感謝祭感想、続きです。
配役を変えて演じてみようのコーナー。
まずは、大槻さん→渋川、まーちゃん→詠子のパターン。
いやまぁこれは、終始笑いの絶えないものになりましたw
もちろんまーちゃんのおかげで。
台本のセリフが読めなかったり、詠子の「詠」の字を説明するくだりで、「ごんべんに……こおり?」とか言っちゃうしw
でもさ、まーちゃんの詠子、何気に良かったと思うんですよ。
ほとんど笑いにかぶさってたけど、あの実直さというか素直さというか、まーちゃん本来の子供っぽさがニアデスハピネスの状態にぴったりマッチしていて、真面目にやればかなり良いものになったような気がします。
詠子の無邪気さが、まーちゃんの無邪気さに通じる。
普段、絶対音感の持ち主で、音程は外さないまーちゃん。
セリフの雰囲気も外さず、棒読みでもなくて、なんか笑いながらも秘めたるものを感じてしまいました。
次は、はるなん→モモ、会長(こう呼ばれてたw)→有田のパターン。
モモが「わたしもうすぐ誕生日なんだよ」のシーンなんですが、有田会長がよくわからないおもしろさ全開で、2人共笑ってしまってしょうがないw
結局こちらも、8割方笑って終了ですw
次は、りほりほ→ドリュー、do→祐助、ズッキ→砂也子(だけどズッキの希望で「砂置子」という名前に変更)のパターン。
りほりほドリューのドスの効いた声、新鮮。
ドリューはセリフが多いので大変そう。
「娘」と言わなければいけないところを「息子」と言ってしまい、すかさずdoの「むすめ!」というツッコミが入りましたw
「は・む・え!」と言わなければならない部分でも、「き・み・え!」と普通に言ってしまい、笑い崩れるりほりほが可愛かったw
うん、とりあえずりほりほ超楽しそうだったw
最後は、フクちゃん→モモ再び、れいな→有田再びのパターン。
ここが一番マジメにやってたかなw
フクちゃんのモモが存外良くて驚き。
すんなり役に入って、見てるほうもすんなり見入ることができました。
フクちゃん、ライヴでどこか吹っ切れて以来、こういうのに躊躇いを持たなくなってきましたよね。
結果、歌も演技も一皮むけたって感じで素晴らしいです。
有田れいなはさすが、アドリブなんかも入れたりして、男っぽい声を出したときにはメンバーから「カッコいい……」という、漫画の女子校のような展開を妄想させる声も聞こえてきましたw
なんか、かつての吉澤さんみたいな位置にいるw
そして最後には、れいながアドリブで両手を広げ、「モモー!」と叫び、モモを抱擁。
もちろん喜び勇んで有田れいなさんの懐に飛びつくモモフクちゃん。
(ここで「いいなー!」とかん高い声で叫んだのは、たぶんまーちゃんだったような……)
ちなみに終わったあとの感想では、「ノリで田中さんを抱けて良かったです(ニヤニヤ)。感想はそれだけです(ニヤニヤ)」と変態全開で、もうどうしたらいいの←
それに負けじとりほりほ→「モモ役だったら田中さんを抱けたのに、って思いました」。
……ちょっと2人共、変態なのは良いけどさ、せめて「抱きつく」って言っておくれよ。「抱く」はダメだろ「抱く」はwww
りほりほがそう言ったあとの、客席の異様なざわめき……w
自分の近くからも、「『抱く』って……w」という苦笑が聞こえてきましたw
フクちゃんはもはや隠しようのない変態っぷりが爆発してるこの頃ですが、りほりほも相当だよねぇ。
普段はフクちゃんみたいにヲタヲタしてないぶん、余計に危ないものを感じるんですけどーw
そんな感じでこのコーナーは終了。
自分が観た回ではあゆみんの出番はありませんでした。残念。
そういえばあゆみん、最初の『アイドル日本流』の挨拶では、怪我のことで悔し泣き?しちゃったみたいですけど、最後の公演では前向きに挨拶していました。
あの性格からして相当悔しい気持ちでしょうけども、「とりあえず今は楽しもう」という想いが見えるような雰囲気でしたね。
なんだか健気に思えてきて、勝手に愛おしくなってしまいました←
はいまた長くなってきたけど②で書ききるよ!③はないよ!w
最後の企画は、劇中歌のライヴ!
