チェイサー
試写会＠よみうりホール
映画は前評判を「極薄」に知るぐらいで観たい派。
実際ＴＶで気になる映画の宣伝してる場合、薄目でさわりだけしか見ないよ。
観ようと思ったらＴＶで紹介されてるのも雑誌に載ってるのも見ない。
俳優・監督・著名人のコメントとか先に知っちゃうと無理矢理納得しちゃったり
付加価値がついてみえちゃったり面倒なんだもん。
（ってことはもしやアタシって学歴・経歴etc肩書きに弱いのかな？！）
ってことで「チェイサー」。もちろん前知識なし。
オチがハッピーエンドじゃない、ましてや「泣けない」とか陳腐な感想は言うつもりなく。
グロいってのもね～別にいいんだよ。そういう騒ぎ方はしたくないの。
「救いがない」っていう結末があったとしても作品だからね。
でもこの映画って深そうで薄っぺらいっつーか
彼らがそれぞれの思いに至る過程がイマイチ不明瞭だし、
なら逆にそこを取っ払ってドキドキ（クライム・アクションってやつ？）娯楽映画に
するには半端に暗いし、
劇中の矛盾点とか見逃してあげるタイプなんだけどさ、
エーじゃあ鍵がなくてどうやって入ったんよ？
突っ込んじゃ無粋なとこに神経がいっちゃうのよね。
（留守電の内容はちょっとせつなかった）
「そんな暴力は現実の世界だけで沢山だよ」と思う反面
精神的な描写では残酷さがイマイチゆるい。
すでにじゅうぶん嫌な映画だけど、もっと嫌な映画に作ればいいのに。
これって韓国では大ヒットなんだ～・・・国民性ってやつなんスかねぇ？
星座、血液型云々、人間をカテゴライズするのって趣味じゃないけどねーー。
ふーーん。
日本ではＲ１５指定。Ｒ１８でもイイ気がする