「浪人生の母・応援団長」の慧子です。

 

なかなか梅雨があけませんね。

引き続き、大雨に警戒が必要なようです。

北海道は一年でもっとも暑いはずの一週間・・・

それなのに、今日は肌寒いほどの気温でした。

 

 

さて、前回は

無力感を感じて味わい尽くすのは
次へ進むための大事な一歩。

無力=無用ではない。
だから新しい役割をさがしに行こう。

 

ということを書きました。


では 経済的支援や、お弁当作り以外に
親にできることは本当に何もないのでしょうか?

そんなことはありません。
親として、子どもに教えられることも
手助けできることも ちゃんとあります。


ただし、その方法はこれまでとは違います。

一つは伝え方。

(1) 「〇〇しなさい」
(2) 「こっちのほうがいいよ」
(3) 「〇〇しなければ ××になるよ」

ではなく

(1) 「〇〇するのはどう?」と提案する
(2) 「AとBがあるよ。Cというのもある。」
   と情報提供する
(3) 「お母さんにもこんな経験があって・・・」
   と体験談(失敗談)として伝える

どの伝え方も、親が方向を決めていないことにお気づきでしょうか?

提案を受け入れるか、与えた情報を使うか

それは子どもしだい。
「あとは、どうするか自分で決めてね」
という態度です。

選択の結果がどうであれ、子どもの考えを尊重します。


そして、親の思いは「I(アイ)メッセージ」で
伝えてください。

Iメッセージとは「主語がI(わたし)」である
メッセージのことです。

日本語って、主語があいまいです。
たとえば「ダメね!」というのは
「(あなたは)ダメね!」という意味です。

これでは相手を評価していることになり、
言われた方は自己肯定感が「ダダ下がり」。

これをIメッセージで言い換えるとしたら
「お母さんはダメだと思うよ」
さらに「ダメ」という否定語を使わず
「お母さんはあまり感心しないな」
だと、なお 受け取りやすいですね。


もう一つ、子どもに何か指摘したくなる場面で

(1) 「またゲームしてる!」
(2) 「いつまでダラダラしているつもり?」
(3) 「やる気ないの?」

こんなこと、言いたくなりませんか?

「思った瞬間、言ってる!」という方も

「もちろん言いたいけど我慢して言わない!」
という方もいらっしゃるでしょう。


もしくは、さりげなく態度で
「言わなくてもわかるよね?」

という空気を醸していませんか?


何か指摘したいときは、
「怒る・叱る」「態度で示す」よりも
「フィードバック」という方法を使うと効果的です。

フィードバックとは、自分に見えたこと
聞こえたこと、感じたことを
すぐに、率直に相手に伝えることです。

「もう1時間もゲームが続いてるんだね。」

「さっきからずっと動けないみたいね。」

「なんだか調子が悪そう・・・。」

ゲームが続いている、動けない、テンションが低い
「見えたまま」のようすを伝えます。


くれぐれも 声がとげとげしくならないよう
フラットに言ってみてください。

その後で「Iメッセージ」を使って

「心配だよ」「気になるよ」と伝えることもできます。

上手に親の思いを伝え、
指摘することは指摘して
成長を楽しみに見守りましょう!

 

応援しています!

 

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