これは事件よ……。(って懐かしいな)





何が事件なのかといえば、昨日LoVendoЯが出演したニコ生『西川貴教のイエノミ!」ですよ。



その中の一部の動画を発見。











れいな!どうしたれいな!何があったれいな!君は本当に田中れいなかい!?w




と誰もが思った瞬間であった。







おかしいのは2点。


事務所のやり方と、れいなの態度。



前者はいつものことだとして、後者はちょっと驚きました。


確かにここ最近は丸くなったれいなだけど、なんだか会社に「飼い慣らされてしまった」みたいじゃないか。


娘。時代は、年齢の離れたメンバーがたくさん加入してきたし、まーちゃんみたいな子もいるし、それでああいう柔らかい雰囲気になったのかな?と思っていました。


しかしれいなさん、娘。を卒業してからもその雰囲気が妙な残滓となっており、それがバンドしては些か悪い方向に影響しつつあるような気が。






……いや、とりあえずれいなのことは置いといて、LoVendoЯの話をしよう。その話の中でれいなについても言及していこう。




まず、西川さんの言ったことは大概正しい。
少なくとも自分は全面的に支持したい。


そもそも最初にフォークのカバーなんてのをガールズバンドにやらせたことがおかしいのである。


「みんなが知ってる曲で客を掴もう」という意図があったのか知らないが、なんで若々しい新人ガールズバンドがおじさんおばさん世代を真っ先に取り込まなきゃならんのだ。



事務所にしろ本人にしろ、そして(自分を含めた)ファンにしろ、「元モーニング娘。の田中れいなが率いるバンド」ということに囚われすぎている。
オレも今やっと本当に、そのことの危険性について悟ったよ。


何かを1から始めるのなら、今まで積み上げてきた諸々を(すべてとは言わずとも)捨てなければならなかったのに、そうしなかった。
「田中れいな」という存在に頼り切って、呑気にフォークソングなんかカバーしていたわけだ。



きっと、それじゃいけない。


結局いまだに「れいなバンド」な印象は拭えず、それは新バンド「LoVendoЯ」にはなってないんですよ。



できればれいなの存在もあまりアピールせず、無名の新人バンドとして売り出すべきだった。


別にれいなを無理に隠す必要はないけど、そこを全面に押し出してはいけなかったのだ。


「アイドル」ならそれでいいよ。
元モー娘。とか田中れいなという存在を、存分に利用すればいい。


でも、いくられいなが「アイドルっぽいバンドにしたい」と言ったところで、バンドはバンドなわけで。


だったらそこはちゃんと「バンド」としてスタートさせるべきだったんじゃないかと、自分は思うんですがどうでしょうね。



「バンドとしてスタートさせる」というのはつまり、「自分たちでバンドを作らせる」という意味です。


メンバー募集までは良いとしても、バンドという仕組み(歌い方・演奏の仕方・客とのコミュニケーション・曲を作る・方向性などなど)は本人たちがやらなければならない。


色んな意味を含んだ「バンドを作らせる」ですよ。


しかし現状、そのほとんどを会社が指示してしまってる状態。


頼みのれいなはこの10年の間に「逆らった→怒られた→大人しくなった」になってしまっていて、この状況を打破してくれそうにない。
それどころかすっかり会長のいいなりであるw


結成時は自分も「既存のバンドの概念に囚われずに自由にやったらいいんじゃないかな」と思ってましたけど、現状は「会社の偉い人発信なバンド」になってるやん。



(もちろんれいなだけを責めるのは違う。その辺のフォローも後でちゃんとしますので)



そんなわけで、山崎会長好みの(?)、可愛くて従順でおっさん世代バッチリのフォークをカバーしてくれるガールズバンドが誕生したというわけだ。










アホかぁ!w







西川さんもしきりに言ってたけど、なんてもったいないの!


もったいないよ。もったいなさ過ぎるよ。



れいなもおかまりも歌が上手くて、れいなに限ってはたくさんのファンがすでにいる。


ギターの2人は西川さんと深い音楽やギターの話ができるほどの逸材。


こんな素敵な4人組なのに、なーんでいつまでもフォークソング歌わせてんの?バカなの?




れいなもどうしたよ?
せっかく西川さんがめっちゃ良いアドバイスしてくれたのに、浮かない顔しちゃって。


単に、会社に抑えつけられてるからって理由だけなのでしょうか?


会長に逆らうと恐いからってものあるだろうけど、加えてれいな自身が「アイドルっぽいバンドにしたい」という一応の目標があるからなのか、とも思ったり。


西川さんとギター2人の音楽的会話にさっぱり付いていけてなかったれいなは、そういうよくあるバンドっぽい感じにはしたくないのかもしれない。



いや、それならそれでいいのさ。
アイドルっぽいバンドにしたいならやってみればいいと思うけど、いま全然違うやん?w


ライヴではハロー曲のカバーとかもしてるけど、結局それもカバーだし、アイドルっぽいってゆうかそれアイドルの曲だし。


目標があるのならそれに向かえばいいのに、やってることはフォークのカバー。


もちろんそれはアホまっしぐらな事務所が悪いんだけど、れいなはなぜその「アイドルっぽいバンドにしたい」というのを事務所に主張しない?


主張したけど偉い人が「今はカバーやっとけ」って言うから大人しく従って、そのうちやりたい方向性に持っていこうという魂胆なのだろうか?


オレたちのれいなに対するイメージでは、(やや極端ながら)自分がやりたくないことなんて逆らって吹っ飛ばして強引にでもやりたいことをやる!だったんだけど、れいなは予想以上に大人になってしまっていたw




別にれいなを非難したいわけでは全然ないんだけど、どうも無駄に錯綜してる感じがして色々言いたくなってしまうのよねぇ……。


バンドの方向性の迷走に加えて、なんか、「れいなどうしちゃったの……?」って思ったんですよ。心配にすらなりましたw


そういえば最近は偉い人と食事に行く機会が増えたって言ってたけど、そこですっかり懐柔されてしまったんじゃないか?w






さっきも言ったけど、西川さんが今回初めてLoVendoЯというバンドを知り、そしてその活動内容を聞いて「……え?w」と思ったその反応は実に正しいと思う。


たぶんほとんどの人がそう思うでしょう。「なんでそっち行った?w」と。







ちょいと長くなったので「その2」に続く……。