あああああああああああああリリウムが終わってしまったああああああああああああああ
なんという喪失感……。
もうこの世界にいる意味がない……旅立とう、夢の世界へ。(遠い目)
(※寂しさのあまりネタバレしちゃうと思うので、DVDが出るまでは……という方はご注意を)
というわけで、大阪での千秋楽公演も無事終了し、『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』が幕を閉じました。
あぁ……ホントに終わっちゃったのね……。
もう明日からこの舞台を生で観られることはないのだと思うと、この夏を乗り切れる自信がありませんorz
今も忘れない、初回観劇時の衝撃。
終わったあとはお客さんが拍手していたと思いますが、自分は呆然としていて拍手できなかったです。(本当)
色んな意味で衝撃だった。
ひとり、凄絶なまでの孤独に置き去りにされた主人公の境遇を想い、本気で恐ろしくなりました。
そういった物語の衝撃に加えて、音楽の素晴らしさ、メンバーの演技と歌声の素晴らしさにただただ揺さぶられ、今年最高の感動と感激と興奮がもたらされたのでした。
もうあらすじを聞いた段階で「これは自分ハマるだろうな」と思ってはいたんですが、実際観たら予想以上にハマってる自分にビックリですw
「好きなのはわかるけどお前ハマりすぎじゃね?」という内なる声も聞こえるものの、ハマっちゃったんだからしょうがない。
この世界観……雨が降り続ける森の奥とか、ヴァンプの少女たちが暮らすサナトリウムとか、閉ざされた世界の秘密が暴かれるとか、白を基調とした美麗な衣装とか、これ以上ないくらいのバッドエンドとか、それを演じるのがハロメンだとか、何から何まで自分の好みだったといいますか、心の奥深くで密かに求め続けていた世界/物語が具現化されたかのようで、夢が現実になったと言っても過言ではないものだったのです。
普段から思ってはいますが、この時ほど「ハロヲタで良かった……」と思ったことはないよね。
もしハロヲタになってなかったらこの舞台を観ることも知ることもなかったんじゃないかと考えると、恐ろしすぎて絶叫しながら自分の体に剣を滅多刺ししたい気分になります←
サントラもね、聴きまくってますよ。
たぶん、今年一番聴いてる音楽なんじゃないかな。
この世界観にピッタリ合う……いやむしろこの曲たちが先にあって、そこから物語を紡いだんじゃないかと思えるくらい素晴らしいメロディーと歌詞。
ただ2つ惜しむらくは、このサントラは上演前にメンバーが過密スケジュールの中で録ったものであり(レコーディング前日の忙しい日に10曲くらい渡されて録ったとか狂ってるw)、舞台上での歌声のほうが何倍も素晴らしいということと(もちろんCDでも充分凄いが)、劇中の2曲がサントラ未収録だということ。(急遽作ったから、らしい)
特に、緊迫した場面で歌われる『聖痕(スティグマ)』はめちゃくちゃカッコいい曲なので、ぜひどこかでCD音源にしてほしいところです。
本日の朝公演ではアフタートークショーがあったようで、そこでちょっとした裏設定が暴露されていた模様。
曰く、チェリー(あゆみん)とシルベチカ(小田ちゃん)は親友で、その縁もあってチェリーはキャメリア(かななん)とも仲が良いんだってさ。
マジか。そんな裏設定が……。
そういえば、シルベチカが死んじゃう回想シーンのところにチェリーもいたよね。
他は、ファルス、紫蘭、竜胆、リリー、スノウ、キャメリアという、シルベチカに関わりの深いメンツが揃ってる場面なのになんでチェリーがいるのかなーとは思ってたんですが、なるほどあのカップル両方と仲良しだったのなら頷ける。
そして千秋楽では、キャストの挨拶一切なし。
万感の拍手とスタンディングオベーションの中、カーテンコールで各演者が無言でお辞儀をし、最後にリリーとスノウが手に持った百合の花を舞台に置いて去っていく。
舞台には、スポットライトが当てられたリリウムだけが残り、永遠に枯れない花は人々の心の内に咲き続ける……。
カッコよすぎて泣いたわ
想像だけで泣きました。なにその最高の終わり方。
このグラン・ギニョールを綴じるのに、恐らくこれ以上のものはないでしょう。
最後の最後まで、哀しいヴァンプたちの世界を壊さない演出。脱帽です。
ああもう……その部分、DVDにも収録してくれないかなぁ。
『LILIUM』は終わったけど、ヴァンプの、TRUMP(真なる吸血種)の物語はまだ終わってない。
末満さんは「リリウムのその後」も一応考えてらっしゃるようで、その内容を聞いたスタッフさんたちは「つらい……」「聞きたくなかった……」という感想を漏らしていたそうですw
辛くてもなんでもいいから、ぜひ形にしてください!(必死)
