「浪人生の母・応援団長」の慧子です。

 

コロナウィルスの影響が社会生活にも及んできました。

北海道では先週末、外出自粛の要請が。

私の勤める専門学校でも卒業式の規模縮小が決まりました。

さて、まもなく国公立大学の合格発表が始まります。

中期・後期に向けて
まだまだ気を抜かずに勉強を続けている浪人生もいるでしょう。
もうひとがんばりです!


2年前の今頃は、次男イチローも前期試験を終え
浪人仲間の情報がちらほらと聞こえ始めた頃でした。


  私立の合格を決めて、国立も期待大
  私立の二次募集にチャレンジ中
  国立は難しそう、私立一校ここしかない

などなど。


イチローの浪人仲間の中には
センター試験の結果が昨年より大幅にダウンという子もいました。

もともと現役の時から優秀で、
浪人してからの模試でもず〜っと好成績を維持。
仲間内では「T大かK大だよね」と噂されていた子です。

それがセンター試験本番で、まさかの大失点。

こういうこともあります・・・。
なぜなら「それが試験だから」。

実力そのものはもちろんですが

その当日のコンディションに影響されたり、
いろんな偶然が重なったりして点数が決まってしまう。

それに、今年はセンター試験の最終年。

来年からの新しい試験への「つなぎ」の意味合いもあったのでしょうか?


数学が難しかった
出題傾向が例年とは違った
そんな話も聞かれました。


現役時代とは別のプレッシャーが
のしかかることもあります。

「浪人したんだから楽勝でしょ」

いかなる状況でも確実に目標点がとれるよう、
演習や模試を重ねるわけですが、
世の中に100%はありません。

たとえ「98%の確率で大丈夫」であっても、
残りの2%に当たることはあるのです。

しかし・・・
1年間積み上げてきた努力が消えてしまうわけではない。

たまたま試験で点数がとれなかったとしても、

知識量はもちろん、自分に向き合った経験、

つらさを乗り越えてきた日々の積み重ねは

必ず浪人生を大きく成長させています。



どんな結果が出たとしても、
頑張ったこと努力したことは揺るがない事実。

親としては、積み重ねた事実に目を向けてあげたいです。

そして、どの大学に進むことになっても
まず親が心から
 その大学を好きになり
 我が子の母校となることを嬉しく思い
 お疲れさま、頑張ったよねと言ってあげられる。

いま、好きでなかったとしても
「好きになる」のは自分の意志でできること。


自分がその気になれば
「いいところ」「好きなところ」は見つかるはず。


その大学はどんな学生を育てようとしているのか
学長はどんなメッセージを発信しているか
力を入れている教育やユニークな研究は?
魅力的なサークルやボランティア活動などは?
どんな卒業生がいるんだろう?

私はそんな心構えで発表を待ちました。
全国の浪人生の母もそうであってほしいと願っています。


あと数日で発表ですね。

 



落ち着かない毎日でしょうが、
「いま、ここ」に集中して過ごされますように。

 

応援しています!

 

 

「もしかしたら、浪人するかも・・・」と

考えている「現役生の母」へ

こちらはお読みいただけましたか?

「浪人、しますか?」