アトリエが移転して初のチーズ講座は、リースリングがテーマでした。

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ちょうど梅雨もあけ、真夏の日差しを感じながら味わうにはぴったりの品種です(笑)
リースリングは、がっしり芯の通った酸と華やかな香りが特徴。ボディの厚みも見逃せませんよね。

今回選んだのは、こちらのワインたちニコニコ



定番アルザスの『ヒューゲル』
ドイツのトップ生産者の一人、『フリードリッヒ・ベッカー』
そして、ニュージーランドのネルソンでは定評のある『オールド・コーチ・ロード』

どれも個性的。同じ葡萄品種でここまで違うか?と驚かされます。
本当は、アルザスには『マルク・クライデンヴァイス』を要していたんですけどね。
まんまとブショネで断念しました(涙)

さて、このワインに合わせたチーズはこちら~♪

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上から時計回りに、

フレッシュな山羊にヴェルガモットの香りを効かせた『シェーヴルベルガモット』
珍しい国産のセミハードシェーヴル、富山県Y&Co.チーズ加工舎の『カプラ』
バスク地方の羊乳チーズ『プティ・アグール』
ミラベルの蒸留酒で洗ったアルザス地方のウォッシュ『ペール・アントワーヌ』

山羊は、単純なものよりは香りをつけたり熟成させたりしたもののほうが相性はGood。
リースリングの華やかな香りと強めの酸にも負けません。

羊のミルキーな甘さは、逆にこの酸を包み込んでくれる感じ。
ペール・アントワーヌは優しいウォシュですが、やはり少しパンチのつよいリースリングのほうが相性がいいですね。
これ、本当はクライデンヴァイスのリースリングを念頭にセレクトしたんですが。。残念。。


そして、一品料理はブルーチーズを使ったサラダ。
黒蜂蜜とヘーゼルナッツオイルのドレッシングで。



ブルーとリースリング、そのままだと酸味と辛みが喧嘩してしまってあまり相性よくないのですが、
シャキシャキとしたレタスの食感と瑞々しさ、そして甘みの強いドレッシングにナッツの香りを添えることでバランスをとります。

香りの華やかなニュージーランドのリースリングも、これならばっちりラブラブ


こうして橋渡し役をちょっと加えてあげるだけで、
味わいのバランスはいくらでもとってあげることができるんです。

マリアージュって、ほんとにおもしろいですよね~ニコニコ


さて、まだまだ暑さの続く来月は、日本の夏にぴったりの『甲州』がテーマ。
どんなチーズが出てくるか、みなさまお楽しみに~♪



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