むしろ辛ければ辛いほどいい。
ってゆうか、あの話のその後が辛くないはずがないよね。
自らの衝動で仲間たちと心中(というか殺人だが)し、図らずも自分だけ死ねずに永遠の命を授かってしまったリリーと、同じ孤独に三千年以上耐えてきたファルス。
彼・彼女のその後の物語は、絶望すらも飽くほどの絶望に彩られ、救いは「死」しかないという状況。
これが辛くないはずがないのである。
でも見たい。
この世界の続きを、ぜひとも感じたいです。
やってほしいなー続き。
その際は、あまり時間を置いてしまうとダメだよね。
だってTRUMPは不老不死なわけだし、演者が成長しちゃってたらマズイでしょう?w
数日前の末満さんのブログによれば、再演や感謝祭はまずないだろうとのことなので、あとはもう続編をやるしかないっすよ。ええ。
想えば想うほど、奇跡のような舞台だったなと感じます。
脚本だけでも演出だけでも音楽だけでも演技だけでも、それだけでは良い舞台というのはたぶんできなくて、それらすべてが最高のものになって初めて「素晴らしい舞台」というのは出来上がるのではないでしょうか。
この『LILIUM』は、まさにそんなすべての要素が最高のものに結実して生まれた奇跡の舞台だなと、褒めすぎかもしれませんが自分は思います。
演じたメンバーがみな十代だというのも良い。
あやちょとまろ以外は、キャリアもまだ短い。
十代という刹那の時と、成長途中の技術の中で爆発した、偶然の産物のような必然の奇跡。
自分でも何を言ってるのかわかりませんが、とにかくこれは色んな意味で「いま」しか成し得なかった舞台なのだと、そう思えてなりません。
願わくば、彼らの孤独に救いの終止符が打たれますことを。(訳:続編やってください)

そしてどぅーのブログにも泣かされましたわ。
リリウムという物語も素晴らしいものでしたが、ハロプロファンとして見ても、みんなのクオリティや成長っぷりの凄まじさに圧倒され、さらに大好きになりました。
みんな、ホントにお疲れ様。
精神的にも肉体的にもスケジュール的にもハードな舞台だったでしょうが、ファンとして誇らしいほどのものを見せてもらいました。感謝。
まだまだ書きたいことは尽きませんが、とりあえず今日のところはこれくらいにしといてあげましょう。

枯れることなく咲き続ける花よ
君のことを想い 僕は眠ろう
さすれば僕は死の寝床で 君の夢を見よう
少女純潔……
なんという喪失感……。
もうこの世界にいる意味がない……旅立とう、夢の世界へ。(遠い目)
(※寂しさのあまりネタバレしちゃうと思うので、DVDが出るまでは……という方はご注意を)
というわけで、大阪での千秋楽公演も無事終了し、『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』が幕を閉じました。
あぁ……ホントに終わっちゃったのね……。
もう明日からこの舞台を生で観られることはないのだと思うと、この夏を乗り切れる自信がありませんorz
今も忘れない、初回観劇時の衝撃。
終わったあとはお客さんが拍手していたと思いますが、自分は呆然としていて拍手できなかったです。(本当)
色んな意味で衝撃だった。
ひとり、凄絶なまでの孤独に置き去りにされた主人公の境遇を想い、本気で恐ろしくなりました。
そういった物語の衝撃に加えて、音楽の素晴らしさ、メンバーの演技と歌声の素晴らしさにただただ揺さぶられ、今年最高の感動と感激と興奮がもたらされたのでした。
もうあらすじを聞いた段階で「これは自分ハマるだろうな」と思ってはいたんですが、実際観たら予想以上にハマってる自分にビックリですw
「好きなのはわかるけどお前ハマりすぎじゃね?」という内なる声も聞こえるものの、ハマっちゃったんだからしょうがない。
この世界観……雨が降り続ける森の奥とか、ヴァンプの少女たちが暮らすサナトリウムとか、閉ざされた世界の秘密が暴かれるとか、白を基調とした美麗な衣装とか、これ以上ないくらいのバッドエンドとか、それを演じるのがハロメンだとか、何から何まで自分の好みだったといいますか、心の奥深くで密かに求め続けていた世界/物語が具現化されたかのようで、夢が現実になったと言っても過言ではないものだったのです。
普段から思ってはいますが、この時ほど「ハロヲタで良かった……」と思ったことはないよね。
もしハロヲタになってなかったらこの舞台を観ることも知ることもなかったんじゃないかと考えると、恐ろしすぎて絶叫しながら自分の体に剣を滅多刺ししたい気分になります←
サントラもね、聴きまくってますよ。
たぶん、今年一番聴いてる音楽なんじゃないかな。
この世界観にピッタリ合う……いやむしろこの曲たちが先にあって、そこから物語を紡いだんじゃないかと思えるくらい素晴らしいメロディーと歌詞。
