しかし、中学生をやりながらアイドルとして生きるって、想像するより大変なのではないだろうか。





もちろん身体的な疲労も大きいでしょうが、精神的なやつもね。




だって本人「以外」の目線で見ると、自分の学校にアイドルがいるんだよ?モーニング娘。が。



人によっては同級生、同じクラス、隣の席、友達になる。






中学生という時期に芽生え始める《闇》。






闇と言ったら大げさかもしれませんが、芸能人というのは、一部では賞賛され羨望され、また一部では嘲笑され嫉妬される存在でもあるわけで。



「中二病」などという呼称があるほど、自意識が過剰に発達してくる年代。



そんな、良くも悪くも不安定な時期にアイドルと同じ学校に通っているというのは心中穏やかではあるまい。



もちろん何も特別なことなんて思ってない人もいるだろうけど、そうじゃない人だって(少数ながらも)絶対にいる。




簡単に言うと、「羨ましい」し、「焦る」。



自分もああなりたい。でもなれない。

あの娘は自分と同い年なのにアイドルとして輝いている。自分は何ができるのか。



その想いは次第に「嫉妬」に変わってくる。

見下すようになる。嘲笑う。そこまでいかずとも、「たいしたことない」と言う。言いたい。言い聞かせる。あんな奴たいしたことない。羨ましがるような存在じゃない。認めたくない。私が/俺がなれないものになってるあいつは本当はたいしたことはない。

悪口を言う。陰口を言う。無理矢理にでも、せめて学校の中だけでもあいつをスターの座から引きずり降ろしてやりたい。

納得いかない。自分もああなりたい。でもなれない。あいつはなっている。悔しい。でも悔しいなんて思いたくない。自分より秀でているなんて認めたくない。ああこんなこと考えるのもバカらしい。だってあいつは全然たいしたことないんだから。





……というのは少々極端ですが、これに近いことを同級生が思っていたとしても驚きません。



むしろ誰もがそんなことは思わずに、みんながみんな「○○ちゃん応援してるよ!」なんて言うほうが信じ難い。



経験則からいえば、中学生の心の内はもっと醜悪であり清浄でもあり、実に混沌としている。




だからこそ、アイドルとして活動しながらも中学生生活を送っているメンバーは凄いと思うし、たまに心配にもなるのです。勝手な親心ですがw





小学生ならまだそこまではいかず、高校生になれば少しは自意識も落ち着いてくる。



一番危ないのは、やはり中学生なのではないかと。




他人を傷つけるのも、他人に傷つけられるのも、中学生の頃のそれはいつまでも覚えているものです。(※個人差がありますけどw)







ってね。



ふと思ったのさ。




なんかネガティヴなこと書いてすみません……。



でも今はネットの学校裏サイトとかあるから恐いよね~。




まぁ九期十期やスマ二期のブログを読む限り、基本的に楽しい学校生活を送ってるっぽいから心配は無用かもしれませんけどねー(・∀・)