「浪人生の母・応援団長」の慧子です。

 

全国で大雨、洪水の被害に遭われた皆さまには

不安な時間をお過ごしのことと思います。

 

そこに、浪人生もいるかもしれない。

心からお見舞い申し上げます。

1日もはやく、日常が取り戻せますように。

 

 

 

さて、世の中に受験の母はたくさんいますが

浪人生の母には特有の辛さがあります。

 

浪人したから成績が伸びるとは限らないし

周りに同じ境遇の仲間が見当たらないし

もう後がないし

・・・・・・・

しかし、辛い辛いと言っているだけでは先へ進めません。

「勉強させる」「成績を上げる」「合格させる」・・・

受験に関わるさまざまな「〇〇させる」
残念ながら、そこに親の力は及ばない。
無力感の根本はここにあると考えます。

「どうしたらいいんだろう。何もできることがない」というのが無力感。



受験は子どもがするものだから当たり前といえば当たり前。
それでも「何かできることがないか」と考えるのが親心です。


そもそも模試の結果とか合格は、
受験する本人の努力はもちろんですが、
努力で解消しきれない得手不得手や
競合する受験生がどんな人たちか、
また当日のコンディションがどうかといった
不確実な要素を含むものです。

だから「絶対」や「100%」はありえません!

さらに、
「親が子どもの成績や受験結果に決定的な影響を与えることはできません」。


母はむしろ、徹底的に無力感を味わっていいと思います。
この無力感は子どもの自立、子離れに通じるものだからです。

「私の出番はここまでなんだ」と母が思い知ることは
健全な子離れのステップではないでしょうか。

だからといって、母が無用なわけではありません。
役割が少し変わるだけです。
親の願いはいつだって「子どもの自立」のはず。
そのゴールに向かって親子関係が新しいステージに進むのです!

無力感を感じて味わい尽くすのは
次へ進むための大事な一歩。

無力=無用ではない。
だから新しい役割をさがしに行こう。
私自身、今もこの言葉を自分に言い聞かせています。

 

続きはまた次回・・・。

 

応援しています!

 

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