「浪人生の母・応援団長&サポートコーチ」の慧子です。
予備校も夏期講習が始まりましたね。
現役生は インターハイだ、甲子園だ、
と忙しくも楽しく充実した時間を過ごし、
そろそろ本気モードに切り替わってくる頃。
彼らがまだ落ち着かなく過ごしているこの時期、浪人生はオープンキャンパスに行く予定を立ててみてはいかがでしょう。
今年は多くの大学が「リアル開催」をメインにしているようです。
「それ、高2のときに行くものでしょ?」
「浪人生はふつう行かないよね?」
いえいえ、そんなことはありません。
再チャレンジを決心してから約4ヶ月。
来る日も来る日も勉強だけ。
なんのお楽しみもない毎日を淡々と、
捲土重来の思いを抱いて過ごしてきたはずです。
なぜ自分はまだ受験勉強をしているのか、何が問題だったのか、何をしなければいけないのか・・・
「過去」と「現在」のことを考え抜いたことでしょう。
このあたりで少し「未来」に眼を向けてみませんか?
大学に行くとどんな生活が待っているんだろう?
何をどんなふうに学ぶんだろう?
大学で得られるものはなんだろう?
そして、「キャンパスに立っている自分ってどんなだろう?」
↑ 北海道大学構内
目標を達成するには、達成した状態を
「まるで見てきたかのように」
思い浮かべるとよい、と言われています。
「わたしは○○大学に入学して キャンパスの中を歩いている。
横には友達がいて、サークルや授業の話、どこの研究室に入りたいなんて話をしている。
授業はわからないこともあるけれど、深いなぁとワクワクするし、好きなことを勉強している充実感がある。」
といった具合に。
オープンキャンパスに行けばよりリアルにイメージできるでしょう。
そして、来年は絶対ここに来てやろう!と思えることでしょう。
その強い思いが行動につながります。
オープンキャンパスでは、大学ごとにさまざまなメニューが用意されています。
8月上旬に行う大学が多いですが、7月から始まっているところもあります。
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「オープンキャンパス 一覧」で検索すると、
いろいろな大学の情報を一気に見られます。
夏を過ぎると浪人生も「無我夢中モード」から「現実を見るモード」になっていきます。
思うように成績が伸びない、
少し疲れてきた・・・というときに
オープンキャンパスで味わった感覚は力になります。
「あの感覚を味わいたい」という気持が踏ん張るエネルギーになるのですね。
私も8年前は長女を連れて行ってきました。
その大学へは進学しなかったけれど、「行ってよかった」です。
長女のやる気は爆上がりしましたし、
現役学生が家探しやバイトの話を聞かせてくれ、親子共々「大学での生活」というものがイメージできました。
第一志望校が遠くて行けない場合は、地元の大学でもOK。
「大学」という雰囲気を味わうには充分です。
イベントに参加しなくても、ただキャンパスを見てくる、もあり。
もし第一志望校に足を運べるなら、そこで写真も撮ってきてください。
「合格した自分」をリアルに想像できます。
一方、次男イチローは いくら勧めても頑として拒否。
時間がもったいない。オープンキャンパスなど行かん!を貫きました。
もちろん「行かない」という選択もOK。
ここ、数少ない親の出番です。
「行ってもいいかもね?」と声をかけてみる。
なんなら息抜きがてら一緒に行ってくる。
親子で大学生活をイメージする時間になりますように・・・・
応援しています!