さあ、再びやってきましたよ繭期のお時間が。
もうDVD見るのは娘。の武道館終わってからにしようかとも思ったんですが、我慢できずに見ちゃいました。
『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』を。
演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 [DVD]/譜久村聖,鞘師里保,鈴木香音

¥6,000
Amazon.co.jp
いや素晴らしい。たいへん素晴らしい。
なにもかも好きです。この舞台のなにもかも。
メンバーみんな凄いですが、成長という意味ではやはり、くどぅーの成長っぷりが凄い。
これを見る前に、懐かしの『ステーシーズ』(2012年)と『ごがくゆう』(2013年)を見直したんですよ。
あの頃はまだ舌ったらずで、滑舌の悪さが目立ちました。
まぁそれはそれで、個人的には好きなんですが。
しかし今回、見違えるほど良くなってる。
ホントに同じ人かと思うくらいに。
滑舌も良くなってるし、表現力が比べものにならんよね。
役柄の特殊さもあるにしても。
本人の努力はいかほどだったか。
舞台裏映像で、千秋楽が終わって舞台袖にハケた瞬間くずおれて泣いていたのが印象的でした。
そうなるほどに、この役に入れ込んで頑張っていたのでしょう。
あと、DVDで改めて見返してみて気付いたのは、リリー(りほりほ)のあのつかみどころのなさが上手いなと。
一番空虚なキャラクターといいますか、主人公なのに個性は一番薄い。
でもだからこそ主人公たりえるわけで、その雰囲気をつかむのは難しかったと思います。
リリーは作中、両手をダラーンと下げて所在なさげに立つ場面が多いんですよね。
そんな所作のひとつひとつに、リリーの空虚さが表れていたように思えました。
他にももっと褒めたい。
小田ちゃん演じるシルベチカの存在感たるや、あまり出てこないのに圧倒的だし、あゆみん演じるチェリーは『ごがくゆう』よりさらに増した過剰なキャラクターを見事に自分のものにしてるし、あやちょ演じるスノウはホントにこういう人物が最初から実在するかのようなハマり役でオーラがハンパじゃなかったし、めいめい演じるマリーゴールドの危うい愛情と狂気がこれ以上ないくらいに表現されていたし、その他みんなそれぞれ素晴らしかった。
そしてこれは前にも散々言ったんですが、音楽がステキすぎる。
末満さんの作詞と、和田さんの作曲。
どの曲も甲乙つけがたいけど、最後の『少女純潔』あれ好きだわー。
この残酷な物語の最後を彩る曲に、あんな曲を持ってこれる(作れる)というのが凄い。
あれ以上の曲なんてないほどに、ラストを飾るのに相応しい名曲です。
今回サントラに初収録された2曲も良いですよね。
『秘密の花が綻ぶ』では、いよいよ禁断の謎が開示され、物語がクライマックスへと収束する予感に満ちてます。
『葬送終曲「聖痕」《スティグマ》』では、作中でファルスとスノウが追手から逃げ回り立ち回りするシーンと相まって、最高にカッコいい。
4人が競い合うように歌うのも良いよねぇ。
またサントラ爆リピの日々が始まりそうですよ。
DVDのメニュー画面はこんな感じ。

肖像画のよう。
物語の重要なキーとなる2人の肖像画。
何百年も経ったのち、屋敷に飾られたこの古い肖像画を見つめる1人の影。
それは肖像画のうちの1人によく似た少女だった……。
みたいな話を書けそう。
このDVDには特典映像とオーディオコメンタリーが収録されてますが、隠し映像もあるのをご存知でしょうか。
たぶんみなさんご存知だとは思いますが、一応、末満さんがくれたヒントをここに書いておきます。
「ファルスは右に翻弄する花」
とのことです。
チャプター画面で、各チャプターのタイトルをよく見ましょう。そこを右です。
まだオーディオコメンタリーでは見てないので、近いうちにもう一回見よう。
そうそう、舞台上演時に観て繭期をこじらせたわたくしは、リリウムの二次小説なるものを書いたのでした。(宣伝)
リリウムの前日譚のつもりで書きました。シルベチカのお話です。
本編のネタバレがあるので、そちらを見てからどうぞ。
『勿忘草の物語』
電車が遅れて暇~、というときなどにお読み頂ければ幸いです。
しかし改めて読み返してみると、恥ずかしいw
よく書いたなぁ。
あのときの情熱は凄かった。もういっぺん書けと言われても無理でしょうね。
故に、こうして冷静になって読み返してみると、直したい箇所があちらこちらに……。
大変だから直しませんけど。
ところでリリウムの前日譚といえば、本家がそれっぽいものを匂わせてきましたよ!
小田ちゃんブログにも書いてありましたが、『TRUMP』『LILIUM』に続く、シリーズ第三弾の『SPECTER』が上演決定したんだとか。
末満さんのツイートを列挙しますと、
・シリーズ初の男女混合構成になる
・『TRUMP』に対してどんな時間軸となるかは秘密。でも『LILIUM』に対しては前日譚にあたる
・『LILIUM』作中の「或る庭師の物語」に出てくる庭師に暗喩される人物が誰のことなのか、この『SPECTER』で明らかになる
へ~。そりゃぜひとも見たいじゃないか!
ハロメンが出るかどうかはわかりませんが、仮に出なくても見たいな。すっかり繭期です。
というわけで、やはりこの舞台好きだわということを再確認いたしました。
まだまだ語りたいところですが、前にも散々語ったし、とりあえずこの辺にしておきましょう。

