自分にしては珍しく、早朝から活動して今帰宅。




ところで最近あまり聴いてなかったんですが、久しぶりに娘。のアルバム『Fantasy! 拾壱』を聴きました。


Fantasy!拾壱/モーニング娘。

¥3,150
Amazon.co.jp




このアルバムはプラチナ期最後のアルバムで、亀ちゃん・ジュンジュン・リンリンが卒業する直前に発売されたもの。


「3人が卒業してしまう前に」的な意図をもって急遽作られた感が多少あるので、時期的にこのアルバムをひっさげてのコンサートツアーは行われていないんですよね。


ライサバの次の『ファンタジーDX ~9期メンを迎えて~』でこのアルバム曲を歌ってはいますが、メンバーが変わったし、完全にアルバムのツアーとは言えますまい。




そんなわけで、イマイチ目立ってないような気がしないでもないこのアルバム。


しかしそこはプラチナ期ですよ。
名盤と言われる9枚目、10枚目に勝るとも劣らない名曲が揃っているのです。



改めて聴くと、このアルバム(+この時期)の素晴らしさがよくわかる。


最初のシングル曲『女と男のララバイゲーム』(アルバムVer.だけど)からして尋常じゃない勢い。


当時も好きな曲でしたが、今聴くとより好きかもしれない。
なんという力強さ。そしてクオリティ。


シングルなので公式にアップされてます↓






この曲が大ヒットしてない日本の音楽界はマジで頭おかしすぎると言わざるを得まい。
ドロドロの昼ドラ主題歌とかにすれば良かったんだよ←




全曲解説していくと長くなるのでやめますが、『Fantasyが始まる』と『I'm Lucky girl』もめっちゃ良い曲。


この2曲はとにかくカッコいい。何から何までカッコいい。


当時は、「これ歌えるアイドル、娘。以外にいなくね?」と思ったものです。


『I'm Lucky girl』は、3人が卒業した直後のお正月ハロコンで5人で歌ったときも凄いパフォーマンスだったから驚いたよね。




そして『愛しく苦しいこの夜に』。


これはもう、プラチナ期を知る人にとっては、涙なしでは聴けない名曲。(たぶん)


この曲は亀ちゃんがメインっぽく構成されてるんですが、本人はライヴやイベントなどで歌ったことは一度もなかったりする。


にも関わらず、この曲を聴くと亀ちゃんを思い出して非常に切なくなる。(自分だけ?)


なんかね、この疾走感が、亀ちゃんが駆け抜けてきた8年間を想起させるんよね。


いやホント、この曲だけは平常心で聴けない。
感情を揺さぶられてしまうのである。






その他にも、良い曲が揃っております。


娘。のアルバムとしては珍しく、「遊び曲」みたいなのがないのが特徴かも。


『好きだな君が』とか『ラララのピピピ』みたいなやつが。(あれ、どっちもさゆだw)


どの曲も、「カラオケで、1人で最初から最後まで歌える曲」って感じ。(ハローの曲は1人だとキツイ曲多いじゃないですか)




今願うのは、9・10・11期のあの娘たちがこのアルバム曲を歌いこなせるようになってほしいな、ということ。


この時期のメンバーに負けないくらいに、というかそれ以上に。


あの娘たちならできると、わたくし確信しております。


別にプラチナ期と同じ道を通らなくてもよくて、まったく違う道程でも良いのさ。


「プラチナ期のようになってほしい」という意味ではなく、「プラチナ期を超える、新しいモーニング娘。になってほしい」的な感じ。



黄金期でもプラチナ期でもない、あの娘たちだけの娘。を。





なんて思ったよー。