このくノ一に、身も心も籠絡されし我が身よ。
若干14歳にしてこの洗練されたポージング……只者ではないと一目でわかる。
幼き頃より忍としての生き方を叩きこまれてきたであろう少女、その名も「鞘丸」は、早くも色仕掛けすら学んでおる。
いや実際、14歳ともなれば当時のくノ一は女性の武器も往々にして仕様していたと聞く。
男などという単純な生き物は、こうしていとも簡単に殺められていくのである。
鞘丸……恐ろしいやつ……。
甲賀忍軍である鞘丸の永遠のライバル、それが伊賀の生田。
「鞘丸!今日こそ決着をつけてやるけんね!」
と、宣戦布告してる模様。
気合いは充分だが、その気合いがいつも空回りしてしまうのが生田クオリティ。
当然、鞘丸にはいまだ勝てずにいる。
しかし実力は拮抗。
どちらが勝ってもおかしくない状態だ。
そんな生田の舎弟、どぅーもようやく前線に乗り込めるほど成長したらしい。
「姉御!あたいのポーズ決まってる!?」
「ばか、もっと忍らしくカッコつけないかんっちゃろ。上目使いも忘れずに」
という会話がなされている(はず)。
一方の鞘丸。
「わたし、元は一国一城のお姫様だったけど、あんな窮屈な生活はもうイヤ!だからお城を抜け出してくノ一の世界に入ったの!Morning Labo Ⅳとかなんのことだかわかんない!」
というフク姫といちゃいちゃしている最中であった。
時が満ち、「いざ、伊賀の生田と戦闘じゃ」と約束の場所で落ち合う甲賀伊賀のくノ一4人。
するとフク姫、「キャー!カッコかわいい!」と、伊賀にまさかの寝返り。
「イエーイ♪男には興味ないけどカッコいい女の子は好きー」とはしゃぐフク姫。まんざらでもない生田。
「え~、フクちゃんそりゃないよー。じゃあウチもー」と鞘丸。
「なになにー!えりなハーレムっちゃなーい?高まるー!思わずジャージとか着ちゃうー!」
と有頂天LOVEの生田。
何を隠そう、鞘丸は密かに敵であるはずの生田に惚れていたのであった。
「もう争いごとはやめて、仲良く暮らそっかー」
と一致団結。
楽屋という名の隠れ里で、だーいしや飯窪さんと一緒にいちゃいちゃしながら平和に暮らしましたとさ。
「姉御!あたいの出番が少ないから差し入れ持ってきたよ!」
ちゃんちゃん
……昼間っから何書いてんだろオレorz