これ確かにね!と思いました。



まずはこちらのまとめサイトをご覧ください。


ももちこと嗣永桃子さん繰り返される同じ質問に苦言を呈す



これは思うだろうなぁ。


職業柄しょうがないんだろうけど、それにしたって聞かれ過ぎだよね、目標とか趣味とかハマってるものとか。



嗣永さんの言うように、そんな毎回毎回聞かれるたびに趣味が変わってるわけないし、じゃあお前ら(インタビュアー)はそうちょくちょく目標を立てて生きてんのかよって話よね。


これは質問する側が悪い。


アホみたいに目標やら趣味やら聞き過ぎてる。


ももちが著作に解説を書いたこともある作家の森博嗣もよく言ってるけど、質問というのはその答えよりも「どういう質問をするか」で知性が問われるものです。


だからメンバーに質問をするんじゃなくて、メンバーに質問をさせたほうがきっとおもしろいし、個性も見えてくるんじゃないでしょうか。


という話はともかく、質問する側がアレだからこんなしょーもないことしか聞けず、答える側のももちさんはいい加減うんざりしちゃってるわけですね。




自分がももち側だったら、たぶん「目標はありません」って答え続けるね。


趣味についてはずっと「読書です」で通す。


ハマってるものは、そのとき本当にハマってるものがあれがそれを言うけど、そうじゃなければやっぱり「読書です」。


でもそんな風に答えようものなら「つまらん答え」なんて言われ、事務所の人からは怒られて、ヲタからは無個性とか努力が足りないとかプロ意識が低いとかステルスとかdisられるんだきっと。かわいそうに。




そもそも、目標を掲げることが必ずしも良いこととは限らないのである。


その目標が足枷になったり、それにばかり囚われたり、目標を達成せんとするばっかりに他のことがおろそかになってしまうかもしれない。


ってゆうか大抵の場合、今年の初めに立てた目標なんて正月が終わると同時に忘れる。


そんな虚しい答えを毎年毎年言うのもツラいだろうし、聞くほうも別に求めてないですって。






というわけで、今年の/来年の/この夏の/その他諸々の《目標》とやらを聞くのはもうやめにしないか。


まぁ例えば、フクちゃんがリーダーになったときに「今後のモーニング娘。をどうしていきたいですか?」的な質問をするのはわかるよ。オレは別に「自由に、あまり考えすぎず、好きにやっちゃってください」としか思わないけど、大きな転換期ではそういうことを聞かれるもんだと相場が決まってるのでね。しょうがない。



趣味・ハマってるものについては難しい。


毎度毎度聞かれるのは鬱陶しいだろうけど、趣味とかって何気に仕事に繋がったりするから、まったく公言しないというのももったいない話です。


愛理ちゃんと熊井ちゃんは抹茶好きを公言して『抹茶ーず』を結成したし、飯窪さんはアニメ系の番組に呼んでもらえたり漫画系の連載を持ったり、あやちょは美術に関する新書を出したりウェブ連載を持ったり、枚挙にいとまがない。


なので趣味・ハマってるものについてはさっき自分が言ったように、ずっと同じことを言い続けても(たぶん)大丈夫なやつだから、それでいいんじゃないでしょうか。








やっぱ質問って大事ですよねぇ。(急にまとめに入る)



おもしろいインタビューが出来上がるかどうかは、何を質問して、どう話を広げるかにかかってる。


社交辞令程度の、挨拶程度の、腕鳴らし程度の質問は10年以上アイドルやってる嗣永先輩たちにはあくびが出るほど退屈だろうから、インタビュアーさんはそこんとこよく考えて質問してほしいなと思いました。





じゃあお前がインタビュアーだったら何を聞くのかって?




それはあと一週間くらい考えさせてくれ……←