アイドル雑誌、『Top Yell』の今月号が素晴らしい。




Top Yell (トップエール) 2012年 05月号 [雑誌]/著者不明
¥780
Amazon.co.jp


(一応貼りますが、もうアマゾンでは買えない様子)



表紙にはでかでかと「ハロプロ帝国の逆襲」とあります。



ウルトラスマートのライヴ写真なども多数。

Top Yellさんの文章も熱い。



「過去よりも現在。現在よりも未来。ハロプロ帝国の逆襲が、いよいよ始まろうとしている」




さゆ・れいな・愛佳のインタビューも。



がきさんはモノクロページでロングインタビュー。どこを読んでも泣けてくる。



「ある時期から私の中でモーニング娘。は『好き』から『愛』に変わりました」




そして新人たちも。



《モーニング娘。次世代エース対談》と題して、りほりほとくどぅーが対談。



この対談もたいそうおもしろいんですが、なんといってもくどぅーのこの言葉。



「アイドル戦国時代とか言ってるけど、結局、この時代をスタートさせたのはモーニング娘。なんですよ!」



……工藤姐さん、一生ついていきますw



頼もしいにもほどがある。兵器だ。この娘たちはアイドル兵器だ。この時代の安っぽい「アイドル乱立状態」を打破してくれるのはこの娘たちをおいて他にない。



それにしても、新人2人のインタビューがここまでおもしろいというのも驚きだと思う。

こう言っちゃなんだけど、九期より前のメンバーは加入半年や1年程度でここまで刺激的でおもしろい対談はできなかったんじゃないかと思う。自分たちの現状(どう思われてるかなど)をきちんと把握して、尚且つそれを言葉にできる精神力。

色んな意味で脅威の新人たち。





娘。だけではありません。Berryz工房のライヴ『ベリーズステーション』の模様も大々的にピックアップされてます。



こちらは舞台裏の写真も多数。

ももちのリハーサル風景の写真に、「こんな真剣な表情の嗣永を、あなたは見たことがあるか!?」という文がついてておもしろいw



例のマネージャー、OTZ氏のお言葉も少しありましたw





その他には、SUPER☆GIRLSの前島亜美さんという方とスマイレージの花音ちゃんが、「大好きなBerryz工房を語ろう」というヲタ対談。



前島さんはももちファンらしいですが、両親に「高校生になるまでコンサート禁止」と言われているそうです。

早く行けるといいですね~。ライヴを観たら、もっとBerryzにハマることでしょう。




スマイレージ新メンバーの4人や、つんく♂Pのインタビューもあり。



つんく♂氏はやはり、「ミュージシャン」という芯の上に「プロデューサー」という膜が張り付いてるタイプの人だなぁと実感。

そこが一番、良くも悪くも他のプロデューサーと違う部分か。

自分はそれでいいと思いますけどね。やっぱり音楽に魅力がなくては。




他に、1994年生まれの、梨沙子ちゃん・愛理ちゃん・あやちょの3人で《ハロプロ黄金世代 三銃士Talk Battle》なる対談も。



梨沙子ちゃんと愛理ちゃんはともかく、そうかあやちょも同い年なのか……。

なんか新鮮な3ショットw



この対談もじつに興味深い内容でした。



愛理ちゃんが、「今のアイドルブームだって、たぶんもう少ししたらなくなると思う。でもそんなときでも対応できるように……」と語っていましたが、若くてもそういう冷静な視点を持ってるのはやはり10年目の成せる技でしょうか。





それ以外にも、モノクロページにちょいちょい小ネタがありつつ、読み応えたっぷりの内容でした。





うーむ、これは全日本人に読んでほしい勢いだなぁ。

少なくともアイドル好きならば必読。ハロプロ以外も載ってますしw



この雑誌を隅から隅まで読んでハロプロに興味を持たない人はいないんじゃないかと思うくらい濃いです。

雑誌自体も素晴らしいし、メンバーたちの語る言葉、そこから見えてくる人間性、他メンバーとの関係性、秘められた可能性などなど、この雑誌を片手に無人島に滞在できるレベルの濃さ。もちろん可愛いメンバーの写真も満載ですよ。




みなさん、これは買いですぜ!さぁ書店に急げ!




……と言いたいところだけどこの雑誌、発行部数が少ないのか、探すのに苦労している人も多いらしいです。



自分は運良く平積みされてる書店を見つけましたが、まったく見かけない書店も少なくありません。



最初に書いたとおり、今やアマゾンでも品切れ状態。今から入手するのはちょっと難しいのかもしれませんねぇ……。



もったいない。こんな素晴らしい雑誌を。

お値段だって良心的なのに。



こういう雑誌こそ大量に刷って入荷して、書店の棚に面出しするべきでしょうが。

愚にもつかないアイドル雑誌を大量入荷して在庫余らせてる場合じゃないっつうの!




入手していないみなさん。まだ間に合うかもしれません。書店を駆け回りましょう!あるいはネットを駆使しまくりましょう!





もっと不思議なことだって起きている



こんな可愛く愉快な娘たちがあなたを待っています(・∀・)