こないだちょい久しぶりに『リゾナントブルー』のMVを見たんですけど、これがもし今発表された新曲だとしたら、きっと「K-POPっぽい」とか言って批判する人出てくるんだろうなーとか思ったり。






今や音楽を雑音なしで聴くのは難しい。


人間は、既存の情報に当て嵌めて新しい情報を受容するから、「以後・以前」というのは思ってるより重要な要素になるんですよねぇ。


K-POPが日本で流行る前と後。


そんな、音楽そのものには無関係なことで、その曲に歪んだフィルターがかかることになる。


『リゾナントブルー』は幸い、K-POP以前の発表なので「それっぽい」とは言われなかった。良かった良かった。


しかしK-POPのフィルターがかかっている今は、123やワクテカがそう評されることもしばしば……。



情報化社会の現代では、ノイズ抜きのカルチャーや芸術などあり得ないということかな。




曲の話に移動しますが、そういえばこの曲は発表当時、違う意味で批判されたりもしましたよね。一部から。


批判というか、「愛れな小春の3人以外(ほぼ)歌ってないやん!」「3人以外の顔が(ほぼ)見えないやん!」という不満ですねw


あくまで自分の印象ですが、賛否が同じくらいの割合だったような……。


自分も最初は驚きましたが、「カッケー!EXILEみたいじゃん!」と思った記憶があります。別にEXILEファンでもないのにw



この曲は、そういった歌唱メンの構成や、メロディー、歌詞、ダンスショットがメインのMV、ダンス、衣装、曲のバランスなどなど、個人的にドンピシャリな神曲なのです。



歌詞の、「冷めた娘じゃないことだけ アピールするのもバカらしい」とか「車とか恰好とか そんなの自慢はもういいから」ってのが最高。つんくPに惚れた。
ここを歌うのがれいなだという采配が、これまたグッジョブだよね。似合いすぎw


2番はサビの前に間奏→そのあとにサビ、という構成も好きですね。





いつかもっと成長した九期十期が、この頃に負けないパフォーマンスでこの曲を披露してくれる日を妄想しては感慨深い想いに浸る痛いやつとはオレのことです←