「浪人生の母・応援団長」の慧子です。
前回2回の内容をまとめます。
★大学に入ることがゴールではない
将来、どんな社会人になりたいのか
どんな人生をおくりたいのか いま一度考える
明確な答えが出ないときは、大学でどんな勉強がしたいか
どんな経験をしたいか、どんな力を身につけたいかを考える
★譲れない条件は何かを整理して折り合いをつける
大学?学部?住む場所?経済的な制約?
★最後は本人が決める
もう一つ 選択肢として・・・
「〇〇大学で△△の研究をしたい」が明確なら
「〇〇大学の大学院を目指す」という方法もあります。
最終学歴を ” いわゆる有名大学 ” にできる、
という意味ではありません。
そういう気持ならお勧めしたくありません。
あくまでも、○○大学の△△研究室に行きたい!とか
○○大学の●●先生の元で勉強したい!という
明確で強い意志がある場合の選択肢だと思います。
子どもたちの多くは入学した大学に馴染んでいきます。
「ここでよかったよ。もう〇〇大学のことはいいや」となります。
学んでいくうちに興味の方向性が変わることもあります。
でも、4年間「〇〇大学の△△の研究室」に対して
強い思いを持ち続けるのなら チャンスはある、
ということです。
特に理系の場合は大学院進学率が高い。
まずは、今入れるところで4年間がんばり
勉強して十分に情報を集めて大学院入試に臨んだっていい。
簡単ではないですが、選択肢の一つになります。
<おまけ>
家を出るかどうかの判断について。
「一人暮らしは不安。この子には無理」と
思う方もいらっしゃるかも。
また、都会の方が地方にお子さんを送り出す場合
何かしらの「がっかり感」を伴うことがあるようです。
でも、本人が行きたいと言うのなら大丈夫。
逞しく成長します。
そもそも、世の中に 親元を離れて
一人で学生生活を送る学生は約4割*いるのです。
( *独立行政法人日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」)
そして離れていてもできるサポートはあります。
今の時点で悔いのない選択を。
応援しています!