ネタがないので、雑談を。
『アリス・イン・ワンダーランド』を見たら、原作の、ルイス・キャロル(本名、チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンあるいはドジソン)著、『不思議の国のアリス』を読みたくなってきた。
映画は……(↓に書いたけど、「お前の感想など聞きとうないわ」、という方はスルーでお願いします。ネタバレしてます。すみません)
残念な出来でしたね。
映像は綺麗だったけど、ストーリーが……。
まともでした。
まとも過ぎるくらい、まともでした。
ワンダーランドも、その住人も。
『アリス』の不条理さ、ナンセンスさが欠片もない。
チェシャ猫があんなにつまらないキャラになるとはw
単純な勧善懲悪のお約束ストーリーで、「次はこういう展開になるんだろうな」、という風に簡単に想像できて、実際その通りの展開になる。
剣で化物を倒して、めでたしめでたしってオイ。
しかも最後は、成長したアリスが亡き父の事業を継ぐために故郷を離れる。
あぁ、現実。
あれだけのファンタジーな世界を見せられたあとに、「所詮はおとぎ話ですよ。現実を見なさい」、と言われてるかのような、夢も希望も幻想も不条理もないラスト。
あれがあの、『不思議の国のアリス』の現代版なのか。そうなのか。
やはり大人に(19歳)になったアリスのファンタジーなど、現実を強く生きるためのちょっとした後押しでしかないのか。
原作と比べるのはどうなのよ、とも思うが、『アリス』を大々的に名乗っている以上、それは仕方がない。
誰もが知ってる傑作童話ですからね。
あの『アリス』を期待するなというほうが難しいですよ。
良かったのは、アリスが穴に落ちてから、ドアがある部屋を抜けるところまでかな。
あそこのワクワク感は良かった。
あの『アリス』の世界で、これからどうなるの、って感じで。
そこがピークでしたw
あ、あと、主人公の女性の顔の白さには驚きましたw
……なんか映画の感想なんて書くべきじゃないと思ったけど、あまりにネタがなくて書いちゃいましたすみません。
しかも悪評を。
あくまで、自分には合わなかったという話です。
ってゆうか、微妙に旬じゃない話題だよねw
映画公開のときでもないし、レンタル開始して結構経ってるし。
ま、いっか(・∀・)