最近、1日1回更新が続いてすみません。


スマホだとどうしても時間がかかるし、やる気もイマイチ出ないという有り様で……w


書きたいネタがどれも長文になりそうな予感ビンビンなので、なかなか踏み切れません。めんどくさー←






それはともかく、今さらですけどLoVendoЯのアルバム『不器用』聴きました。



「不器用」 [DVD]/LoVendoЯ
¥2,700
Amazon.co.jp


ご存知?の通り、アルバムといってもこれはDVDとCD(5曲)のものです。




DVDのほうは、『不器用』と『むせび泣く』のMV、『人生マニアック』と『思うがままを信じて』と『BINGO』のライヴ映像になっております。



MVは既出だからここではスルーしまして、ライヴ映像のほう、これが予想してたより良かった。



てっきりUF LICKSで流れたような定点カメラの映像なのかと思ってたんですが、もっとちゃんとしたやつでしたw



これをMVとしても使えるんじゃね?という感じ。

もしLoVendoЯのライヴDVDが出るとしたら、こういうものになるのかしら。と思いました。






んでCDのほうですよ。



『不器用』、『むせび泣く』、『880円』、『BINGO』、『だけどもう一度 それでももう一度』が収録されてます。



どれもね、良いとは思います。



ツインボーカルもツインギターも、1枚目のオリジナルアルバムとしては上出来でしょう。




個人的に不満があるとすれば、歌詞。




これはもうホントに個人的というか、ただの好みの問題なのでその辺ご了承ください。と言っておきますw





歌詞がさ、好きじゃないんだよなぁ……。



前にも言いましたが、世知辛い。世知辛すぎ。



加えて、いまいち抽象性がないのも減点です。



簡単に言えば、ただの愚痴聞かされてるみたいなんですよw



まだ『不器用』はマシかな。

『むせび泣く』は中島卓偉さん作詞で、世知辛くはないけどちょっと言葉のチョイスが平凡すぎる気が。



『880円』が一番好きになれなくて、時給880円のバイト先での厭世的な感情の吐露。

サビなんて、「夢だけじゃ食って行けない 年だけは食って行く あの頃は良かったな AH AH AH」ですよ。



そんな、なんていうか平々凡々な、詩的でもなんでもないありきたりな愚痴を……とか思っちゃって。



クソなバイト先の愚痴を言うにしたって、もう少し歌詞らしく書いてほしいなーと。



メロディーは悪くない(でもちょっと古さは感じる。会長の趣味かな?w)のに、なんだかもったいない。




『BINGO』も、『880円』ほどではないけど、あまり好きになれんなぁ。



最後の『だけどもう一度 それでももう一度』は中島卓偉さんのカバーなので、これはかなり良い。



歌詞はストレートだけどメロディーに合ってるし、なによりそのメロディーが素晴らしいわ。



この5曲の中で、カバー曲が一番気に入ってしまうという事態w



卓偉さんのオリジナルも聴いてみたいところです。






というわけで、全体的に歌詞が好きになれないアルバムなんですが、歌詞ってもっとポエティカルで抽象的なものなんじゃなーい?などと言ってみる。



言葉とか表現とか、もっと芸術的であってほしいのよね。



歌詞なんて、普通に読んだら意味わかんないくらいでちょうどいいんですよ。



つんくさんの歌詞だってそうでしょう。

バリエーションが豊富だから一概には言えないけど、「平凡でつまらん。こんなん誰でも書けるわ」というものはないはず。



どれも独自の視点があったり、言葉遊びとか韻を踏んでるとか「そんな言葉入れるかね!?」と驚くような要素があったりします。



そして抽象性。これがないとただの日記やんけ。



『880円』がただの愚痴日記になってしまってるように、あまりにも具体的で生々しいテーマをそのまんま表現しても、歌詞としておもしろくないのです。



その人なりのセンスで、抽象と、それから言葉のチョイスを見せ付けてほしい。




センス……。

結局センスなのかな、こういうものは。



いわゆる「ストレートな歌詞」があまり好きじゃないからこんな不満を漏らしてるのかもしれませんが、歌詞にはその人独特のセンスを出してほしいところ。



詞ですよ、詞。



詩と言ったほうがいいでしょうか。



詞。詩。



まぁどっちも同じですけど、もうちょい詩的センスを楽しめるものであれば尚よろしいな、と思いました。





もちろんこれは最初に言ったように、好みの問題でもあるんですけどね。


こういうほうが好きという方もいらっしゃるでしょう。


ストレートでわかりやすく、なんの捻りもない歌詞のほうが若者は共感しやすいのかもしれません。わかりません。本当は年齢なんて関係ないと思いますが、なんとなく若者と言ってみました。自分はもう若くないと言ってるようで悲しくなりました。(なんの話だ)






そんなわけで、歌詞だけがちょっと残念かな~というのが自分の評価です。


曲のバリエーションももっと増えたらいいなと思うけど、まぁ初めてのオリジナルだから贅沢は言うまい。




実は歌声に関してもちょっとだけ不満(というかこれも好みの問題かな)がないと言ったら嘘になるんですが、長くなるのでそれはまたあとで書きます。


LoVendoЯだけじゃなく、ハロプロとも絡めて考察していきたいので。







なんだか不満ばっか言ってしまった気がしますが、DVDのほうも含め、買って損はないアルバムですよ!


早くも2枚目が楽しみになってきました。



いずれはどの曲も自分たちだけで作詞作曲できるようになれば、もっとバンドのカラーも出てくるでしょうからその辺も期待したいです。