はい、昨日はがきさん主演の舞台『みのり』を観てきました。
しかし会場に着くのが時間ギリギリになるっぽいのに、池袋駅直前で電車が急停止したときはもうダメかと思いましたよw
どうやら駅で緊急停止ボタンが押されたらしい。
しかし幸いにも1分ほど止まっただけだったからよかったー。
で、駅を出たものの、会場がどこかわからない。
必死に歩き回って見つけたときはもうグッタリ。超疲れたw
そんなこんなで観劇しましたが、まだ今日の千秋楽公演が残ってるので(なるべく)ネタバレなしで感想を。
まずね、舞台が近い!
大きくない劇場だとは聞いてましたが、今まで行った中で一番近かったな。わずか数メートル先で繰り広げられるお芝居。
それにしてもがきさんが、みのりちゃんが可愛かった。
なんていうか、リスみたいな小動物がわちゃわちゃ動き回ってる感じw
リアクションがでかいんだけど、内気なところが超可愛いです。
衣装は、ほとんどが部屋着のジャージ。
一度だけスーツっぽいのと、可愛すぎるワンピースを着ました。
みのりちゃんは24歳の会計士を目指してるニートなんですが、なんだか二十歳そこそこの少女にしか見えない。良い意味で。
思うんですが、がきさんって役柄によって凄く変わるんですよ。オーラが。
例えば、「女優としてのカリスマ」は愛ちゃんのほうがあると(自分は)思うのです。
でもそれはある意味では、本当の「ハマり役」じゃないと真価を発揮しづらいということでもあります。
がきさんの場合、演じる役柄によって全然違う人になれる。
化粧次第でどんな女性にもなれる顔の人っているじゃないですか?それと同じで、役柄次第でどんな人にでもなれてしまう。
深い意味での「ハマり役」はないんだけど、どんな役でもマルチになりきってしまう才能というやつがある。
こないだドラマ『ATARU』に出てた愛ちゃんの役柄は、軽くていい加減な化粧の濃い女でしたが、高橋愛という人間にはあまり合った役ではなかった。ファンの目を抜きにしても。
でもたぶんあれを演じたのががきさんだったら、違和感なく演じてたような気がします。
それは女優としての「才能」ではなくて、「資質」の違いだと思う次第。
『リボーン』や『真田十勇士』の役が嘘のように、今回は可愛らしくてちょっと内気な「みのり」になっていました。
みのりちゃんにしか見えなかった。
……とかまぁ知ったようなことを言いましたが、とにかく可愛かったってことですよw
そう思ったということは、やはり素晴らしい演技だったということなのでしょう。
それと、がきさん小さい!w
最後、みんな出てきて挨拶をするんですが、並ぶとその小ささがより引き立ちますね。
出演者の中で一番小さいです。
モーニング娘。にいた頃はそこまで感じなかったことですが、やはり外に出ると小さいんですねぇ。そこがまた可愛いんだけども(・∀・)
そして他の出演者のみなさんも素晴らしかったです。
女優の秋本奈緒美さんは、さすがでした。
みのりちゃんと言い争うところなんて、迫力ありすぎて恐い。
自分がみのりちゃん(あるいは演者としてのがきさん)だとしたら、その迫力に怯んでしまいそうですw
あと、ヒョギくんはおもしろかったね~。
舞台の役柄とはいえ、あそこまでハジけられるのは凄いw
そして、市川大貴さん演じる東堂くんの立場……w
観た人にしかわからないことですみませんが、あんな気まずい空間なんて人生に一度あるかないかだよw
重要な役の、松尾敏伸さんも素晴らしかったです。声低いのに声量が物凄い。
といった感じで、ポクポクした気分になれる良い舞台でした。
で、最後の挨拶のとき、脚本を書いた坪田文さんが客席から呼ばれ、恥ずかしそうに舞台に上がって熱い想いを語ってくれました。
舞台はもちろん、新垣里沙とモーニング娘。が大好きだそうですw
ちなみに舞台には上がりませんでしたが、客席のは演出の吉田健さんもいましたね。
あ~がきさん可愛かったー。
がきさんのもう一つの舞台『タンブリング』はどうしよう……。