ちょいと楽しくない話をするけどお許しを。
別に誰も気にしてないかもしれないけど、一応書いておこうと思いまして。
今週の週刊文春の記事。
娘。について悪意ある内容と見出しがTLで話題になったんですが、みなさん言ってるようにあれは8年以上前の、そもそもがソース不明の(十中八九根も葉もない)ネタを、あたかも今の娘。の話かのように書いてるだけです。
なので、気にしないように。
内容にしても、テレビ局の偉い人に接待だなんだと、まぁ人気の女性アイドルにつきもの(?)の下品なネタですよ。あまりにも馬鹿馬鹿しい。
新聞や電車の広告などで人々の目に触れる機会が多い見出しにそういったことを書くというのは、悪意以外の何者でもないと思います。
人気が出るというのは、そういうクズがどこからともなくやって来るということでもあるのです。
ここからは個人的な話ですが、自分は昔から週刊誌というものを嫌悪しています。
あんなものが普通に流通していることが信じられない。
すべてとは言わないけど、ほとんど犯罪と同じじゃないか?
少なくとも今回の娘。の記事については、訴えれば勝てるでしょうね。
ああいうものを書いて「仕事」だと称し、給料まで貰ってる人間の気が知れない。
また、それを嬉々として読む人間もちょっと理解できません。
何が楽しくてあんなものを読むんだろう……。
まぁ2chのネタ程度の認識で読んでるならともかく、それらを真に受ける奴もいるから困る。
どんだけピュアだよ、と思う。(もちろんピュアなわけではなく、馬鹿なだけだが)
「絶対読むな」と言ってるわけではなくて、どうか人としての尊厳と理性を見失わずに読んでくださいね、ということ。
週刊誌がやる仕事の大半といったら、成功者を無理矢理ドブに引きずり込み、「ホラこの人はこんなに汚れてるんですよみなさん」と吹聴すること。下劣の極み。
なので、たとえ自分が嫌いな芸能人だとしても、悪意を持って書かれているのを見ると反吐が出ます。
百歩譲って、それが事実ならばまぁ仕方ないかなとは思う。
芸能人は、そういった世間の好奇も背負っていかなければならない職業なんでしょうし。
でも週刊誌というのは、事実でないことも平気で書く。事実であるかのように。
だから嫌いです。どう考えても不条理なもの。ただ汚いだけの悪意。あるいは無自覚な悪意。
茫洋としているだけに、余計手に負えない。
あくまで個人的な話。
例えば今後、人気が出れば出るほどああいったものも増えていくのかと思うと、若干気が重いですねぇ。
ここ最近のモーニング娘。は、どちらかといえば「ファン対メンバー」という雰囲気だった。
ファンのことをよく見てくれたし、気にしてくれた。向き合ってくれた。
でも例えば黄金期のようにブレイクすると、そうも言ってられなくなる可能性はある。
「ファン対メンバー」ではなく、「世間対メンバー」になってしまうんですよね。多少は。
結成時からずっとファンでいる人が、最近になって「今が一番楽しい」と言うのを何度か耳にしたことがありますが、それはきっと今が一番「メンバーがファンに向き合ってくれているから」かもしれませんね。
(あるいは、ファンがメンバーと向き合える時間が多いから。って同じか)
自分たちメンバーを見てくれる人が(好意的であるにしろないにしろ)増えれば増えるほど、ファン一人ひとりと向き合えなくなってしまうのは仕方のないことではありますが……。
「本当に昔のようにブレイクしたいのか?」
「今くらいが一番良いじゃないか」
という声がたまに上がるのも、そういったものを懸念してのことなのでしょうきっと。
たくさんの人間に認知されることが必ずしも良いことばかりでないというのは、誰もが知っていることですからね。
とはいえ悲観的にばかりなってもしょうがないので、我々ファンはできるだけ理性的に、なるべく純粋に楽しんでいきたいものです。
正直、今のモーニング娘。(ってゆうかハロプロみんな)に、後ろ暗いところは微塵もないように思えますので。
別に昔はあったとかそういうことではなく、今のメンバーが悪い報道をされるような心配はいらないよなーっていう信頼感。
もし何か書かれたとしたらそれは、向こう側の悪意が生み出した幻想でしょう。
幻想を力技で現実にしてしまう能力だけは長けている連中ですから、惑わされないように気を付けたいです。
さて楽しくない話をしてしまったので、ちょっと良い話というか良い文章を見つけました。
前にハロプロが連載していた『Mac People』という雑誌の編集者の方(アイドル好きで、連載のインタビューを担当していた)が書いたブログ。
http://arai1046.blog.fc2.com/?no=55
ええ話や。
このように、ちゃんと見て、ちゃんとわかってくれる人は絶対にいるので、メンバーも事務所も我々ファンも、世俗の下品さに負けずに邁進していきたいですね!