私見ですが、フィクションでは(特にTVドラマ)、お金持ちの人間は性格が悪く嫌なやつで、貧乏な人間は人情にあふれて性格の良い善良なやつ、という図式が多いような気がします。
ほんと、うんざりするぐらいこの図式は多い。
(特に、貧乏人が主人公、という場合はこれが顕著にある)
はたして本当にそうでしょうか。
お金を持っている人間のほうが、精神的にも経済的にも余裕があり、穏やかな人間である場合が多いと思うのです。
逆に貧乏な人間は、経済的に苦しいのが影響してか、精神的にも余裕を失くし、荒々しく、愚痴ばかりこぼし、他人を罵倒してばかり、という場合のほうが多いと見受けられます。
一応弁明しておきますが、これらの表現は、やや過剰に装飾した表現です。
必ずしもこうとは限らないし、もちろん逆の場合もあるでしょう。
あまりにフィクション(特にTVドラマ)では、初めに書いたような図式が多いので、反論をしてみたのです。
決して、どちらかを侮辱する意図があったわけではありませんのであしからず。
そういえば、不良ドラマなんかでも、不良は、ワルだけど実は良いやつで、真面目な優等生は、実は腹黒い嫌なやつ、という図式が多いですね。
これらは、劣等感を正当化したいという願望の表れなのでしょうか。
いずれにしても、フィクション(特にTVドラマ。しつこい?w)は、そろそろこういったお決まりのパターンを改めたほうがいいように思うのは僕だけでしょうか。僕だけかもしれません。
こういうことを周りの人に言っても、大抵、賛同は得られません。
少数派の茨の道を、ひとりで歩くしかないのです(涙)。