浪人生の母・応援団長の慧子です。

 

昨日は「父の日」。

みなさんのお宅ではどんな1日を過ごされましたか?

 

私は近くに住む義父をワクチン接種会場に送迎。

早く若者たちにもワクチンが届いてほしい!!



さて、同じ受験生の母でも
高校受験や現役での大学受験と違って
「浪人生の母」の辛さは次元が違う、と私は思います。

それは

1.現役のときと違って「後がない」から
2.思うように成績が上がる保証がないから
3.とにかく先が見えないから

辛さの大きな原因は「不安」です。



不安は「なにかがうまくいっていない」という感覚で、
そもそも脳は不安を感じるようにできているのだそうです 。

(スタンフォード大学ケリー・マクゴニガル博士)

また、不安は突然湧いてくるものであり、
「小さな事実」を理由として後付けし、
胸の中をモヤモヤさせるということです。


浪人生の母にとって、モヤモヤを発生させる
「小さな事実」は そこらじゅうにあります!

やる気がなさそうに見える、

生活のリズムが乱れている、
食欲がない、

模試の結果が思わしくない・・・。

不安になるのはあたりまえ。
不安になってもしかたない。

だから、不安になってもいいんです!
うまく手なずけていきましょう。


こんなときは まず深呼吸。
気づかないうちに意外と浅い呼吸になっていますよ。

たいてい背中が丸まって猫背になっていますから
少し上を向いて肩甲骨を寄せ、大きく息を吸い込んで
長〜く吐きましょう。

時間があれば、散歩をするとか 
好きな音楽を聴くとか アロマを焚くとか
自分のお気に入りの方法でリラックスするのも◎。


それでも不安が存在を主張してきて、
どうせなら徹底的に向き合いたいというときは
「認知行動療法」を試してみては?

少し長くなりますが、8つのステップがあります。


深呼吸してから紙とペンを用意して・・・

1.何が起こったのか、事実を書き出す
 (例:子どもが落ち込んでいる)

2.そのときどんな気持になったか
 (例:困った!どうしよう)

3.どんな考えが頭に浮かんだか
 (例:このままやる気がなくなって、勉強が進まなかったらどうなっちゃうの?)

4.「そう考えたのは、〇〇という事実があったから」
  の〇〇に入る言葉を考える
 (例:そう考えたのは模試がE判定で、
    子どもの表情が暗かった という事実があったから)

5.「一方で、◎◎という事実もある」の◎◎に入る言葉を考える
 (例:一方で、毎日予備校に通っている。
     授業のあとは自習室で勉強している)

6.4と5の文を「しかし」でつなげてみる
 (例:模試がE判定で、子どもの表情が暗かった。しかし、一方で、毎日予備校に通っている。授業のあとは自習室で勉強している)

7.これで少し気持が楽になればOK。新しい考えが浮かんだらメモを。
 (例:予備校に行けるんだから、生活リズムはできている。
    自習する気力もある。まだ時間もある。自分なりにいい方法を見つけてくるはず)

8.今の気分を書く
 (例:一緒になって落ち込んでもしかたない)

このステップを実行してみてください。
書き出すことで気分を変えられます。


 

今日もよい1日を。

応援しています!

 

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