前にも言ったと思いますが、この写真はシルベチカが失踪してしまう前にクランで撮られた最後の写真……と妄想すると、すっごい切なくなりますよね。
まだ見てない買ってないという方、これはぜひ買って見るべきです。
ハロプロファンもそうじゃない方も、いますぐポチりましょう。お買い上げありがとうございます←
もうDVD見るのは娘。の武道館終わってからにしようかとも思ったんですが、我慢できずに見ちゃいました。
『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』を。
演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 [DVD]/譜久村聖,鞘師里保,鈴木香音

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なにもかも好きです。この舞台のなにもかも。
メンバーみんな凄いですが、成長という意味ではやはり、くどぅーの成長っぷりが凄い。
これを見る前に、懐かしの『ステーシーズ』(2012年)と『ごがくゆう』(2013年)を見直したんですよ。
あの頃はまだ舌ったらずで、滑舌の悪さが目立ちました。
まぁそれはそれで、個人的には好きなんですが。
しかし今回、見違えるほど良くなってる。
ホントに同じ人かと思うくらいに。
滑舌も良くなってるし、表現力が比べものにならんよね。
役柄の特殊さもあるにしても。
本人の努力はいかほどだったか。
舞台裏映像で、千秋楽が終わって舞台袖にハケた瞬間くずおれて泣いていたのが印象的でした。
そうなるほどに、この役に入れ込んで頑張っていたのでしょう。
あと、DVDで改めて見返してみて気付いたのは、リリー(りほりほ)のあのつかみどころのなさが上手いなと。
一番空虚なキャラクターといいますか、主人公なのに個性は一番薄い。
でもだからこそ主人公たりえるわけで、その雰囲気をつかむのは難しかったと思います。
リリーは作中、両手をダラーンと下げて所在なさげに立つ場面が多いんですよね。
そんな所作のひとつひとつに、リリーの空虚さが表れていたように思えました。
他にももっと褒めたい。
小田ちゃん演じるシルベチカの存在感たるや、あまり出てこないのに圧倒的だし、あゆみん演じるチェリーは『ごがくゆう』よりさらに増した過剰なキャラクターを見事に自分のものにしてるし、あやちょ演じるスノウはホントにこういう人物が最初から実在するかのようなハマり役でオーラがハンパじゃなかったし、めいめい演じるマリーゴールドの危うい愛情と狂気がこれ以上ないくらいに表現されていたし、その他みんなそれぞれ素晴らしかった。
そしてこれは前にも散々言ったんですが、音楽がステキすぎる。
末満さんの作詞と、和田さんの作曲。
どの曲も甲乙つけがたいけど、最後の『少女純潔』あれ好きだわー。
この残酷な物語の最後を彩る曲に、あんな曲を持ってこれる(作れる)というのが凄い。
あれ以上の曲なんてないほどに、ラストを飾るのに相応しい名曲です。
今回サントラに初収録された2曲も良いですよね。
『秘密の花が綻ぶ』では、いよいよ禁断の謎が開示され、物語がクライマックスへと収束する予感に満ちてます。
『葬送終曲「聖痕」《スティグマ》』では、作中でファルスとスノウが追手から逃げ回り立ち回りするシーンと相まって、最高にカッコいい。
4人が競い合うように歌うのも良いよねぇ。
またサントラ爆リピの日々が始まりそうですよ。
DVDのメニュー画面はこんな感じ。

肖像画のよう。
物語の重要なキーとなる2人の肖像画。
何百年も経ったのち、屋敷に飾られたこの古い肖像画を見つめる1人の影。
それは肖像画のうちの1人によく似た少女だった……。
みたいな話を書けそう。
このDVDには特典映像とオーディオコメンタリーが収録されてますが、隠し映像もあるのをご存知でしょうか。
たぶんみなさんご存知だとは思いますが、一応、末満さんがくれたヒントをここに書いておきます。
「ファルスは右に翻弄する花」
とのことです。
チャプター画面で、各チャプターのタイトルをよく見ましょう。そこを右です。
まだオーディオコメンタリーでは見てないので、近いうちにもう一回見よう。
そうそう、舞台上演時に観て繭期をこじらせたわたくしは、リリウムの二次小説なるものを書いたのでした。(宣伝)
リリウムの前日譚のつもりで書きました。シルベチカのお話です。
本編のネタバレがあるので、そちらを見てからどうぞ。
『勿忘草の物語』
電車が遅れて暇~、というときなどにお読み頂ければ幸いです。
しかし改めて読み返してみると、恥ずかしいw
よく書いたなぁ。
あのときの情熱は凄かった。もういっぺん書けと言われても無理でしょうね。
故に、こうして冷静になって読み返してみると、直したい箇所があちらこちらに……。
大変だから直しませんけど。
ところでリリウムの前日譚といえば、本家がそれっぽいものを匂わせてきましたよ!
小田ちゃんブログにも書いてありましたが、『TRUMP』『LILIUM』に続く、シリーズ第三弾の『SPECTER』が上演決定したんだとか。
末満さんのツイートを列挙しますと、
・シリーズ初の男女混合構成になる
・『TRUMP』に対してどんな時間軸となるかは秘密。でも『LILIUM』に対しては前日譚にあたる
・『LILIUM』作中の「或る庭師の物語」に出てくる庭師に暗喩される人物が誰のことなのか、この『SPECTER』で明らかになる
へ~。そりゃぜひとも見たいじゃないか!
ハロメンが出るかどうかはわかりませんが、仮に出なくても見たいな。すっかり繭期です。
というわけで、やはりこの舞台好きだわということを再確認いたしました。
まだまだ語りたいところですが、前にも散々語ったし、とりあえずこの辺にしておきましょう。

前にも言ったと思いますが、この写真はシルベチカが失踪してしまう前にクランで撮られた最後の写真……と妄想すると、すっごい切なくなりますよね。
まだ見てない買ってないという方、これはぜひ買って見るべきです。
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