毎年、お手伝いをさせて頂いている「サロン・デュ・ショコラ」ですが、
今年は伊勢丹の建物を飛び出し、NSビルで開催されています。

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今までより、会場は1.5倍ぐらいになったのかな?
天井も高くなり通路も広くなりましたが、それでも混雑時は歩けないほどの人ごみ…。
最近のショコラ人気は本当にすごいですね~!

最初にお手伝いをさせて頂いたのが2004年だったと思うので、今年でなんと12年目。
出店しているショコラティエの数もどんどん増えて、
あっという間に驚くほど規模の大きなイベントに成長してしまいました。


そしてこの12年間、私が担当するのはいつも「メゾン・フェルベール」と決まっています。

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フェルベールさんと言えば、サロン・デュ・ショコラ開始当初からこのイベントを支えてきた重鎮。
新しいショコラティエが次々に登場して注目を集める中、コアなファンの心を掴んで離さない不思議な魅力を持っています。

当初、ひっそりと始まったこのイベントが、彼女のジャム人気ひとつにどれだけ支えられていたか、今では想像もつかない方も多いかもしれませんね。


でも、彼女のスタンスはいつの時代も変わりません。
いつでもどこでも、誠実に、ありのままに、愛情を込めて仕事をします。

そんな彼女の側に毎年のようにいられるのは、本当に光栄なことだなあと思います。
彼らはとにかく変化を嫌うので、「いつも同じ人がいる」ということがとても大切なんです。
私は力不足な人間なので、本当は最初からもっと有能な人が側に居ればよかったんでしょうけどねσ(^_^;)

以前も書いたかもしれませんが、

「新しいものに価値を見いだす日本人と、変わらぬものに価値を見いだすフランス人」

この価値観の違いは大きいです。

あまりにピュアで誠実すぎる彼らにとって、
新しいものに飛びつく日本のマーケットは時に冷酷に感じられるもの。

だから、同じ価値観をもって同じように毎年足を運んでくれるお客様に対する彼女の感謝の気持ちたるや、私たちの想像を遥かに上回るものがあります。

最近は年のせいか涙もろくなっちゃって…って言いながら、
目を赤くしては一人一人の手を握ってお礼を言っています(笑)


フェルベールファンのみなさま、どうかぜひ今年もサロン・デュ・ショコラに足を運んで、
彼女の手を握って声をかけてあげてください。
みなさんの変わらぬ愛情が、彼女にとって大きな大きな活力になります。


今年の会期は日曜日まで。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております♪♪