主に、小説やアニメなんかのフィクションに多いことなんだけど、女性キャラのセリフって、よく考えると不自然なものが多い気がする。



例えば、よくあるのが、「~だと思うわ。」とか、「~でいいのよね?」とか、「私も好きなのよ」とか。



実際にそんな風に喋る女性には会ったことがない。



~わ、とか、~よ、なんて普通言わないですよねぇ。



もっとヒドイときには、「~ですわ」とか。

貴族か!と、つっこみたくなるw



でもそれでも、フィクションの中では、それほど不自然に感じない。

実際にそう喋ったらおかしいはずなのに、本やアニメの中ではそれが自然に思えてしまう不思議。



そもそも、フィクションの中でも、映画やドラマなんかは、より自然な演技が要求されるものだ。

しかし反対に、小説や漫画やアニメ、それに、舞台やミュージカルなんかは、少し過剰な演技をするものが多い。

不自然こそが自然に思える、特殊な性質である。



要は、それぞれの性質に合った演出をしている、ということなのかな。