ただ2つ惜しむらくは、このサントラは上演前にメンバーが過密スケジュールの中で録ったものであり(レコーディング前日の忙しい日に10曲くらい渡されて録ったとか狂ってるw)、舞台上での歌声のほうが何倍も素晴らしいということと(もちろんCDでも充分凄いが)、劇中の2曲がサントラ未収録だということ。(急遽作ったから、らしい)
特に、緊迫した場面で歌われる『聖痕(スティグマ)』はめちゃくちゃカッコいい曲なので、ぜひどこかでCD音源にしてほしいところです。
本日の朝公演ではアフタートークショーがあったようで、そこでちょっとした裏設定が暴露されていた模様。
曰く、チェリー(あゆみん)とシルベチカ(小田ちゃん)は親友で、その縁もあってチェリーはキャメリア(かななん)とも仲が良いんだってさ。
マジか。そんな裏設定が……。
そういえば、シルベチカが死んじゃう回想シーンのところにチェリーもいたよね。
他は、ファルス、紫蘭、竜胆、リリー、スノウ、キャメリアという、シルベチカに関わりの深いメンツが揃ってる場面なのになんでチェリーがいるのかなーとは思ってたんですが、なるほどあのカップル両方と仲良しだったのなら頷ける。
そして千秋楽では、キャストの挨拶一切なし。
万感の拍手とスタンディングオベーションの中、カーテンコールで各演者が無言でお辞儀をし、最後にリリーとスノウが手に持った百合の花を舞台に置いて去っていく。
舞台には、スポットライトが当てられたリリウムだけが残り、永遠に枯れない花は人々の心の内に咲き続ける……。
カッコよすぎて泣いたわ
想像だけで泣きました。なにその最高の終わり方。
このグラン・ギニョールを綴じるのに、恐らくこれ以上のものはないでしょう。
最後の最後まで、哀しいヴァンプたちの世界を壊さない演出。脱帽です。
ああもう……その部分、DVDにも収録してくれないかなぁ。
『LILIUM』は終わったけど、ヴァンプの、TRUMP(真なる吸血種)の物語はまだ終わってない。
末満さんは「リリウムのその後」も一応考えてらっしゃるようで、その内容を聞いたスタッフさんたちは「つらい……」「聞きたくなかった……」という感想を漏らしていたそうですw
辛くてもなんでもいいから、ぜひ形にしてください!(必死)
むしろ辛ければ辛いほどいい。
ってゆうか、あの話のその後が辛くないはずがないよね。
自らの衝動で仲間たちと心中(というか殺人だが)し、図らずも自分だけ死ねずに永遠の命を授かってしまったリリーと、同じ孤独に三千年以上耐えてきたファルス。
彼・彼女のその後の物語は、絶望すらも飽くほどの絶望に彩られ、救いは「死」しかないという状況。
これが辛くないはずがないのである。
でも見たい。
この世界の続きを、ぜひとも感じたいです。
やってほしいなー続き。
その際は、あまり時間を置いてしまうとダメだよね。
だってTRUMPは不老不死なわけだし、演者が成長しちゃってたらマズイでしょう?w
数日前の末満さんのブログによれば、再演や感謝祭はまずないだろうとのことなので、あとはもう続編をやるしかないっすよ。ええ。
想えば想うほど、奇跡のような舞台だったなと感じます。
脚本だけでも演出だけでも音楽だけでも演技だけでも、それだけでは良い舞台というのはたぶんできなくて、それらすべてが最高のものになって初めて「素晴らしい舞台」というのは出来上がるのではないでしょうか。
この『LILIUM』は、まさにそんなすべての要素が最高のものに結実して生まれた奇跡の舞台だなと、褒めすぎかもしれませんが自分は思います。
演じたメンバーがみな十代だというのも良い。
あやちょとまろ以外は、キャリアもまだ短い。
十代という刹那の時と、成長途中の技術の中で爆発した、偶然の産物のような必然の奇跡。
自分でも何を言ってるのかわかりませんが、とにかくこれは色んな意味で「いま」しか成し得なかった舞台なのだと、そう思えてなりません。
願わくば、彼らの孤独に救いの終止符が打たれますことを。(訳:続編やってください)

そしてどぅーのブログにも泣かされましたわ。
リリウムという物語も素晴らしいものでしたが、ハロプロファンとして見ても、みんなのクオリティや成長っぷりの凄まじさに圧倒され、さらに大好きになりました。
みんな、ホントにお疲れ様。
精神的にも肉体的にもスケジュール的にもハードな舞台だったでしょうが、ファンとして誇らしいほどのものを見せてもらいました。感謝。
まだまだ書きたいことは尽きませんが、とりあえず今日のところはこれくらいにしといてあげましょう。

枯れることなく咲き続ける花よ
君のことを想い 僕は眠ろう
さすれば僕は死の寝床で 君の夢を見よう
少女純潔……