんか仲良くなりたくなるような人。
でも当人は、好かれて嬉しいとかそういう意識はなくて、飄々としてたりする。それがまた魅力的に思えたりね。
そんな感じで、5巻に続きます。(すでに6巻まで発売中)
安達としまむら (4) (電撃文庫)/入間人間

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桜の季節、しまむらと同じクラスになれた。でも、しまむらは近くの席の女子とお昼を食べるようになった。…なんか嫌だな。私はどうしたらいいんだろう。ある日の昼休み。近くの女子集団に声を掛けられた。なんとなく安達の方を見ると、目が合った途端、顔を逸らされた。女子集団の輪に入り、もう一度安達の方を見たら、一人で教室を出て行ってしまった。私もパンを買いに行くのになぁ。まあ、行く途中で見つければいいか。しまむらと前みたいに仲良くなるには…そうだ、お泊まりだ!?(Amazonより)
ゆる~い百合な女子高生、安達としまむらを巡る物語の4冊目。
百合といっても、安達からしまむらへ対する愛情が強すぎて、ふたりの温度差は気の毒なほどである。
コミュ障気味で、しまむら以外の人間とは仲良くなろうとしない安達。
そのしまむら相手にしても、好き過ぎて上手く喋れず挙動不審になる始末。
一方しまむらは、なにごとも夢中になることはなく、安達からの愛情も時に受け入れ、時に受け流す。
安達の重すぎる愛に戸惑いながらも、結局は「はいはい」なんて言いながらそれを拒むことはしない。かといって、安達のように相手を想っているわけでもないのだ。
そんな物語の4冊目、まぁ特になにが起こるわけでもなく。
二人の、縮まりそうで縮まらない関係をゆるやかに楽しんで満足です。
ところで、しまむらはやけに好かれる。
安達はもとより、昔仲が良かったけど一時期疎遠になっててまた関係を戻したがっている樽見、そして妹。
みんなしまむらを求める。独占したがる。
こういう、なんかよくわかんないけど好かれる人っていたよなぁ、と学生時代を思い出す。
格別人気者というわけでもないのに、なんか仲良くなりたくなるような人。
でも当人は、好かれて嬉しいとかそういう意識はなくて、飄々としてたりする。それがまた魅力的に思えたりね。
そんな感じで、5巻に続きます。(すでに6巻まで発売中)