っていう本を数年ぶりに読みました。短編集で読みやすい。
これは夏のド田舎の昼間に読むにはもってこい。
とにかく恐怖のどん底に突き落としてくれること間違いなし。
なぜそんなに怖いかって、外的な恐怖でなく内的な冷たい恐怖が下から上へ這上がるように全身を襲ってくるから。
これは山に囲まれた正真正銘の田舎で読めば効果倍増です。
話の舞台が田舎になってるから重ねやすく、もしかしたらこの土地にも…なんてガクガクブルブルできる。

そして何より、人間の描写が上手いので心理に対しての怖さをひしひしと感じられる。
恐怖を感じ、逃れようとしながらも、疑い、確信へ変えることで自らの手で闇に落ちていく主人公の苦しさこそが恐怖を与える。
この夏を涼しくしたいアナタ、本貸します。