よせばいいのにワンフォーの頃の映像なんかを見ちゃったもんだから、遠い目をして「なにもかもみな懐かしい……」と口走らずにはいられませんでした。



りほりほどころかさゆまでいるよ。そりゃそうか。


なんだろう……やっぱりさゆがいるというただそれだけで、メンバーたちの雰囲気が違うなぁと改めて思います。


みんな気負い過ぎてないというか、道重さんについて行きます!って感じで、守られてるんですよね。


ワンファイブになってからは、逆に守る側になって。特に9期と10期は。


もちろんいつかはそうなるんだけど、早かったなぁ。
しつこいようですが、もう少し、先輩の庇護下で生き生きと活動する子供たちを見ていたかった。


おまけにつんく♂さんもプロデューサーではなくなり、案の定去年はあまりかまってもらえなかった感のあるモーニング娘。ですよ。




どの期もそれなりに大変な想いはしてきたと思いますが、9期はなかなかに受難の時代を生きている気がします。


世間的な人気が低迷していたプラチナ期の終焉と共に加入し、そこからフレッシュな魅力で徐々に娘。を盛り上げていくものの、頼れる先輩たちはほぼ1年おきにどんどん卒業していってしまって。


2014年にさゆが卒業し、とうとう先輩が誰もいなくなってしまったあとにやってきたのは、明確なつんく♂Pの不在。


表記の序列も下がり、事務所は娘。以外のグループにご執心で、一番力を入れてやらなきゃいけない時期に一番手を抜かれてしまった2015年。


挙句、エースのりほりほまで卒業してしまいました。


なんとも受難ではありませんか。


これで、ちょっとでも至らないところがあればすぐ叩かれるんですよ。


少なくとも、「娘。は事務所に優遇されている」なんてお気楽な幻想はもはや影も形もありゃしません。


ヲタの中に少しでもそういう意識があると、「優遇されてるくせになんだそのていたらくは」みたいな感じで叩きたくなるんでしょうが、そういうのもう通用しませんからねと言っておきましょう。



ハロプロが「モーニング娘。一強」だった時代とは違います。


9期以降の13人(りほりほ含む)は、そういう時代を生きているのです。



ブログだろうがツイッターだろうが2chだろうが、まとめサイトやつべのコメ欄だろうが、いまのモーニング娘。を少しでも語るのならば、それをちゃんと理解して語る必要があるでしょう。


“いま”だけを見て考えればいいわけではなく、目まぐるしい変動、その来歴と影響を考慮せずに、モーニング娘。を語ることはできませんからね。








なんて話をするつもりじゃなかったんですが、気付いたら書いてしまってた。



毎度毎度似たような話ばっかりしてすみません。
でも今年は、より娘。のことを庇護していきたいと考えていますので、「お前らはそう言うけどさぁ……」的な指摘をちょいちょいしてしまうことをご了承ください。





もうちょい明るい話をしたいんだけど、なかなかシリアスモードが抜けない。