今月末には『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』の感謝祭DVDが届く予定なわけですが、性懲りもなくまたリリウムの二次小説なんてものを書いてしまいました。



ときどき、発作のようにやってくる「リリウムの二次小説書きたい熱」が、当の感謝祭に参戦した直後から湧いておりまして。


そこからどうして半年以上も経ってアップするのかという話は後述するとして、とにかく書いてしまったのです。ごめんなさい。



Twitterなどを見てると、リリウム関連のイラストや漫画なんかを書いてアップしてらっしゃる方はたくさん見かけるんですけどね。
なにぶん、わたくしは絵を描くことを小五のときに諦めてしまったので、あとは文章くらいしか書けるものがなく。





そんなわけで、『LILIUM』の……というより感謝祭で上演された短編演劇「二輪咲き」の二次小説です。


お暇であれば、いかがでしょう。
お暇でなければ、スルーしてください。



「二輪咲き」で名前すら呼ばれずモブ同然だったオダマキ(生田)とカンナ(牧野)の、こんなこともあったんじゃないか的な妄想をミステリー風に書きました。あくまで「風」ですが。



「二輪咲き」のネタバレはありませんが(ちょっとだけ、見た人にしかわからないネタはある)、『LILIUM』のネタバレにご注意ください。





『イニシアチブのゲーム』





しかし、いつのまにかpixivは読む際にフォントの選択とか縦書きor横書きの選択とか行間の広い狭いの選択なんてできるようになってたんですね。背景色まで設定変えられるのか。(前から?自分が気付いてなかっただけ?)


どう読むのも自由ですが、パソコンから明朝体の縦書き(行間は普通)で読むのが個人的にはおすすめです。そうやって書いたので。


スマホからだとフォントの選択はできませんが、縦書き横書きは選べる模様。
デバイス的に、こっちは横書きのほうが読みやすいかな?
行間は広いほうが読みやすいかと思います。





ここで、ビジュアル喚起のための写真を。




左がオダマキです。念のため。






一番左がカンナ。






一番右がオダマキ。






右がカンナ。






赤丸で囲われたのがオダマキとカンナ。






これは中の人ですが、こんな二人の話です。










さて、ここで蛇足ながら無駄話をひとつ。



これを書き始めたのは、前述したとおり去年8月31日と9月1日に参戦したリリウム感謝祭を観た数日後なんですが、初稿(と言うのもおおげさですけど)を書き終えたのは、10月29日でした。


これまでは二週間くらいで書けていたのに、今回は苦戦して二ヶ月もかかってしまった。
途中、8割方書いたものを全部書き直したりもしてたので、時間がかかった次第です。


しかも。


ああようやく書き終わったー、と思った1時間後に、りほりほが卒業発表をするというまさかの事態。


もう二次小説どころではありません。当然ながら。


リリウムのラストシーンにおけるリリーばりに絶望していたので、そこからりほりほが卒業してしまうまで、ずっと放置しっぱなしでした。


リリーが……じゃなかったりほりほが卒業して2016年になり、ようやく二次小説の存在を思い出して、まぁせっかく書いたし……と手直しを始めたのがだいたい1月の半ばごろ。


そこからまた苦戦して2割くらい書き直して、なんだかんだやってるうちに3月になってしまったのでした。




そんな、涙なしには語れないドラマを秘めたこの二次小説。


中身よりも、このエピソードを聞いてほしかった←


初稿を書き終わって喜んだ1時間後に地獄に叩き落とされた思い出は忘れられません。



そんだけ時間をかけたわりにはクオリティが低いな、と思われるでしょうが、そこはまぁ、所詮は素人が書いたものだとご容赦頂ければ幸いです。