そうか、れいなバンドの『LoVendoЯ』には、「Love(愛)」以外に「Vendor(売り子)」という意味もあったんですね。





って、「売り子」?w



「愛を売る」的な意味?



「愛を与える」って感じなのかな。



別にイチャモンつけてるわけではなく、なんかこう、もっと深い解説がほしいのです!w



やっぱり、れいなの口から直接「これはこうこうこんな意味があって……」と聞きたいですねぇ。






そんなれいなさんは、高熱による体調不良で一昨日のラボも昨日のハロコンも欠席となってしまい、行ってない自分ですら大変残念に思います。



やはり全員揃ってなくちゃなぁ……。





いつからでしょう。『123』辺りから?



ここ最近ファンの間でも疑問視される、過密なスケジュール。




「過密なスケジュール」とだけ聞けば、おいおいそれはけしからんとなりますが、事はそう単純でもない。




「なぜ過密になっているのか」を考えると、確かにそれなりの理由はあります。



とにかく今は、攻めるとき。



「攻める」というのは、簡単に言ってしまえば「知名度を上げる」ことです。



もちろんパフォーマンスを向上させることも大事ですが、それはもはやハロプロにとっては当たり前のこと。



プラチナ期以降、パフォーマンスの質こそがハロプロの大いなる武器でありますから、ここはもう言われなくても「上手くならなきゃ!」と自覚してますよね、ここ2、3年の間に加入したメンバーたちも。



するとそれ以外の「攻め」といえば、やはりもっとたくさんの人に「今のモーニング娘。」を知ってもらうことになります。



だからそのために、世界握手だとか全国握手会だとかリリースイベントだとかを把握しきれないほどに行うわけですな。



そこに、既存のファンのためのイベントや、ハロプロの本分であるコンサートなどが(当然)重なるわけで、それ故にスケジュールは過密の一途を辿ることになってしまう。




簡略的に俯瞰すると、「ファン」を楽しませつつ、「新規ファン」も取り込まなければならない。



この2つの「目的」が、ある部分では重ならないのです。それが問題になる



つまり、1つのことをやって両方の利益は得られない場合があるということ。



どっちも欲しければ、どっちもやるしかない。だから疲れる。




そう、だから疲れるんですよメンバーは。




「ちょっとスケジュールが過密すぎやしないか?」と思っているファンも、その2つの要素(既存ファンと新規ファン)がどちらも重要だとわかっているから、一方的に事務所を責めることもできないのではないでしょうか。



自分なんかは、事務所を責めたくもなるし、擁護したくもなるんですよw



事務所がメンバーのためにたくさん仕事をゲットしてきてくれてるのもわかるし、でもちょっとたくさんやり過ぎだろメンバーの体が持たねぇよという想いもある。




ああ難しい。




だってさ、例えば事務所が「そんなに言うんだったらもっとスケジュールゆるくしましょう。仕事減らしましょう」と言ったとしますよ。



それはそれで困る(というか不安になる)ファンは多いだろうし、仮にほぼすべてのファンがそれで納得したとして、そのせいで人気が落ちていったらどうなるか。



今はまだいい。

でもれいなが卒業して、今後さゆまで卒業したら、それこそ世間は得意げに「今のメンバー誰もわかんねぇwww」って言えてしまうかもしれないんですよ。



そうならないために、「今」頑張るしかない!という理屈。



ベタな言い方ですが、今が頑張りどき。





で・も。




だからといって頑張り過ぎて体調を崩してては元も子もない。



あまつさえ、ハロプロの売りであるパフォーマンスの質がもし下がってしまったら、これまた本末転倒になってしまう。




結局、どっちも取ることはできないんですよ。究極的には。



どっちも取ろうとすると、「体調不良」という形で歪みが生じる。(※スケジュールとは関係ない体調不良もあるでしょうけどね)



だから、どちらか片方に重点を置くか、歪みが生じない程度のバランスを見計ってどちらもやらなければならない。




これが難しいんですよねぇきっと。




なんせメンバーが自分たちの体調次第でスケジュール組めるわけでもないし、事務所の人間がメンバーの体調を逐一把握してるわけでもない。(そんなの物理的に無理)



おそらく今の事務所は、「どちらか片方に重点を置く」ということはしないでしょう。



それをして(「質」のほうを取って)世間から干されたのがプラチナ期ですから。



一部では「暗黒期」などと言う人もいるほどです。



その暗黒期で学んだからこそ、「知名度を上げる」という方向にもどんどん手を伸ばしているのだと思います今は。



そしてハロプロにとってはもはや「当然のこと」となっている質の向上。



その2つをどうにかして両立させようとするから生じる、「体調不良」という名の歪み。




つまりは、そういうことなのだと思います。






だからどうすりゃいいかと言われたらもう、「今後はもっとメンバーの体調に気を付けながら頑張ってください事務所サン」としか言いようがないですよね正直w



だって、「質の向上」と「知名度アップ」は、どちらも無視することなんてできないんですから。



両方こなさなけりゃいけない。そんな状況。



だから、少しでも「歪み」が生じないようにしてもらうしかない。



これについては、ファンにできることはほとんどありませんよ。



いや、ファンが過密スケジュールに意義を唱えてそれが事務所にちゃんと届き、尚且つ事務所がそれを考慮してくれるのであれば、訴え続けるということは無駄にはなりますまい。



でもさっきも言ったように、その結果「じゃあ仕事減らしましょう」と言われてよしよしよくやったと言えるほど呑気にもしてられないから結局は意味がない。



無駄にはならなくても、巡り巡って同じところに行きつく。



2つの目的と、それで生じる歪みの問題に。




もちろん、スケジュールに異議を唱えるのは悪いことではないですけどね。



実際スケジュールはどう見ても過密だし、体調不良になるメンバーも多い。



だから意義を唱えるのは悪いことではないけど、スケジュールが軽くなれば解決という問題でもないから「難しい」ということなのです。







と自分は思うんですが、皆さまはどうでしょう?(おそるおそるw





だってねぇ……。

一方の突起を押したら反対側から飛び出てきて、そっちを押したら今度はまたこっちから出てきて。



って感じじゃないですかこのスケジュール問題。



どっちが良いとも悪いとも言えませんよ。

ってゆうか、どっちも良いし悪いんですよ。




要はバランスですよね。



攻めと休息をバランスよく取ってもらうしかない。



事務所さんには、そこを学んでもらうしかないというわけです。





……なんだ、たった3行で済んだ話じゃないか。こんなに長々と回りくどく書いたのにw





色々と偉そうに書いてしまいましたが、あくまで個人的考えですのでm(_ _ )m






願わくば、頼むから武道館のれいな卒業公演で欠席なんてことにはならないようにしてもらいたいところですw