ブログを始めてみて、より実感したことがある。



それは、思考の言語化=単純化であり、簡略化である、ということだ。



思考というものは、非常に抽象的な概念であって、それを言葉に還元してアウトプットするのは、容易ではない。

どうしたって、言葉では伝えきれないものが残ってしまう。

ライヴや舞台などを観て感想を書いたところで、そのとき感じたことを、余すことなく言葉にできることなど、そうそうないだろう。

今こうして書いていても、言いたいことの半分も言えてないな、と思ってしまう。



「ただの、お前の力量不足だ」と言われてしまえばそれまでだが、脈略なく縦横無尽に駆け巡る思考を、理路整然とした言葉に置き換えるというのは、単純化というリスク無しではとうてい行えないものではないだろうか。



言葉にしなければわからないこともあるし、言葉にしたからこそ心のモヤモヤが晴れる、ということもある。



しかし、言葉にすることによって失われてしまうものもあるのだ。



そのバランスが、難しい。精進しよう。



たまにはマジメなことを書いてみる~。