モーニング娘。11期メンバーである小田さくらちゃんの一番凄いところって、あの歳でかなりの「客観性」を身につけているということなんじゃなかろうか、と思うこの頃。




『Top Yell』の記事を読んでもそう思うし、こないだのモー女に出たときもそう思いました。




客観性。




オーディションのときなんて、おそらくあの中でただ一人、「自分」「周り」「求められているもの」を冷静に判断できていたような気さえしてしまう。




「つんく♂さんが見てるのって《伸びしろ》だと思うんですよ」とか、



「わたし可愛くないんですよ。表情が暗いんです」とか、




その他にも、良いこと悪いことに関係なく、とにかく客観視できている。



できているというか、たぶん限りなく自然にそうしてしまうんじゃないかと思えます。




自分のことも周りのことも、常に客観的に見ているから、周囲からは「度胸がある」だとか「大物だ」とか思われる。



実際それは大物である証拠なのかもしれませんが、おそらく本人にその自覚はあまりないでしょう。(たぶんね)



「わたしは常に、生きていくために最善のルートを考え、観察し、それを実行しているに過ぎません」と小田ちゃんが言ったとしても、オレは驚かないね。



(……ごめん嘘。ホントにそんなこと言ったら驚きますw)




そんな客観性を持ち得ながらもその自覚があまりない為に、周りには「度胸がある」と感じられてしまうのです。



たまに言う自信ありげな発言も、ビッグマウスとか生意気とかではなくて、本当にそう思えるから素直に言っているのでしょう。



イベントでの発言などを鑑みても、そういった節が窺えます。




とにかく「素直」に、そのナチュラルな客観性で導き出した結論を言う娘。

理想や推量でものを言わない娘なんだな~と思う次第です。





これだけ客観性を持っているのに、それらがほとんど「内」に向けてしか発揮されてないのもおもしろいなぁと思う要素です。



自分のことをよくわかってる割に、「そんな自分がどう思われているか」にはあまり頓着していないように見えるということ。



わかっていないのか、それともわかってるけど気にしてないのか。



とりあえず、自分の意思を抑えて周りに合わせるタイプではまったくないなということはわかりますw



自覚のない頑固さ、とでも言いましょうか。



たとえ目上の人にでも、天然丸出しで、「え、全然そうは思いませんけど」とか言っちゃう感じ?w




ごっちんや小春ちゃんとは違った意味で、「一人加入」が苦にならなくて、むしろこの娘の良さを引き立たせる要素になるタイプなのかもしれませんね。








って思ったよ。



全部個人的な推量ですけどね。