たとえ愛ちゃんが最後の卒業コンサートであろうとも、懐古主義に走らず、「最新」のモーニング娘。を見せようというところがつんく♂氏のプロフェッショナルなところだと思う次第です。



今回のツアー、まだ発売していないアルバム曲が結構披露されているようで、そこにそういった姿勢を感じますね。



音楽に限らずですが、表現者というのは常に前を向いているべきで、過去にどれだけ素晴らしい仕事をして、周りがそれを褒め称えようとも、「ああ、そんなこともあったなぁ」というぐらいの気持ちでいるのが『プロ』なのではないかと、僭越ながら考えています。



自分は、なるべく『保守的』にはなりたくないと思って生きています。



幸いハロプロは、表現者(つんく♂氏やハローのメンバーたち)はもちろんのこと、ファンのみなさんも常に「最新が最高」と思っている方が多いように見受けられます。



少なくとも、「あの頃のほうが良かったよねぇ」という声はほとんど聞きません。

どんどん素晴らしくなっていくメンバーたち、そして楽曲やパフォーマンスその他諸々のお陰でしょうかね。



ハロプロのファンで良かったと思える瞬間です。




そういえば真野ちゃんが舞台に出演するらしいじゃないですか。



『美男ですね』という、韓国ドラマを日本のドラマにしたものを舞台にしたもの、らしいです。(ややこしいw



ですが真野ちゃんのtwitterを見ていたら、なにやら一悶着あった様子。



なんだどうしたと思ったら、キスシーンがあるとかないとかのことであーだこーだ言う人がいるみたいです。



真野ちゃんのファンが言ってるのか、それとも他の共演者のファンなのか、ってゆうかそんなシーンが本当にあるのかどうかはよくわかりませんが、なんだそんなことかい。たかがキスシーンぐらいで。



しかしこういった世界(芸能界)に於ける批判や反対意見などは、絶賛や肯定意見と同じくらいに重要なものなのではないでしょうか。



場合によっては、絶賛よりも批判のほうが大事だったりします。

少なくとも本人にとっては。



それは「批判をちゃんと受け入れる」ということではなく、「批判をどれだけ客観的に捉えられるか」ということです。



批判されて落ち込むのではなく、「おお、おお、かわいいヲタたちが騒いでおる。愉快愉快(・∀・)」ぐらいにどーんと構えていてほしいところ。



あらゆる人に好かれようと思って作り上げた作品は、それなりの固定ファンにしか届かないものです。



つんく♂氏も言っていましたが、そのとき反対されたり批判されたりした仕事のほうが、のちに大きな成果となっているものなのですね。

(とはいえ『アイドル』という職業柄、好かれることももちろん大事ではありますが)



極端に言えば、プロとは「批判」されてこそ価値がある、という話です。





とまぁ、めちゃくちゃ偉そうに書いてしまいましてすみませんm(_ _ )m


しかしこれこそがまさに、さっき書いたことなのですよ。



みんなに納得してもらえるような内容ではなく、反発されるような、良くも悪くも誰かの琴線に触れるような内容を書くことが、結果として見る人の心に残るということです。



この文章がそうであるかどうかはともかく(たぶん無いだろうけどw)、真野ちゃん舞台頑張ってねーというお話でした。




なんというか、ファンも甘えてちゃいかんよね。

ただ好きなアイドルの活躍を見てればいいってもんじゃなくて、ファンも成長する必要があると思うのさ。



自分の『理想』ばかり相手に求めてないで、一緒に成長しなきゃね。



アイドルとはいえ、『人間』を相手にするのであれば、それは当然なことだよ。



スマイレージの新メンバーのときもそうだったけどさ、他ならぬファンが「ずっと同じところにいてよ~」なんて言ってちゃダメなのさ。



保守的な姿勢からは何も生まれないし、何も生まれないような相手(この場合はアイドル)なんて、見ててもおもしろくないじゃないか。



ファンが、好きなアイドルの活動の邪魔になるような事態だけは避けたいですよ。




と、急に砕けた口調でまたもや偉そうなことを書いてみましたw




いい加減終われよ、という声が聞こえてきそうなので終了。



無駄に長文ですみませんm(_ _ )m