(セトリはれいなブログ参照)
もちろん大槻さんも一緒に歌います。
なんて豪華なんや!
『ライダーマンの右手』や『違法再殺少女ドリュー』も盛り上がって素晴らしいんですが、『キマグレ絶望ありがとう』はやっぱり泣ける。
あの曲を聴いた瞬間、一気に「あのシーン」を思い出すんですよ。
今日、これまでにも物語を見てきて、このあとにも物語が続くかのような錯覚。
何度聴いても泣ける。『ステーシーズ」という物語を思い出して泣ける。
むしろ、舞台観てたときより感動したかも。
歌い手の技量はもちろんなんですが、曲そのものの力もあるんだと思います。
割とシンプルなメロディなんだけど、物語との合致具合がハンパじゃない。
あの曲を聴くということは、あのシーンを見ることに等しいんだと気付きました。
この物語の「どうしようもない切なさ」の部分を象徴する曲ですね。
そしてラストの『再殺部隊」。
この曲のヒートっぷりもハンパじゃない!
まさに、ロックバンドのライヴに来たような盛り上がり!
大槻さんのキーに合わせたらしく、れいなにはちょっと低めのキーでしたが、そこを感じさせない歌唱力はさすがとしか言いようがないっす。
大槻さんの歌声も聴けて(生で聴いたのは初めて)、なんとも豪華で贅沢な空間でした。
だってれいなが、あの大槻ケンヂさんと一緒に歌ってるんですよ?
正直、筋少女隊はよく知らないんですが(大槻さんすみません)、それでもこの状況が凄いことだというのはわかります。
夢の共演とはこのことか。
(※筋肉少女隊の世代って、メンバーのご両親くらいらしいので、無知をお許しください。一応まだ世間的には「若者」とくくられなくもないギリギリの年齢です自分……)
さてそんなわけでライヴも終わり、最後の挨拶。
「再演したい」と言うあゆみん、そんなあゆみんのことを気遣うフクちゃんとかまーちゃんとかズッキ。
この絆、なんなの(涙)
同じこと言うことになっちゃうから言及はしてなかったけど、きっと他のメンバーも同じ気持ちだったと(勝手に)思います。
なんか、「良いグループだなぁ……」としみじみ思いましたよ。
こうやって素直に気使い合って助け合うことができるのって、ホントに素晴らしい関係ですよねぇ。
アイドルだからとかじゃなく、この娘たちだからなんだと思います。
こんな関係性、作ろうと思って作れるものではないですよ。
巡り合いって、奇跡ね。
doは、「CDを出してほしい」という要望。
カラオケでも歌いたい、と。
それ賛成ー!ヘ(゚∀゚*)ノ
再演もしてほしいけど、サントラも作ってほしー!ヘ(゚∀゚*)ノ
れいなもノリノリで、「大人の方お願いしまーす!」
そして会長は、昔から特攻服に憧れていて(ヲタ「えぇぇぇぇ!」)、大槻さんの特攻服に高まっていましたw
今回も何度か空気を止めていた会長。
最後まで会長であったw
大槻さんは、「この原作は精神的にすごく辛いときに書いたもので……」という話の最後に、「でも書いてよかったー!」と仰ってくれました。
こちらこそ、書いてくれてありがとうございますm(_ _ )m
大槻さんの暗黒時代に乾杯!←
これでステーシーズ関連のものは終了ということで、れいなを筆頭にみんな寂しがっていましたね。
いやホント、再演してほしいですわー。
自分がもう一度観たいというのもあるし、観ていない人に今度こそは観てほしいという気持ちもある。
ファンはもちろんのこと、アイドルにも演劇にも興味のない人に、「騙されたと思って観てごらん」と強くおススメしてあげたい。
例え大きなお節介であろうとも、観終わったあとに文句は言われないと確信できます。
ということで、最後は全員で、客「は・む・えー!」→メンバー「うるせぇー!」と〆て終了です
あーおもしろかった。
8割くらい笑ってた気がする。
ステーシーズに関係するアレコレを見れた/聞けただけでも大満足です。
大槻さんは良い人だし、末満さんはおもしろいし。
ステーシーズよ、永遠なれ!
と叫びたい。
感想文、また懲りずに長々と書いてしまいましたが、暇過ぎて死にそうなときにでも読んでやってください。
……というのを最後に書いても意味ないよね。最初に書かなきゃねw
明日の『女子落語』も観たかったな~。